かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

1028 ユタと不思議な仲間たち

2021-11-01 17:16:02 | livE
♪ズン、ズン、ズン、ズン、ズズン、ズン、ズン、ズン、
生きているって素~晴~ら~し~い~
「The Bridge」などで曲だけは聞いていたけれど
座敷わらしたちが歌うシーンだったのね。





東北地方に伝わる精霊「座敷わらし」
"家人に悪戯を働く、見た者には幸運が訪れる、家に富をもたらす"福の神のような、ということは知っていましたがこちらでは
凶作による飢饉で間引かれ生きることが叶わなかった、歯も生えておらずオムツもしている子どもの霊として登場。
これがとても哀しくて愛らしくて素晴らしいチームワークで輝いてました。

「みんなは一人のために。一人はみんなのために」
1977年の初演から時代や劇場に合わせ公演を重ねてきた長い歴史を持ったオリジナルミュージカル。

物語上仕方ないけれどイジメシーンは長くて観ていて辛い。
歌やセリフではなく感情をダンスで見せていく演出では多くのことを考えさせられて。
神社やススキなど叙情的な舞台に、レーザー光線の演出もあったり
特に二部はユタと座敷わらしたちが親交を深めつつ特訓をするシーンで
フライングもあってビックリ!
(以前の公演では全員でだったと友人が当時のパンフも見せてくれました)
同級生たちとのシーンでは喧嘩なのでアクション満載のダンスで、とても見応えもありました。

終盤、胸いっぱいでやはり涙しちゃいます。
取っていただいた席が左端ながら3列目(実質2列目)で目の間でも繰り広げられいっそう感情移入。
カーテンコールも何度も応えてくれ最後はスタンディングオベーション。
熱く感謝の拍手をめいいっぱいおくりました。






・浅利演出事務所「ユタと不思議な仲間たち
~11月14日(日)まで
自由劇場 港区海岸1-10-53







[あらすじ]
小学生六年生の勇太(ユタ)は、母親の生まれ故郷である東北の山間にある温泉村の分教場に転校してきたが
村の子供たちに馴染めず退屈で孤独な日々を過ごしていた。ある日、温泉宿の銀林荘で働く寅吉じいさんから
座敷わらしの伝説を教えられ、興味を抱いたユタは、満月の晩、座敷わらしが出るといわれる宿の離れに一人で泊まることに。
座敷わらしと出会い、仲間として交友を深めるうちにユタは明るく元気に成長していく。。

[キャスト]
ペドロ ・・・・下村 青
ダンジャ ・・・山崎佳美
ゴンゾ ・・・・東 泰久
モンゼ ・・・・小野田真子
ヒノデロ ・・・近藤真行
ユタ ・・・・・横井 漱
小夜子 ・・・・中村ひより
寅吉 ・・・・・三遊亭究斗
ユタの母 ・・・坂本里咲
クルミ先生 ・・服部幸子
大作 ・・・・・高橋伊久磨
一郎 ・・・・・高山裕生
新太 ・・・・・小林良輔
桃子 ・・・・・林 香純
ハラ子 ・・・・北中芹佳
たま子 ・・・・星えり菜
スウィング ・・皆川梨奈


出だし、「CATS」みたい。ククク




浜松町駅ホームからの景色。


終演後は水上バスに乗って浅草へ。






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