六條八幡神社は、今は神戸市に属す北区山田町にあります。
この地は神功皇后の行宮が所在したという伝説も残る霊地であるとも・・
10世紀末、八幡宮が祀られたと伝えますが、鎌倉時代の1123年領主の
六條判官源為義が京都自邸の左女牛八幡宮を勧請、合祀し栄え、六條八幡宮
と称するようになった言われます。
神社本殿向って右側の樹木に囲まれた三重塔は、室町時代の1466年の建立。
塔は基壇上に立ち、高欄の無い縁をめぐらす。高さ19.1m、檜皮葺。
様式は和様。中央間板唐戸、脇間連子窓、中備えは三間とも台形の撥束の
間斗束を置く標準形式。軒は二軒繁垂木。二層の細縁の高欄が美しいもの。
軒の反りが強く、上層になるほど小さくなる優美な形に室町中期の特徴が見られる
と言われます。
神戸市内とは言え、この辺りはまだ田園の面影を強く残します。神戸電鉄箕谷駅
から3.2k。歩くか1時間に1本ほどのバス利用です。
神戸近郊の格好のハイキングコースも近く。中高年の歩こう会の団体にもお会い
しました。
神社の横の樹木の間に半ば隠れるように立つ三重塔。神仏混淆の名残りで神社
にある塔は肩身が狭いのか・・(神社に残る塔は兵庫県で3箇所)
しかし、この塔は、軒の端まで微細な心が行き届いた美しい塔だと思わされます。
神社の片隅でいつまでも大事にされますよう・・祈らずにはおれませんでした。











この地は神功皇后の行宮が所在したという伝説も残る霊地であるとも・・
10世紀末、八幡宮が祀られたと伝えますが、鎌倉時代の1123年領主の
六條判官源為義が京都自邸の左女牛八幡宮を勧請、合祀し栄え、六條八幡宮
と称するようになった言われます。
神社本殿向って右側の樹木に囲まれた三重塔は、室町時代の1466年の建立。
塔は基壇上に立ち、高欄の無い縁をめぐらす。高さ19.1m、檜皮葺。
様式は和様。中央間板唐戸、脇間連子窓、中備えは三間とも台形の撥束の
間斗束を置く標準形式。軒は二軒繁垂木。二層の細縁の高欄が美しいもの。
軒の反りが強く、上層になるほど小さくなる優美な形に室町中期の特徴が見られる
と言われます。
神戸市内とは言え、この辺りはまだ田園の面影を強く残します。神戸電鉄箕谷駅
から3.2k。歩くか1時間に1本ほどのバス利用です。
神戸近郊の格好のハイキングコースも近く。中高年の歩こう会の団体にもお会い
しました。
神社の横の樹木の間に半ば隠れるように立つ三重塔。神仏混淆の名残りで神社
にある塔は肩身が狭いのか・・(神社に残る塔は兵庫県で3箇所)
しかし、この塔は、軒の端まで微細な心が行き届いた美しい塔だと思わされます。
神社の片隅でいつまでも大事にされますよう・・祈らずにはおれませんでした。










