イエス・キリストが十字架にかけられるまでの最後の7日間を描いたミュージカルという
「ジーザス・クライスト=スーパースター」
聖書は高校受験で通った塾が協会だったので頂いたのを当時少し読んでいて
使徒目線の福音書などぼんやり話は覚えていました。
地方公演がはじまり、近場の越谷にもなんと!来るというので今回初めて観劇しました。
サンシティホールの舞台には、岩が転がり砂埃さえ舞いそうな急斜面が広がっているだけ。
幕も無いので終演後に近づいて見ると、最前列との距離が一席分もない近さなのでさぞ圧巻だったでしょうね!
「オペラ座の怪人」「キャッツ」のアンドリュー・ロイド=ウェバーと知って驚きの、
60・70年代ロックっぷりは衝撃で。
聖書とロック、観劇後に友人曰く初演当初は賛否両論だったと、
あれがウェバーのデビュー作だというのでさらに驚き。
ロックならではの高音シャウトもあるしプログレサウンドやファンクや
初めは馴染めなかったけれどジーザスやユダの苦悩が伝わってくるうちに
その世界観とぴたりハマっていくのです。
(「ゲッセマネの園」にも身を引き裂かれそうなほどで、魅了!)
救世主だ!救え!愛してる!施しを!と迫る、それが叶わないとみるやいなや罵倒し極刑を!と
民衆たちも恐ろしい。ジーザスは何も変わっていないというのに。
アンサンブルの表現がまた悦に入っている感じで。
弟子や提督や王やそれぞれの立場も理解できるし
現代社会でさえ通じる普遍的なテーマにも思えるしグイグイくる。
先入観なしに観て良かった。
カーテンコールではほぼ全ての観客が立ち
惜しみなく拍手を送り大きな歓声を届けている光景にさらに熱くなりました。
汐留での客層と少し違う雰囲気も味わいました。
また今年は無いけれど、ジャポネスクVer.となるものもあり
メイクが歌舞伎っぽかったり着物衣装だったりとまた別世界を体験できそうです。
■劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター」
エルサレムバージョン
[あらすじ]
今からおよそ2000年前、ローマ帝国領のパレスチナに一人の青年が現れた。
大工の息子ジーザスは、人々に新しい教えをとき、数々の奇跡を起こしているという。
圧政に苦しんでいた民衆たちは、たちまちジーザスの言葉に耳を傾けるようになり、彼こそ「救い主」「神の子」と讃える。
弟子の一人、イスカリオテのユダにとってジーザスは「神の子」ではなかった。
ジーザスを愛するユダには「全て御心のまま」という師の真意が理解できない。
マグダラのマリアもまたジーザスを愛していた。
彼女は、かげりの無い、純粋で献身的な愛をジーザスに注ぐ。
ジーザスが「ただの人」だと露見したとき、人々はそれを許すはずが無い。
彼らの怒りによってジーザスは押しつぶされてしまうだろう。
そう予感していたユダは、師ジーザスを裏切る決心をする。。
[キャスト]
ジーザス・クライスト ・・・神永東吾
イスカリオテのユダ ・・・・佐久間 仁
マグダラのマリア ・・・・・山本紗衣
カヤパ(大司教) ・・・・・・金本和起
アンナス(カヤパの義父) ・・古賀鞍馬ワイス
ピラト(ローマ帝国の総督) ・・村 俊英
ヘロデ王 ・・・・・・・・・阿部よしつぐ
ペテロ ・・・・・・・・・・五十嵐 春
シモン ・・・・・・・・・・本城裕二
司祭 ・・・・・・・・・・・佐藤圭一、賀山祐介、真田司
渡久山 慶、小野功司、南 圭一郎、ピョン・ヒサン、白倉一成、宇龍真吾
中村 伝、安斎恵太、杉本 崇、永瀬俊秀、大萬昇太、山下泰明
光川 愛、原口明子、小島光葉、花田菜美子、小島由夏、林 香純
矢野侑子、森川温子、加藤久美子、生形理菜、若松小百合、小松真美
今回の開幕で芝さんがユダだとニュース記事で読みましたがこの日は佐久間さん。
初めはきつそうに高音を出していましたが、どんどん調子が出ていくように感じられました。
ユダデビューおめでとうございます。
透明感ある歌声を響かせるマリアにクリスティーヌを感じていたら山本紗衣さんで!!!
水をワインに変えてみるがいいとヘロデ王のシーンはコミカルで
つい笑みがこぼれますね。市村正親さんが演じたころもある役とも聞きました。
そして神永ジーザスには山口祐一郎さんの歌声とイメージが重なりました。
ソフトで包み込まれるような、振り絞るような、ジーザスぴったりに感じられました。
ローングトーンもしびれたし磔は痛々しくもありシルエットが美しくもありで。。
鞭で打たれ引き回されたり、十字架にかけられるのに釘で手首を打たれたり
演出とはいえ目を背けたくなりますね。。
磔の後のシーンで静かにひっそり流れる音楽が美しくて余韻を味わう。
宗教っぽくしていないので勝手に想像していたのと全く違って、見応えありました。
ブラボー!って叫ばれた観客もいましたが、ほんと素晴らしかったです。
そしてそして、YouTubeには昔の様々な音源を楽しむことができます。
時を超えて。。
感謝。
「ジーザス・クライスト=スーパースター」
聖書は高校受験で通った塾が協会だったので頂いたのを当時少し読んでいて
使徒目線の福音書などぼんやり話は覚えていました。
地方公演がはじまり、近場の越谷にもなんと!来るというので今回初めて観劇しました。
サンシティホールの舞台には、岩が転がり砂埃さえ舞いそうな急斜面が広がっているだけ。
幕も無いので終演後に近づいて見ると、最前列との距離が一席分もない近さなのでさぞ圧巻だったでしょうね!
