ユゴーが1862年に発表してから約150年ですか!!!
大ヒット・ミュージカルを「英国王のスピーチ
」でアカデミー監督賞に輝いたトム・フーパー監督で映画化。
ミュージカル映画は好き嫌いがあって敬遠する映画ファンもいるかもしれませんが
いきなり歌って軽快に踊りだすこともないし、
「すべての歌を実際に歌いながら、生で収録」と撮影方法を製作陣がこだわり、
(ピアノ音で俳優たちは歌っていたようだ)
結果、むきだしの感情が歌となって演技と同時に味わえるという臨場感が生まれ、
スクリーンにアップになれば登場人物にも感情移入がしやすいです。
(舞台を見ていれば全体あれこれ目がいってしまうので)
歌い上げるばかりではなく台詞のように想いをのせて歌っているところもあり、
日本語訳詞も自然で伝わりやすかった。
気づけば、ぁ、通して歌っていたなーというほどで。
ヒュー・ジャックマンはトニー賞に輝いたほどのスターだし、
ゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネートもしたとのこと。
(歌声にビブラートが出るのは祐一郎さんっぽかった)
アマンダ・セイフライドも「マンマ・ミーア!」を、
アン・ハサウェイも予告で切々と歌っているのを観ていたので安心していました。
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地毛を切っての凄みもあり。
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コゼットを最初に見たとき
ダコタ・ファニングの子供時代を思い出した(彼女ももう18歳。。)
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ガブローシュのダニエル・ハトルストーンくんの歌声が清四郎くんとかぶったなぁー。フフフ
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テナルディエ夫婦。
ヘレナ・ボナム=カーターは映画だと濃いメイクで奇抜な衣装が多いので
馴染んで見えるというか。フフフ
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ラッセル・クロウは話す声と歌声がかわらない印象です、個性的で渋い声ですよね!
ジャベールが自身の信念に自問自答した末に起こす行動も
彼が演じるからさらに深みと凄みがましたように感じられました。
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なかでもサマンサ・バークスのエポニーヌは素晴らしかった。
共に過ごしているマリウスには恋心を茶化され、
そのマリウスが一目惚れしただけでも悲しいのにその相手が
子供の頃一緒に暮らしていたコゼットで美しく豊かに過ごしていることにも惨めになっただろうに、
マリウスのため、マリウスの、というサマンサ・バークスの一喜一憂なまなざしが愛しかったです。
冒頭の、全身水しぶきを浴びながら歌う「囚人の歌」や、
学生たちが蜂起する「赤と黒」など群集での歌唱は迫力があるし。
また大砲とか音響が凄いので座席にまで響いたなぁ。
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正義とはなにか、正しいこととはなにか、
愛するとはなにか、無償の、無垢な、自己犠牲も伴う
その様々な立場でいる人々のそれぞれの愛。
愛する人のためにできること、が綴られた末の終盤には
わかっていても涙させられたのでした(ついでに鼻水も)。
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ちなみにミュージカル版と重なるキャストがいるとのことで。
司教役コルム・ウィルキンソンさんは、ジャン・バルジャンを、
売春婦役フランシス・ラッフェルさんは、エポニーヌを、
コンブフェール役キリアン・ドネリーさんは、アンジョルラスを、
軍士官役ハドリー・フレイザーさんは、ジャベールやマリウスを演じていたようです。
一枚分の収録量ですが余韻を味わえます。
完全収録を望むなら二枚盤やDVDの発売が待たれます!
「レ・ミゼラブル~サウンドトラック
」
9 SUDDENLY <新曲> ヒュー・ジャックマン
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映画は小説を基にしてできたミュージカル版なので違うところもあることでしょう。
ヴィクトル・ユゴー「レ・ミゼラブル」
(上) (下)
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[原題] 「LES MISERABLES」
[公開時コピー] 「愛とは、生きる力。」
[あらすじ]
19世紀のフランス。
ジャン・バルジャンは、パンを盗んだ罪で19年間服役した後、
仮出獄するが、生活に行き詰まり、再び盗みを働いてしまう。
その罪を見逃し赦してくれた司教の真心に触れた彼は、
身も心も生まれ変わろうと決意し、過去を捨て、市長となるまでの人物になった。
そんな折、不思議な運命の糸で結ばれた女性ファンテーヌと出会い、
彼女から愛娘コゼットの未来を託されたバルジャンは、
ジャベールの追跡をかわしてパリに逃亡。
彼女に限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。
しかし、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発。
誰もが激動の波に呑まれていく。。
ヒュー・ジャックマン ・・・・・・ジャン・バルジャン
ラッセル・クロウ ・・・・・・・・・ジャベール
アン・ハサウェイ ・・・・・・・・・ファンテーヌ
アマンダ・セイフライド ・・・・・コゼット
エディ・レッドメイン ・・・・・・・マリウス
ヘレナ・ボナム=カーター ・・マダム・テナルディエ
サシャ・バロン・コーエン ・・・テナルディエ
サマンサ・バークス ・・・・・・・エポニーヌ
アーロン・トヴェイト ・・・・・・・アンジョルラス
イザベル・アレン ・・・・・・・・コゼット(少女時代)
■HP 「http://lesmiserables-movie.jp/」
2012年12月26日(水)TOHOシネマズ六本木
公開直後のレディースデー。
冬休みなこともあるのか老若男女でほぼ満席。
ネットでいつもの最後列を予約しておいて良かった。
きになるポップコーン臭も鼻が慣れたのか気にならなくなっていたし、
前の前の列の私語がうるさかったと友人は言っていたけれど
いつもなら私も気に障るところが見入っていたのか気づかなかった。
「レ・ミゼラブル [DVD]
」
リーアム・ニーソン主演の
大ヒット・ミュージカルを「英国王のスピーチ
ミュージカル映画は好き嫌いがあって敬遠する映画ファンもいるかもしれませんが
