枯雑草の写真日記2

あの懐かしき日々を想いながら・・つれずれの写真日記です。

ヒメジョオン群れ咲く

2018-06-25 | 四季それぞれに
          公園の広場は見事なクローバ。
          そこを過ぎると、雑草の間に黄色や白の花。
          そのころからヒメジョオンが目に入ってきていました。
          ・・好きな花ですから。
          やがて一面のヒメジョオン・・
          立ち止まる人も少ない花だけれど
          これは見事な群生です。
          (季節柄、ヒメジョオンだと思いますが、
          ひょっとハルジオンかもしれません。
          その識別は私にはできませんから・・)

















































花菖蒲を見に行く

2018-06-17 | 四季それぞれに
          公園に花菖蒲が咲いた・・
          という報せを聞いて出かけました。
          梅雨の曇りの日で、時々の小雨を期待して
          行ったのですが、そううまいことにはなりません。
          花菖蒲たちも雨を待っているようでしたが。
          前景に白ボケの花・・これも期待の構図ですが
          木道の上からではこれもちょっと・・
          などと御託をならべていますが、要は腕不足。
          周囲には紫陽花も少々あったりして。
          とにかく紫の花菖蒲を主体に撮ってきました。




















































山の池に行ったら・・

2018-06-09 | 四季それぞれに
          山の公園の池にまた行きました。
          池の周りにはモミジやカエデ
          目に染む春の終わりの緑です。
          池の面には丸い波紋、
          鯉の所在が知れます。
          白い鯉や赤い鯉、
          池の水面が存分に描きだす
          光の模様の中に溶けていました。

















 

































町並み保存地区、ある日・・

2018-06-05 | 古いもの、昔の人
          広島県竹原の街、旧い家並の残る一画は
          町並み保存地区となっています。
          ちょっと強すぎるほどの陽の光が街路
          を照らしていましたが、
          通る人の姿は疎らです。
          観光の休日、休みの店も多いようでした。
          二階のベランダでワンが騒いでいました。
          人のいない道を歩きながら
          風に揺れる暖簾や花飾りに住人の心
          を感じる日でした。

















































ステンドグラスの輝きの余韻・・  聖ザビエル天主堂(明治村)

2018-06-04 | 教会・天主堂を訪ねて
     この純白の建物は、16世紀中来日し、九州、山口、京都などでキリスト教の伝道
         に努めた聖ザビエルを記念して、明治23年、京都河原町に建てられた教会堂です。
         フランス人神父の監督のもと、本国からの設計原案に基づき、日本人の手で建造。
         基本構造はレンガ造と木造の併用で、外周の壁をレンガ造、丸い高窓の並ぶ
          クリアストーリーの壁を木骨竹による大壁構造とし、内部の柱や小屋組を木造で
          組上げ、内外の壁に漆喰を塗って仕上げられていました。
         正面入口の上に直径3.6mを超える薔薇窓が付けられています。
         切妻の頂点に十字架、壁の出隅の上にピナクル(小尖塔)が立ちます。
         明治村への移築に際し、意あって、躯体を鉄筋コンクリートに、窓のモールディング部
         もプレキャストコンクリートに置き換えられています。
         内部は身廊、側廊からなる三廊式、立体構成が大アーケード、トリフォリウム(装飾帯)、
         クリアストーリーの三層からなる典型的なゴシック様式。身廊上部は壮大な交差
         リブヴォールトが架けられています。

         この教会堂は、明治村の中でも最も恵まれた立地にあるように思えます。
         高台の木の間越しに見える純白の姿は、その存在を強く主張しているのです。
         堂内は薄暗く、ステンドグラスを通した外光の輝きが、一入心に沁みます。
         人々を、その心を開く空間へと誘っているかのようです。
         聞くところによると、ここで結婚式を挙げる人もいるとか・・移築保存建物という
          だけではない、生き続づける教会堂の姿を見るようで、心嬉しくなります。
         (昭和48年明治村に移築。)