がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

その後10日近く経った訳ですが・・・

2007年06月09日 | 模型
 第二子誕生後10日ほど経過したんですが、我が家の状況はまだまだ落ち着いておりません。
というのも、産婦人科を退院直前になって、所謂”中毒疹”が子供に出ましてね、
専門の小児科にかかる必要があるとかで、市内の総合病院に子供だけ転院したんですよ。
昨今問題となってる”地方に於ける産婦人科医の減少”は我が町も例外ではなく、
産婦人科を併設している総合病院が、市外まで行かないと無いのです。昨年まで市内の
私立総合病院に居た産婦人科医がヘッドハンティングで居なくなっちゃって、以来我が町には
産婦人科自体が一件しか無いという状況に陥っているのです。その一件は産婦人科専門で小児科は専門外、
で総合病院は逆に小児科は市長公約ってのも在ったお陰で異様に充実している反面、産婦人科がないという状況故、
お母さんは子供と一緒に転院しようにも、子供の転院先に産婦人科がないので×って事になっちゃってるんですよね。
 御陰で、毎日決まった面会時間のみカミさんを乗せて病院に行ってる状態でして、全然落ち着くとかって話じゃないわけ。
でも、月曜には退院出来ることが決まってほっと一息。麻疹が引いちゃった後は各種検査も全然問題なく、
月曜まで退院が延びてるのは
土日で単に病院が業務を休んでいるから
だそうです。仕方ないとはいえ、産まれたばかりの子供を預けてるんだから、そこらもうちっと融通効かんもんかね?

 
 さて、話はドロリと変わるんですが、ここ数ヶ月の間に、市内に何故か二店舗もヤマダ電機が出店してきました。
最初の一店舗は、ケーズデンキがポシャった後に、そのテナントをまんまとせしめてヤマダ化しただけですが、
最近出来た方は完全新規の出店で、しかも
プラモ売り場有り!
しかも、地元のオモチャ屋戦々恐々の
鬼の二割引+ポイント付き!!
でありますよ。メインはガンプラですが、車の模型もゴロゴロ置いてるし、タミヤやハセガワに限られるけど
飛行機やAFVなんかもそれなりの数を売っております。タミヤのザナヴィZが3200円位の価格になってるのを見て
「スケール物は定価売りかよ!ガンプラが勝ち組でスケール物は負け組かよ!!と勝手に負け組と決めつけかけましたが
これもいつの間にか定価が上がって4000円になっちまってるんですね(汗。
 で、早速出かけて買い物してきたわけですが、お母ちゃんが居ないのにお父ちゃんと仲良く
泣かないでお留守番した子供に、アンパンマンのオモチャを一個買ってあげただけです。あくまで
ついでに
ハセガワのセラミックコンパウンドとポリッシュクロスを買ったのです。
ホンマについでです。
ほとにほんと。

 最後に、今更ながら一つ前の号のモデルアート誌の話。MODECONの号ですな。実は恥ずかしながら
色んな意味での忙しさで、買ったことを忘れてました(汗。こないだ最新号のUボートの特集を見てですね、
そこにMODECON有り難うございましたとか何とか書いてるのを見て、漸く思い出す始末。で、家中探し回って
まだ本屋の紙袋に入った状態のモデルアートを発見しました(笑。妙に得した気分です。
で早速見てみたんですが、プラモ冬の時代とか言う割に、カナリの数の作品が集まってました。
ラインナップも雑誌の性格を表すと言いますか、他誌とは逆ベクトルの偏向が見られるのが面白い。
キャラ物がメチャクチャ少なく、スケール物が百花繚乱って状態。雑誌の模型コンテストで
ガンプラが浮いてる状態。っつーか、ガンプラとかキャラ物載ることがツチノコを見かけるが如く稀な雑誌ですから
当然と言えば当然か。
 MODECONの記事も面白かったんですが、それ以上に面白かったのはレベル1/32のメッサーとHタイフーンの作り比べ。
メッサーは1960年代の技術と当時入手可能だった素材のみで製作し、
タイフーンは現代の技術と各種素材を駆使して作るというコンセプト。特に昔の技法素材で製作する方の記事は、
現在用いられている模型製作用の技法の多くの原点を見るようなネタが多く、非常に興味深かったです。
エルロンに紙をくっつけて瞬間接着剤で硬化させるってのは、流石に60年代の技法じゃないし
(60年代は工業用と医療用の業販主体で、瞬間接着剤が一般家庭用として入手しやすくなったのは70年代以降で、ブレイクは80年代初頭の筈。)
っつーような突っ込みどころはともかくとして、焼き針や
レベルカラーやプラカラーが出てきて、懐かしいと同時に現在も使用可能な状態でストックしているところが
もっとスゴイと思ってしまった。子供の頃、プラモの塗装に四苦八苦して、丁度出始めたばかりのペイントマーカーで
ペタペタ塗ったりもしたなーとか思い出す。金や銀で塗った方がエライとかワケワカンナイお子様的価値観の餌食になった
駄菓子屋売り100円プラモも沢山あったとか、殺虫剤みたいなポンプで塗料をプラモに吹き付けてる
近所の兄ちゃんが神に見えたあの頃。あの頃はプラモデルって子供のお楽しみの王道だったんですよね。
技法や素材はスッカリ変わったけど、楽しみ方は”あの頃”と同じでありたいものだと記事読んで思ったりしました。
コメント (18)
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