いきなり歌って軽快に踊りだすこともないし、
「すべての歌を実際に歌いながら、生で収録」と撮影方法を製作陣がこだわり、
(ピアノ音で俳優たちは歌っていたようだ)
結果、むきだしの感情が歌となって演技と同時に味わえるという臨場感が生まれ、
スクリーンにアップになれば登場人物にも感情移入がしやすいです。
(舞台を見ていれば全体あれこれ目がいってしまうので)
歌い上げるばかりではなく台詞のように想いをのせて歌っているところもあり、
日本語訳詞も自然で伝わりやすかった。
気づけば、ぁ、通して歌っていたなーというほどで。
ヒュー・ジャックマンはトニー賞に輝いたほどのスターだし、
ゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネートもしたとのこと。
(歌声にビブラートが出るのは祐一郎さんっぽかった)
アマンダ・セイフライドも「マンマ・ミーア!」を、
アン・ハサウェイも予告で切々と歌っているのを観ていたので安心していました。
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地毛を切っての凄みもあり。
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コゼットを最初に見たとき
ダコタ・ファニングの子供時代を思い出した(彼女ももう18歳。。)
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ガブローシュのダニエル・ハトルストーンくんの歌声が清四郎くんとかぶったなぁー。フフフ
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テナルディエ夫婦。
ヘレナ・ボナム=カーターは映画だと濃いメイクで奇抜な衣装が多いので
馴染んで見えるというか。フフフ
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ラッセル・クロウは話す声と歌声がかわらない印象です、個性的で渋い声ですよね!
ジャベールが自身の信念に自問自答した末に起こす行動も
彼が演じるからさらに深みと凄みがましたように感じられました。
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なかでもサマンサ・バークスのエポニーヌは素晴らしかった。
共に過ごしているマリウスには恋心を茶化され、
そのマリウスが一目惚れしただけでも悲しいのにその相手が
子供の頃一緒に暮らしていたコゼットで美しく豊かに過ごしていることにも惨めになっただろうに、
マリウスのため、マリウスの、というサマンサ・バークスの一喜一憂なまなざしが愛しかったです。
冒頭の、全身水しぶきを浴びながら歌う「囚人の歌」や、
学生たちが蜂起する「赤と黒」など群集での歌唱は迫力があるし。
また大砲とか音響が凄いので座席にまで響いたなぁ。
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正義とはなにか、正しいこととはなにか、
愛するとはなにか、無償の、無垢な、自己犠牲も伴う
その様々な立場でいる人々のそれぞれの愛。
愛する人のためにできること、が綴られた末の終盤には
わかっていても涙させられたのでした(ついでに鼻水も)。
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ちなみにミュージカル版と重なるキャストがいるとのことで。
司教役コルム・ウィルキンソンさんは、ジャン・バルジャンを、
売春婦役フランシス・ラッフェルさんは、エポニーヌを、
コンブフェール役キリアン・ドネリーさんは、アンジョルラスを、
軍士官役ハドリー・フレイザーさんは、ジャベールやマリウスを演じていたようです。
一枚分の収録量ですが余韻を味わえます。
完全収録を望むなら二枚盤やDVDの発売が待たれます!
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9 SUDDENLY <新曲> ヒュー・ジャックマン
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映画は小説を基にしてできたミュージカル版なので違うところもあることでしょう。
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(上) (下)
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[原題] 「LES MISERABLES」
[公開時コピー] 「愛とは、生きる力。」
[あらすじ]
19世紀のフランス。
ジャン・バルジャンは、パンを盗んだ罪で19年間服役した後、
仮出獄するが、生活に行き詰まり、再び盗みを働いてしまう。
その罪を見逃し赦してくれた司教の真心に触れた彼は、
身も心も生まれ変わろうと決意し、過去を捨て、市長となるまでの人物になった。
そんな折、不思議な運命の糸で結ばれた女性ファンテーヌと出会い、
彼女から愛娘コゼットの未来を託されたバルジャンは、
ジャベールの追跡をかわしてパリに逃亡。
彼女に限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。
しかし、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発。
誰もが激動の波に呑まれていく。。
ヒュー・ジャックマン ・・・・・・ジャン・バルジャン
ラッセル・クロウ ・・・・・・・・・ジャベール
アン・ハサウェイ ・・・・・・・・・ファンテーヌ
アマンダ・セイフライド ・・・・・コゼット
エディ・レッドメイン ・・・・・・・マリウス
ヘレナ・ボナム=カーター ・・マダム・テナルディエ
サシャ・バロン・コーエン ・・・テナルディエ
サマンサ・バークス ・・・・・・・エポニーヌ
アーロン・トヴェイト ・・・・・・・アンジョルラス
イザベル・アレン ・・・・・・・・コゼット(少女時代)
■HP 「http://lesmiserables-movie.jp/」
2012年12月26日(水)TOHOシネマズ六本木
公開直後のレディースデー。
冬休みなこともあるのか老若男女でほぼ満席。
ネットでいつもの最後列を予約しておいて良かった。
きになるポップコーン臭も鼻が慣れたのか気にならなくなっていたし、
前の前の列の私語がうるさかったと友人は言っていたけれど
いつもなら私も気に障るところが見入っていたのか気づかなかった。
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リーアム・ニーソン主演の
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