「オペラ座の怪人」「キャッツ」のアンドリュー・ロイド=ウェバーと知って驚きの、
60・70年代ロックっぷりは衝撃で。
聖書とロック、観劇後に友人曰く初演当初は賛否両論だったと、
あれがウェバーのデビュー作だというのでさらに驚き。
ロックならではの高音シャウトもあるしプログレサウンドやファンクや
初めは馴染めなかったけれどジーザスやユダの苦悩が伝わってくるうちに
その世界観とぴたりハマっていくのです。
(「ゲッセマネの園」にも身を引き裂かれそうなほどで、魅了!)
救世主だ!救え!愛してる!施しを!と迫る、それが叶わないとみるやいなや罵倒し極刑を!と
民衆たちも恐ろしい。ジーザスは何も変わっていないというのに。
アンサンブルの表現がまた悦に入っている感じで。
弟子や提督や王やそれぞれの立場も理解できるし
現代社会でさえ通じる普遍的なテーマにも思えるしグイグイくる。
先入観なしに観て良かった。
カーテンコールではほぼ全ての観客が立ち
惜しみなく拍手を送り大きな歓声を届けている光景にさらに熱くなりました。
汐留での客層と少し違う雰囲気も味わいました。
また今年は無いけれど、ジャポネスクVer.となるものもあり
メイクが歌舞伎っぽかったり着物衣装だったりとまた別世界を体験できそうです。
■劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター」
エルサレムバージョン
[あらすじ]
今からおよそ2000年前、ローマ帝国領のパレスチナに一人の青年が現れた。
大工の息子ジーザスは、人々に新しい教えをとき、数々の奇跡を起こしているという。
圧政に苦しんでいた民衆たちは、たちまちジーザスの言葉に耳を傾けるようになり、彼こそ「救い主」「神の子」と讃える。
弟子の一人、イスカリオテのユダにとってジーザスは「神の子」ではなかった。
ジーザスを愛するユダには「全て御心のまま」という師の真意が理解できない。
マグダラのマリアもまたジーザスを愛していた。
彼女は、かげりの無い、純粋で献身的な愛をジーザスに注ぐ。
ジーザスが「ただの人」だと露見したとき、人々はそれを許すはずが無い。
彼らの怒りによってジーザスは押しつぶされてしまうだろう。
そう予感していたユダは、師ジーザスを裏切る決心をする。。
[キャスト]
ジーザス・クライスト ・・・神永東吾
イスカリオテのユダ ・・・・佐久間 仁
マグダラのマリア ・・・・・山本紗衣
カヤパ(大司教) ・・・・・・金本和起
アンナス(カヤパの義父) ・・古賀鞍馬ワイス
ピラト(ローマ帝国の総督) ・・村 俊英
ヘロデ王 ・・・・・・・・・阿部よしつぐ
ペテロ ・・・・・・・・・・五十嵐 春
シモン ・・・・・・・・・・本城裕二
司祭 ・・・・・・・・・・・佐藤圭一、賀山祐介、真田司
渡久山 慶、小野功司、南 圭一郎、ピョン・ヒサン、白倉一成、宇龍真吾
中村 伝、安斎恵太、杉本 崇、永瀬俊秀、大萬昇太、山下泰明
光川 愛、原口明子、小島光葉、花田菜美子、小島由夏、林 香純
矢野侑子、森川温子、加藤久美子、生形理菜、若松小百合、小松真美
今回の開幕で芝さんがユダだとニュース記事で読みましたがこの日は佐久間さん。
初めはきつそうに高音を出していましたが、どんどん調子が出ていくように感じられました。
ユダデビューおめでとうございます。
透明感ある歌声を響かせるマリアにクリスティーヌを感じていたら山本紗衣さんで!!!
水をワインに変えてみるがいいとヘロデ王のシーンはコミカルで
つい笑みがこぼれますね。市村正親さんが演じたころもある役とも聞きました。
そして神永ジーザスには山口祐一郎さんの歌声とイメージが重なりました。
ソフトで包み込まれるような、振り絞るような、ジーザスぴったりに感じられました。
ローングトーンもしびれたし磔は痛々しくもありシルエットが美しくもありで。。
鞭で打たれ引き回されたり、十字架にかけられるのに釘で手首を打たれたり
演出とはいえ目を背けたくなりますね。。
磔の後のシーンで静かにひっそり流れる音楽が美しくて余韻を味わう。
宗教っぽくしていないので勝手に想像していたのと全く違って、見応えありました。
ブラボー!って叫ばれた観客もいましたが、ほんと素晴らしかったです。
そしてそして、YouTubeには昔の様々な音源を楽しむことができます。
時を超えて。。
感謝。
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