枯雑草の写真日記2

あの懐かしき日々を想いながら・・つれずれの写真日記です。

コンクリートと石の記憶

2019-02-23 | 古いもの、昔の人
          広島湾に浮かぶ江田島の一つの尾根、三高山に明治時代の遺跡が残されています。
          明治30年代、ロシアとの国交が危うくなりバルチック艦隊の進行を阻止する
          ため、この場所に砲台が築かれました。
          総面積6万坪に及ぶ敷地は西日本最大規模であったと。
          幸い、実戦で一発の弾を発することなく大正8年に廃止されます。

          砲台跡、弾薬庫、設備庫、監視所、兵舎・・砲台を繋ぐ伝声管の丸い穴が生々しい。
          枯葉に覆われたこの色のない世界の只中に入ると、限りない空しさと
          恐怖の気持ちに襲われます。
          この遺跡は、土木技術の遺産として認められ保存されていますが、
          人間の為した負の遺産としてのアッピールに期待したいと思います。
          そんな恐ろしい遺跡です。


























































































公園の小さな渓流の果て

2019-02-13 | 四季それぞれに
          まださむーい冬の日、公園に行ったら
          渓流は小さな音をたてて
          流れ下っているだけでした。




















          
          秋には紅葉を浮かべていることも
          ありましたっけ・・















          やがて緑を育てて、水も清められ、
          たゆとう豊かな溜まりとなるでしょう・・























白梅、紅梅咲いてきた

2019-02-03 | 四季それぞれに
          寒さはピークの時候だけど
          毎年のお約束のように
          白梅や紅梅が咲いてきた。
          山の公園でも、街の公園でも
          逞しさと艶やかさを誇るかのように・・
          梅づくし、梅づくし。