枯雑草の写真日記2

あの懐かしき日々を想いながら・・つれずれの写真日記です。

ユキヤナギ、夢の中・・

2013-03-29 | 四季それぞれに
          公園の片隅に小さな雪柳がありました。
          メインエリアの桜の木のまわりには、
          けっこうな人だかりですが、
          ここは閑散。
          でも、ぐっと近ずいて見ると、
          華やかな世界も覗えますね・・
          でも、でも、ねむそう・・
          ユキヤナギは皆んな夢の中。

























































北淡の海、夕暮れ・・淡路市旧北淡町

2013-03-09 | 海からの声を聞く
          淡路島の北部、今は淡路市に所属する旧北淡町。
          北は明石海峡大橋を通じて、明石市、神戸市に繋がり、
          西に開けた海は播磨灘。
          家島諸島や小豆島も眼前です。
          あの阪神淡路大震災の震源地でもありました。

          春を待つ日、夕暮れ近い海辺の道を通りました。
          ねっとりとして、色を失ったような煌めく海でした。
          海岸の樹木は芽ぶきを秘めています。



















































紀伊水道からの風の中に・・淡路、灘黒岩水仙郷 その2

2013-03-04 | 四季それぞれに
          このあわじの水仙郷、私にとっては4年ぶりの訪問です。

          丘陵に水仙の咲くこの地は、船山馨の史実小説「お登勢」の主人公の生誕地
          でもあるのです。この地の貧農の家に生まれたお登勢が、幕末から明治に
          かけての時代、世の波に翻弄されながらも、力強く、波乱の人生を生きた話。
          ご存じの方も多いでしょう。
          4年前は、テレビドラマ化の直後で、お登勢の像があって演じたあの可憐な
          女優さんを水仙の花に重ねてイメージしたものでした。その像は今も残って
          いますが、薄汚れて見る人もいません。可哀そうですね・・

          水仙の丘の急坂の道の中程にある1本の梅の花も、青い海の色をバックに
          存在を示していました。
          春の近さを感じながら・・
          冷たい風の吹く海辺の丘で午後のひと時を過ごしました。