がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

おおいたんモデラーズ合同展示会?

2007年06月24日 | 模型
 23・24の両日、大分市の中心街にて「おおいたんモデラーズ合同展示会」なるイベントがありました。
先日のエントリーで書いた地元の模型倶楽部もココに参加しようということだったのですが、
私は日程的に無理だろうと行かないことにしていて、作品も出品しない事にしてたんですが、
23日に仕事が3時頃終わりまして、子供の風呂入れとか現在ナッシング期間中ってことでもあり、
思いきって出かけてみやした。

 日曜日だけ参加って人も居るのか知りませんが、以前日田市であった模型展よりも、何となく寂しい感じの展示会でした。
開催初日の土曜日だったからかな?話では、日曜に作品が結構追加になるそうです。
それでも、色んな人が作った作品が一同に会す作品展というのは、やはり見ていて楽しいです。
私は車専ですが、他ジャンルも結構色々触手が伸びる方なので、こういう展示会では選り好み無く楽しむ方ですが、
それにしても車の展示は寂しかった。

空きスペース有りまくりです。俺ちんもなんか持ってくれば枯れ木も山の賑わいとなれたかも知れませんが、
行けるかどうか解らんのに、会の誰かに自分の完成品を預けて云々ってのは、預けられた方も責任持てないから
迷惑になりそうなので出品しませんでしたが、こんなにマイナーなジャンルになってるとは・・・・(泣

 数少ない中で、個人的に一番目を引いたのが
 
↑たこ焼き屋台(笑。看板等のリアリズムもさることながら、大将らしきフィギュアの石器時代クラスのソリコミ(関西名パチキ)の
切れ込み角が素晴らしいww今度こういうのも作ってみたいなーと思ってしまった逸品です。

 色々展示されてた中で、個人的に気に入った作品をご紹介。当日見た中での個人的お気に入りベスト3です。

先ずはMa.Kことマシーネン・クリーガーからSAFS/ラプター。ラプター祭ってことだったらしく、
色々なラプターが集まってましたが、コレが一番好きですな。塗装のバランスとか、全体的なすっきり感とか
特に何かが目立つとか言う方向性ではないんですが、SF3D時代に大ファンだった身としましては、
コレが最もラプターらしく写りました。SF3Dの大ファンというのは冗談抜きでしてね、中坊の頃、
総帥横山氏に会いに小遣いはたいて電車乗り継いでHJ誌のイベントに行ってサイン貰ったことがあったりする(笑

↑黄ばみ具合から、その後ファンから傍観者へと変貌したことが伺われるとか言ってはいけない(笑

それから、ガンプラコーナーにあった1/100キュベレイ。フラット&セミグロス全盛のガンプラで、これだけ何故かグロス仕上げ。

艶の具合がウレタンっぽかったけど、機体のデザインがグロス仕上げに実にマッチしてて凄く綺麗でした。
パールは下地仕上げから神経使って仕上げたことが解ります(っつーか、車モデラー的視点だとよーーく解るって感じ)、
配色のバランスやスケール感含めて非常に興味を惹かれました。

 で、今回の一番のお気に入りは
 
ミニAFVオールスターズ(笑。ティーゲルから三号四号とメーカー織り交ぜて総動員してる優れもの。
四分割された展示台に、それぞれ絶妙な配置で並べられたこれらが、独りの人による作品ってのがイカス。
このスケールって、1/35なんかと同じように汚しすぎると、スケールの小ささのお陰で小汚くなるんですが、
これらは実に見事なバランスで仕上げられておりまして、所謂古典的というか正当派的なアプローチによる作品群です。
つーか、全部纏めて欲しいぞ(笑

 他には、私も幽霊で属っとる地元クラブの方の作品も展示されてました。

↑所謂円形劇場ですね。木立の陰からパンツァーファウストをぶっ放そうと虎視眈々と狙う姿と、
そうとは知らずに目的地に一目散な戦車との構図が面白いです。ついでに言うと、戦車・木立・フィギュアと、
全部が緑系の配色なのに、コントラスト差だけで構図を説明してるような色使いが素敵です。

↓コレも会の方の作品。
 
一見、よくあるガンプラに見えて、実はこれ、オール筆塗りです(汗。スゲェな。言われてよーーーーく見て何となく気付く程度でして、
言われるまではエアブラシかと思いこんでました。道具に頼る前にヤル事有るんじゃね?ってガンダムに言われた感じ(笑
思えば、昔はみんな筆塗りだったんよねぇ。

 他に目にとまった作品としては、独レベルの1/72ファウン エレファントがありました。

↑これは地元の会の方とかでは無く、大分の何処かのモデラーさんの作品ですが、っものスゴイ清潔感のある出来です。
っつーか、噂には聞いてたけどカナリ出来の良いキットですな。勿論作り手のスキルもさることながらって話です。
こんなの見ちゃうといつもの店で並行輸入版を買ってしまいそうになりますが、なんせユーロ高のお陰で、
ハセガワ正規輸入価格と1000円位しか変わらないので、ちょいと価格が高いのが玉に瑕なキット。でも、欲しい・・・・

あと、これも制作者は全然存じ上げないのですが、所謂ドールハウスでしょうか、昔の日本の家屋を実にリアルに再現してます。

いや、やっぱりドールハウスじゃねぇな。これは所謂建築模型ってヤツかと思います。
離れの便所まで作ってるんですが、くみ取り便所の中がウ○コ色になってて実にクサそう(笑。
茅葺きの屋根の出来も実に見事でした。




 それから、最後に飛行機関係で目にとまった物。

一番印象に残った飛行機は↑スペシャルホビー製のHe59(だと思われ(記憶曖昧汗)。これ、メーカーから考えて
九分九厘簡易インジェクションキットの筈なんですが、それを感じさせない見事な出来です。張り線も美しい。
思えばF1なんかは簡易インジェクションでも出せそうな気がするんですが、どこもやんないですね。



 コレも左右対称前後整頓の張り線が美しい逸品。機体名は知らない(殴)のですが、これも簡易インジェクションでしょうか、
どことなくソリッドモデルのような暖かみを感じる作品でした。違ってたらスマソ。


↑最後にサボイアvsカーチス。機体の表現のみならず、水の表現もアニメとリアルの狭間っぽいトーンでバランスされ
見ていて緊迫感よりも何故か和みを感じる作品です。当然ファインモールドのキットですが、
こうして見ててもココのキットには、やはり”愛(ラヴ)”が入ってるやね。


 こーーんな感じで、模型休止中の身に一時の安らぎというか、目の保養というか、目の毒を堪能して参りました(笑
人のを見ると作りたくなってきますね。でも、今は我慢です・・・・。
コメント (16)
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