がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

地獄のマスキングリキッド剥がし

2005年07月06日 | 模型
 今日、GT-R Z-tuneはシャーシと内装が出来上がる予定だったんんすよ。ついでに、金属色部分を使ってアルクラッドとクレオスメタルカラーとの比較なんぞもやってみようかと思ってたんですよ。



時間切れで全部パァ!です



 原因は↓コイツ

乾くとカッターでカットできるという触れ込みのハセガワのマスキングリキッド。価格もソコソコしますので、そりゃもう期待したわけですよ。まさか対比1/5以下のクレオスのゾルよりも使えねぇ製品だなんて思いもしない訳じゃないですか。
でも、残念ながら



全然使い物になりまへん。



確かにね、乾くとカッター入れられる。



しかし、剥がれまへんがな。



マスキングなので剥がれないと意味無いっす。いや、正確に言うと、ウィンドウパーツ等の平面に使うには、取説通りの使い方で使えますのよ。剥がすときもモデラーズのゾル同様に爪楊枝に巻き付けてクルクルっと剥がせる。しかし、立体的なモールドが入ったパーツのマスキングに使うと、途端に「剥がしたくても剥がせない地獄」にはまります。なかなか脱がないキャバ嬢のパンツを脱がすためならテンションも上がりますが、なかなか剥がれないゾルのカスを爪楊枝の先でチマチマ穿るなんつーのはストレスしか上がらんって。

 もうね、シャーシ&サス関係に後先考えずに件のマスクキングリキッドをガツガツ使っちゃたもんだから、もう乾いたリキッドを剥がす段に於いては壮絶な生き地獄でした。4~5時間かけて漸く塗り分けとマスク剥がしの目処がついたんですが、塗ってる時間よりマスキング剥がしてる時間の方が長かったっちゅうねん。足回りを組んで部位によっては金属で加工したりなんかしながら没頭して気がついたら五時間も経ってたっつーなら充実感も一入ですが、単にマスキングを剥がすために何時間も使ったとあってはあほらしいやら空しいやらです。

 期待してたんですけどねぇ。これがメーカーの謳い文句通りの性能なら、車模型の前後の灯火類の塗り分けに威力を発揮しそうって期待してたけど、絵に描いたような期待はずれですた。

 教訓。やっぱりマスキングは、タミヤのマスキングテープの細切りとモデラーズのマスクゾルのツープラトン攻撃に勝るものなし。
コメント (8)
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