やまめの庭つくり

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

汐入の庭と公園

2009-05-14 | 庭園見学
先日の隅田川水系の公園・庭園めぐりで水をうまくとりこんだ小さな公園もいくつか巡りました.

船をモチーフにした学童のような公園のような施設.

高いところに上っていくと,大人も童心に返ってわんぱくになりそうでした.

船の波切りを噴水などで演出したらもっと楽しいのになぁ




隅田公園down



看板は,土地と上下逆なので,逆さにしてみました.




note水戸藩下屋敷の面影を残す・・大正12年(1923)の関東大震災の教訓から改めて公園緑地の役割が見直され,帝都復興事業によりつくられた臨川公園.池の水位は滝や流れで変化しているようです.

といっても,どこまでが昔の面影なのかよくわかりませんでしたが,日本庭園の池に鳥や鯉や亀ではなく,元気なわんぱく坊主がふたり入り込んで遊んでいるのを発見.

都会で親しまれている庶民的な公園なんだなと思いました.




中の島公園down

小さな感潮公園で,道路より低いところにあるのですが,これがなかなかあなどれません.

汐入の原点のような仕掛けがあって,干満の水位の変化が通路内部に小さな池を作ります.

足下の穴からも水が入ってくるので歩く人にとってはスリルがありますね.



その横を通っていくとまるで昔遊んだ公園の遊具,飛び石のようです.

海水が少しずつ増してきているようなちょっとしたスリルを感じながらみんなでわいわい渡りました.



最後は越中島から両国まで水上バスにのり,隅田川から庭園を眺める趣向でした.

が,庭園は樹木の頭の部分しか見えませんでしたが・・・

このときが一番,全員のテンションが上がっていたと思います




水のある庭園で昔の人は海の光景を見たり,潮の干満の変化で遊んだり,船を浮かべたりと「水」に親しみ楽しんだんですね.

優雅に自分の庭,というわけでもないけれど,水の楽しみを味わえる庭園の良さを知ることが出来,そのための仕掛けの具体的な機能を体験できて良かったと思います.


地味目な沿岸の景色の中でド派手だったアサヒビールの本社&レストラン.

左の本社はビールジョッキ,右手の金の○○は,フランス人の設計士が炎を表したものだそうで,アナウンスでは360トンくらいのものだとか

本来は立てたかったらしいのですが・・・

本当かなぁ???