枯雑草の写真日記2

あの懐かしき日々を想いながら・・つれずれの写真日記です。

ポピーの咲く畑で

2019-05-21 | 四季それぞれに
          菜の花の咲く緑の高原の向こうに
          ポピーの畑がありました。
          ケシといえば街中でも咲いている
          あの少し褪せたような赤色の
          ヒナゲシの花が私は好きですが、
          ポピーという呼び名はそれらを含んだ
          総称であるようです。          
          このポピー畑の派手さもそれはそれで
          心浮き立ちますね。
          目を近づけるとその身を覆う剛毛の
          花とは異なる印象に驚かされます。
          でも銀の雫を宿らせるには格好な舞台かも・・
          (露を置く葉はポピーではありませんが加えます。)








































































吉野川河畔の小さな旅

2019-05-09 | 四国遍路の道
          吉野川の高地蔵を巡る小さな旅の一日、川島(吉野川市川島町)の「浜の地蔵」にまいり、
          古くからの遍路道を辿って吉野川の畔を歩きました。
          川島の浜の地蔵は天保14年、水難の防止と水没者の供養のため建立された高地蔵。
          逞しく、魅力的な表情に出合えます。
          台座に「天保癸卯四月念四日 脩流水灌頂干芳水高 造立導像予北為淹溺亡」と刻まれています。
          (何となく意味はわかりますね・・)
          地蔵の前の堤防の道を行きます。すぐあの懐かしい潜水橋(川島橋)が見えてきます。
          急に過ぎた雨の後、静かな吉野川の流れは少し霞んで見えます。
          川の畔の樹木の影、緑の斜面の黄色の菜の花・・
          こんな美しい場所がこの世にあるだろうか・・と思うほどです。
          川を眺める人、散歩する人・・に出合います。遍路の姿を探しますが、出会えません。
          粟島の渡し跡、光明庵跡(何れも遍路には無銭)もここ。吉野川河口より28kの地です。
          堤防の道をおり、弁天神社の参道に大樹に取り込まれた百度石を見ます。
          それから、遍路道を進んで道傍の「西麻植の地蔵」にもまいり、藤井寺まで行きました。