やまめの庭つくり

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秋の花part2

2008-09-19 | 植物
三溪園で秋を感じる植物たちを見ました.



カラスウリ(ウリ科カラスウリ属)

学名:Trichosanthes cucumeroides

花がとても変わった形で一度実物を見てみたいものですが,夜間しか咲かないということで,なかなか見るチャンスがありません.

秋に色づく実の中には,打出の小槌に例えられ,お財布に入れる縁起物とされることもあるような,面白い形の種が入っています.

これも,是非今度実物をゲットしてみたいものです.



フジバカマ(キク科ヒヨドリバナ属)

学名:Eupatorium fortunei

ご存じ秋の七草の一つですが,秋の七草は春の七草と違って,観賞する植物ですねsearch

葉や茎は無臭ですが,乾燥すると葉の成分が加水分解して桜餅の香りがするそうですitem8





ヤブミョウガの花と実.

ヤブミョウガ(ツユクサ科ヤブミョウガ属)

学名:Pollia japonica

‘ミョウガ’という名前が入っていますが,ミョウガはショウガ科なので,関係ないそうです.花は,1株に両生花と,雄花が付いています.



ヒガンバナとハギ

ヒガンバナ(ヒガンバナ科)

学名:Lycoris radiata

日本に生えている彼岸花は遺伝的に全て同じで,三倍体のため,種子で増えることが出来ない.

中国から伝わった1株の球根から,株分けの形で広まっていったらしいのですが,それにしては色々な場所で見かけます.

わざわざ植えたんじゃないでしょーyellow5というところにも咲いていますね.

子供の頃は,この花が家の近くにあると火事になる,と教えられていたので,今でもキレイだなと思いつつ,なんとなく遠くから見るだけの花になっています.


ハギ(マメ科ハギ属)

学名:Lespedeza thunbergii

秋のお彼岸のおはぎと春のぼた餅は同じものだということを最近,確信を持てるようになりました.

秋は萩にかけて.ついでに小豆は実がまだ柔らかいのでこしあん,だそうです.

春は牡丹にかけて.

季節感を生活に密着させていた日本人の生活と感覚ってすごい.

自分の身体やDNAに,この風流を好む日本人としての感覚,残っているのでしょうか・・・

残っているといいなham