先週の買い物の終わり際に、初めての体験をしたんです。
ちょっと?いやかなり危ない事でした。
大事にはならずでしたが、身体はガチガチになっておりました。
買い物を終えて店を出ようとした時に、私の身体は後ろへ倒れたのです。
車椅子に私は座り、夫は後ろから押していました。いつもと同じ光景だった筈なんですが、この時は違いました。
お米ともう一つ大きな物があり、それに野菜等の食材の袋を車椅子の押しハンドルに掛けていたのです。
店の出口辺りが駐車場側へ傾斜していて、バランスが崩れて、重い後ろへ車椅子は傾いたのでした。
それで私は座った形で店の天井を見る形になり、夫の顔が真上に見えて、何が起きたのか、最初は分かりませんでした。
荷物を掛けていたフックが重みで伸びきってしまった後に足元が上に上がったので、ゆっくり倒れたのですが、一応、背中は地面に付いたんですね。
姿勢が変わったので、咄嗟に身体はぎゅーっと丸まったのです。
その場に店員さんが2人おられて、直ぐに起こして下さいました。
「頭は打っていませんか?」と声を掛けてくれました。頭は打っていませんでしたが、首を縮めたので、全身が緊張してました。
足置きから足は浮いて固まってました。
夫も必死に体勢を戻そうとしたのですが無理だったようで、抗った証拠に、両手に傷がありました。
出血は避けられましたが、危なかったです。
どうしても手間を省こうと一度に荷物を運ぼうとした結果の出来事でした。
この件について、デイサービスでスタッフに話したところ、マネージャーから、"以後今回のような事が無いように気をつけて!"と注意されました。
それと"車椅子に乗ってる時に、膝の上に重い物は乗せない!"とも。
股関節を傷める可能性があるからと。
大丈夫だと思っていた私の身体は、全身ガチガチになっていて、木曜日の運動メニューは負荷を減らして軽くやりました。
夫がとても凹んでました。
「心が折れた」とも言ってました。
そこで、私も言いました。
「私だって心が折れてるよ。病気の直後よりも今がキツいから、バキバキに心は折れてるけど、やれる事はやってるよ」と。
夫も己の身体の老いが身に染みる昨今なのでした。
2人で乗り越えて行くしかありません。
大事にはなりませんでしたが、とても危ない事でした。
夫婦でそれを受け止めて行こうと気持ちに喝を入れたのでした。
私が健手を傷めたので、車椅子の自走を今はやっていないので、それが今回の事に繋がっています。
夫も無理は出来ませんから、これからはより慎重に行動しないとダメですね。
大丈夫だろう、は、やってはいけない、のだと肝に銘じました。