がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

無事帰還

2010年07月28日 | 模型

かの国ではみんな運転中にエロ動画でも見てるのか?(笑。ひょっとして青が止まれで赤が進め?

ども!@河童です。毎年のことですが、夏恒例の関西出張に行ってきました。
所謂「高速道路週末1000円」って事で、休日→休日の一週間で仕事をまとめると交通費がバカ安になるため、
経費と言っても出るのはテメェの腹という自営業者的には、本来10日くらい使う筈の仕事を
無理矢理一週間にまとめて済ましてきました。
 で、忙しすぎて模型店巡りは全く出来ず、連日仕事場と宿舎の往復で、唯一無理矢理時間を作って
京都のボークスホビースクウェアに行っただけという実に面白くない関西出張でした。

↑ボークスになる前の日○ビル。所謂昨今の過払い金問題の影響で経営が悪化、昨年夏に
監理銘柄→監理解除→会社更生法申請→上場廃止
という、株主にまで豪快なコンボを決めてTKO状態の某社ビルを、ボークスが丸ごと買い取ったというのは話題になった。
元がデカイ会社のバブリーなビルだったってだけに、殆ど外見は同じ状態で凡そ模型店とは思えない面構えで営業しておって、
何となく通りがかった人には、そこが模型店とは露ほども感じさせないってのは良いんだか悪いんだか。

 ボークスってのは結構古い模型店ですが、その業態遍歴は特異な部類と言えるんじゃないだろうか。
京都や大阪で人生の半分以上を過ごしてきた俺ちゃんも、ボークスで買い物したことは多分にあります。
 この会社は元々は真っ当なプラモ屋。京都にて発祥の後、京阪神エリアで複数店舗を展開して、特に80年代には、
当時は珍しかったプラモデルの通信販売を積極的に行い、またヘビーユーザー向けにエアブラシのセットを
積極的に宣伝販売していた事を覚えてる人も少なくあるまい。しかしながら同様の形態で全国展開するプラモ屋が
バブルの勢いにも乗って乱立し、独自性が薄くなった同社は店舗展開を大幅に縮小。しかしながらガレージキットの企画販売、
及び独自のブランド「造形村」を立ち上げ、更には同社オリジナルの球体間接人形でインターナショナルブランドへと躍進し
ここ10年くらいはすっかり”プラモ屋”というイメージではなく、ドールメーカーとしての地位を確立していたと言っても過言ではない。
それが何がどうしたのかは知らないけど、昨年辺りからプラモ屋としての地位を向上すべく、
ホビースクウェアという大型店舗を拡大中、更にはキャラ物ガレキブランドというイメージが強い造形村ブランドから
スケールモデルの1/32震電を超精密インジェクションキットとしてリリース、プラモメーカーとしての一面を確立しようとしています。
 で、俺ちゃんのイメージに有ったのは、約20年前のボークス店舗の姿。当時原チャで行ける距離に店舗が二つあり
品揃えもソコソコ良かったので時々行ってたんですが、
・店員が応対含めて兎に角キモウザくて無駄に上から目線w
・俺ちゃんのような滅多に来ないイチゲンには邪魔でしかない常連の異様な集い方

