漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
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子どもがモノを何度も落とすわけ  肉団子

2018-07-06 13:29:23 | 夏の肉料理
心はともに
皆様こんにちは

雨ですね。
いかがお過ごしでしょうか?

最近読んだ本のぐっときたシリーズです。

河合隼雄先生の語録のあとがきにまとまっていたこと
 
 「子供がものを落として、拾わせる 心理は?」

  試しているんだそうです。私、こんなことするけど、拾ってくれる?
  私のこと大事?と
  もう、どうやっても 大人は、その子の「信頼」を満タンにするためには、拾うしかないだそうな。笑
 
  ユダヤの教えには、階段に子供を一段目から飛び降りさせて
そのたびに、父親が抱きとめるというのがあるそうです。
で、一番上から飛び降りたときに、父親がどく!

その教えは、「父親でも裏切ることがある」

す、す、すごーーーー。どんな社会なんでしょうか。

河合先生は、それを逆手にとって、他人でも受け止めることがあるよと
教えていくんだそうです。愛だなぁと思いました。

厳しい父性と、受容の母性を セラピストは使いこなしていかないとなんだそうです。
勉強になります。。。


今、「ピダハン」というアマゾンの部族の言語研究の本を読んでいるのですが、
めっちゃ面白くてですね、
子どもが火傷したり、刃物で怪我すると、怪我しそうだな~と思っても
手を出さず、怪我したら、母親は怒るんです。
「いたいの いたいの とんでけー」じゃないんです。
なぜなら、その体験からでしか、学びがないから、
子ども一人ひとりが 自分に責任をもっていかないと生きるのが難しい世界だからのようです。
最初に、避けさせるのは、その子のためにならない、誰がじゃあ教えるんだ?とのことです。

ユダヤの教えもそうですが、
子どもが自分の力で生きられるように、
それはまるでライオンが崖から子供を落とすような、とてもワイルドなことに感じますが
目先の笑顔より、長い先をみて
生きることが難しい時代や環境だったからこそ 出てくることなんでしょうね。

じゃあ、今、平和で安全なこの日本で 子供が生きていくためには
何が必要なんだろうか? と思ったときに


中村広隆さんの「いのち輝いていきる」という本を読んでいて、
盲導犬の話がでてきました。
盲導犬は、犬だけれど、仕事中は 寄り道も排泄も許されず
職務を全うする。でも、こういうことができるようになる第一条件に
生まれてから1年(?)幼少期に、人間にとにかく大事に可愛がられ、「信頼」を得なければならないらしい。
それでも、盲導犬として活躍するのは、その中の一部なのだと。

厳しくする父性的も大事
それと同じくして
とことん受容され、愛される母性的な体験も大事
そのうえで、その子が人として生まれてきた使命を全うできるのかもしれないと思いました。
でも、その役割はきっと、両親とは限らないだと思うのです。
河合先生のように、セラピストがそういう役を担うことだってある。

じゃあ 子供への愛って具体的にどういう表現になるのか?
これは、私がお世話になっている自然育児の会の おてての庭のブログに
幼稚園の先生の話がのっていて こんなことが書かれていました。

「子どもの頃、お母さんに してほしかったことを してあげたらいいんですよ。」

どっひゃ~!

よく、「母親にされて嫌だったから、自分はこれをしない」 っていいますよね
だけども、いつのまにか、母親と同じことをしているパターンは定番中の定番です。

そりゃそーです。脳は否定語を認識しないんですもの!

恐れより、愛の選択。

皆さんは、お母さんに、または お父さんに どうしてほしかったですか?

 *******

さてさて、この湿度!
除湿器が部屋を移動しながら、我が家は 24時間フル稼働です。
水がとれる、とれる。ありがたや~~!!

夕飯シリーズです。

先週土曜日は、我が家に フェルデンの由紀子先生が来てくださいました!
いやぁ、うれしかったですねぇぇ、
帰られたあとの、さみしかったことといったら!

ご飯は
スペアリブの酢煮
ナスとトマトとかぼちゃのマリネ
レタスの雑魚サラダ
浅利の潮汁
にんにくごはん

日曜日は
肉団子
モズク酢
いんげんの天ぷら
かぼちゃのみそ汁
ご飯



メインはお肉なんですれけど、
お野菜は、水をだすものを 一つは使っていきます。
貝類、豆類、海藻類 などです。

お肉も酢が入ると消化にもよく
消化がよいと、余分な水がたまりにくくなります。

梅雨どきに、甘い物やあぶらっこいもの、お酒などを食べすぎたーというときは
体が重くなりがちです、栄養ドリンクなども甘いので 体は重くなります。
すると、便はベタベタしてきます。のどは乾かなくなります。

そんなときは、勝湿顆粒が体の除湿器になってくれます。
本当は食養生が大事ですが、
裏技としての漢方薬があると、使えます!

(下痢と吐き気がある風邪にも使えます↑)