漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
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おもしろきこともなき世をおもしろく、すみなしものは心なりけり 鯛のカルパッチョ

2017-03-06 16:34:36 | 春の魚料理
心はともに
みなさま おはようございます

気づけば三月!

土井先生の本に
「体においしいものは、必ずおいしい」という一文をみつけて
じわ~~~~んと心に響きました。

に愛を感じます。

また、土井先生は食べる人は身勝手だから
食べる人まかせに作らないということ

いつも食べる人を心に思い描いて作るという
一瞬矛盾にも感じることをおっしゃいます。

いちいち心にひびくんですよね~。
心の中でぼんやりと思っていたことを言葉として表現されていることに
しめしめと いい考えのまとめをいただいてしまったぞと
うれしくなっております。

最初に戻ると、おいしい というのは
舌先でではなくて、体がおいしい!というんですよね。

汗をかいたあとの、キュウリやトマトみたいに。

妊娠中のトンカツ みたいに。これは私の場合ですが・・・。

そういう 今の体の「おいしい」に敏感でありたいと思っています。

世の中のさまざな価値観でそれは狂う可能性があって
世の中のものさしでみていると、見えなくなってしまうものがあって
日々を楽しく生きる、いきいき生きるのは
体の中から沸き起こる そういう感覚を大事にしたいと思いました。

というのがですね
最近、みうらじゅんさんのラジオを聞きまして
もうびっくり!

あの方は面白いものをみつける天才ですね。b

「シンス」にはまっているというんですよ。
町中のsinceを探す。
つまり創業 をアピールしているお店を探す。

シンスは古いものがいいものだという根底のもとでのアピールですが
最近は
sincec2017

since 20XXという未来形まであるとのことで。

sinceの上にも20年。
20年はないとsinceと書いてはいかんのではないか!と
おっしゃっていました。

そしてね、
オイルショックというから、何かと思ったら。

年齢を感じて、落ち込む ことを

老イルショック!というんだそうです。

なんだか、言いたくなりますね。

こういう年だ
年だ 
というのって大人な感じがして、あこがれたもんですたい。



人生を楽しくするのは、自分の内側から沸き起こる
思い、疑問、好奇心
それを中心にひっかかるものに くらいついていくことなのかもしれません。

ちなみに、そういうエネルギーは「腎」の管轄ですね。
年をとり 腎が弱くなっていくとそういう思いもなくなってきます。

腎をパワーアップさせるものが漢方には多くあります
不老長寿が大きなテーマでもある世界です。

これはとにかく早め早めに摂取しておくほうがよいものですね。
そしておいしいものが多いです。


夕飯です

甘鯛のカルパッチョ
里芋のにっころがし
お味噌汁
かまどごはん



春ですね~
甘鯛ですね~。
先日は鯛茶漬けにしたら、すっごく美味しかったです。
養殖ではなく、天然ものが出る季節

鯛も腎を補います。体力回復、美肌のほかに
母乳のつまりをとり、出をよくしたりも!