と、その店内の雰囲気に馴染めず、正直どうしても必要な物を買うときだけ行ってた店でしてね、
今回もおっかなびっくりで行ってみたんですが、全然イメージと違っててボークス感が無い(笑。
 出店自体が新しいこともありますが、綺麗な店舗、まるでエグゼクティブな買い物してると錯覚するような店員さんの様相、
概ね2~2.5割近い値引き額で売られてるプラモ&ツールの充実度、イチゲンも常連も同等に扱ってくれる店内の雰囲気等々
これは既存の大型模型量販店を研究したな?って感じ。京都店は鉄道模型にやや力が入れられてる感がありますな。
近くに子供の頃から知ってる三光堂って鉄道模型主体の模型店があるんですが、ここの店主さんってとてもいい人なので
なにもこんな目と鼻の先に設置しなくてもとか思わない訳じゃないですが、こんなに金掛けて模型ビル化しちゃって
果たして今後は大丈夫なのかと、その余りにもイメージからかけ離れたボークスビルに余計な心配もしてみたりします。
そう、ビルのデカさに反してプラモ店舗は1F・2Fのみであり、品揃えはプラモに限れば大阪日本橋の大型模型店の半分にも満たないレベルですしね。
 っつーことで、何か買い物しようかと4000円分くらい買い物しまして、クレカの使い心地も知っておこうと
支払いをクレカで行ったんですが、少額にもかかわらず普通に使えて割引価格もそのまんまでした。
模型店でクレカ使おうとすると、少額の場合は嫌な顔する店も結構あるんですが、ここは問題なしでした。
PLATZの1/48用ミサイルのコーションデータデカールが在庫してて、コレを買ったのが自分の中では大収穫。
 それから、ちょいと?な商品を発見。発見というと白々しい話で、実はリリース発表を知ってから某所に予約入れてるので
アオシマのカウンタックが発売されれば一緒に我が家に送られてくるはずになってるので今回は購入はしませんでしたが

モデラーズのフィルムゲージなる物が陳列されてました。モデラーズってGSRやフジミからマテリアルやツールが
ブランド名を改めて再リリースされてたりするんですが、ここに来て新製品が登場って一体どういう事情なんでしょうか?
ひょっとしてブランド復活?なら先ずはマスクゾルとインテリアカラースプレーを復活させてくれと切に願う私としては
御布施代わりに二種類のフィルムゲージを発注したのは本当の話なんですが、どうやらインターアライド社
同社ブランドを引き継いで、徐々にマテリアル類を復活させる見たいですね。ハイテクマスキングテープやメタルック、
そしてブランド消滅時にロット買い(笑)したコンパウンドまで再販決定だそうです。マスクゾル復活の日は近いか。
クレオスのNEOが代用効くかと思ったけど、あんなに乾燥時間が掛かるんじゃ代用にならねぇっつーの。

 話変わって、出張中に漸くエッフェさんからロータス79用のデカールの発売告知が入って来ました。
このブログでロータス79をあまりネタとして取り扱わないのは、発売当初、ネット上でそこはかとなく殺伐とした雰囲気を感じまして
そういう土俵に乗ることで模型趣味が楽しめなくなると嫌なので敢えて避けてるのであって、決して興味がない訳じゃない。
むしろこの喫煙家=極悪人というレッテルを貼られがちな状況に於いても過去20年肺にJPSを貯めこんだ厨としては
黒にJPSが貼ってるだけでトリー・ブロックの尻物エロDVDよりも触手が動く訳。
 で、キットは出てきた物のデカールがないって事で、先行してリリースされたTABUのタミヤ用を試しに一枚買ってみた。
デカールで厄介なのは、なまじ印刷物なので試しに一枚買ってみるとかしないと、田舎者には検証のしようがない。
更に過去何度も痛い目に遭わされてきた汁物ブランドの大人の事情による別ブランドがTABUな訳ですから、
益々試しに買ってみないと本気買いできない。
 で、結果試しで良かったわけで(爆)、エッフェさん出さないのかな~?と吹っ掛けたりしてたら
なるべく良い物を出したいので時間が掛かるとの返事が某所経由で六月頭くらいに帰ってきてましたんで
待ってたんですが、試作サンプル画像見た感じでは待ったかいがありそうです。
タミヤ用
ハセガワ用
 中の人に会うとどうしても肩入れしたくなるのが人情ってもんですが、そこらも含めて必要分をまとめて居酒屋さんに発注掛けておきました。

 気が付けば7月も殆ど終わりです。恐怖の(笑)展示会も近付いてきました。まだ仕事が落ち着かないので
果たして作業中の二台が完成するか微妙になってきてんですが、仕事の合間を縫って頑張ってみたいと思います。
コメント (9)
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