ギターコンサート

　先月、アンヘロ・ロメロと村治佳織のギターデユオコンサート
にいってきました。

ギターのコンサートは考えてみれば、３４年ぶりではないかと・・・

チケットをとったときに2階のバルコニー席の一番前なのですが
背中がみえる席だといわれたのです。

どんな席かと思えばこんなふうに見える席だったのです。

おどろき桃の木でした。なんとまだすごい事に
演奏者の真後ろの席もあるのですね。

でも横顔がみられたし、舞台の袖にひっこむときも
最後までみられるし、時々こっちをみて
にっこりもしてくれるので
おもしろい席でした。

久々のギターの音色にうっとりして、
目をつむってきいたりしました。

目を閉じると耳に集中できます。
また目をあけると見えるし、
目がみえてありがたいなあって思います。

一緒にいったのが、以前にもかいたことのある
楽譜の点字のボランテイアをしている友人なので
彼女に会うと、いつも目が見えるということに
思いがいきます。

点字というのは６つの点で、♪もひらがなもかたかなも
アルファベットもあらわすので
同じ一つの点字が読み方によって
いろいろ読めるというのです。

楽譜の中には、♪あり、ひらがなあり、アルファベットありなので
これは、♪ですよ、これはひらがなですよ
という印がまたあるのだそうです。

きいているとこれを全部覚えてやっている友達から
後光がでるようでした。

それがボランテイアだというのですから
こういうところにこそ税金を使ってもらいたいものだと
思った次第です。