今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

心配な夫の表情

2011-09-06 07:13:57 | 病気

午後から病院へ出かけ、病室に入った瞬間、夫のいつになく険しい表情に、私は戸惑い、不安を覚えました。。

「気分が悪いの?」と思わず尋ねました。

「そんなことない」と答える夫。

でも顔色も心なしか、よくありません。
穏やかな表情を見せることは終始なく、宙を見つめ、何か思い詰めているようにさえ、私には見えましました。

そのような時の夫の表情は、手前みそですが、思わず惚れ直したくなるほど、涼しげで、凛々しく、気品に満ちています。
私がお見合いで一目ぼれをした時の雰囲気を彷彿とさせます。(笑)

冗談はさておき、いつも寡黙な人ですから、私は妻としていくら心配でも、、勝手な問いかけやおしゃべりで、夫の心に立ち入りすぎないように、と
できるだけ努めます。

そっと見守るのが、一番の優しさ、と長年連れ添って、身に付いた妻の知恵。
変に同情されたり、気遣われたり、意見がましい事を言われることは、うっとうしいのか、嫌がる人です。
この夫の性格には、1時随分悩まされた私ですが、いつの間にか慣れ、夫の性格として受け入れられるようになりました。

でもやはり心配、何を思い悩んでいるのかしら? と、私はストレスを抱えることに。

けれど、そのストレスの発散場所には私は恵まれています。
心優しく賢い娘達。早速電話しました。
夫の様子を知らせ、私の不安な気持ちを発露。

昨日は、帰りにヨドバシカメラと高島屋にも寄り、帰宅が遅くなりました。
そのため、仕事で疲れているに違いない長女には遠慮し、次女にだけかけました。
通常相談事がある時は、娘達二人に電話することが多い私です。

次女は、いつものように良き話し相手になってくれました。
娘とは言え、想像の域は越えられませんが、パパの気持ちを分析。
良い助言をしてくれました。

まだ具体的にお話しすることは致しませんが、肝臓がん以外にも、難病を抱えている夫です。(昨年の6月の入院で、宣告されました。)
命にかかわる事ではありませんが、厄介な病で、夫が今後を不安に思う気持ちは痛いほどわかります。
又いつか、お話しする機会があることでしょう。

でも夫婦、闘病などと意気込み構えすぎないようにしたい、と。
淡々と、いつもと変わりない日常の暮らしを心掛けたい、と。
恐らく夫も、それを望んでいることでしょう。、

それが一番、病の回復と、心身の健康増進のためにベストな事、との思いでいます。
ですからブログでも、夫の病について、余り多くを語ることは致しません。
とは言いながら、もう一杯語っていますね~(笑)
その度に、たくさんの温かな励ましの応援をを頂いてきた私です。

嬉しいことは書けば書くほど喜びが倍加します。
しかし、先の見えない病のことを書いても、急に良くなるわけではありません。
綴りながら思い悩むより、気にしすぎず、日々を心静かに、いかに穏やかに素敵に暮らすかに心を砕きたい、と。

先日、順調なら水曜日に退院予定と書きましたが、明日になるかどうか、まだはっきりいたしません。
夫の様子も心配で、先生にお会いしお話を伺いたい、と思ったのですが、手術中で、かないませんでした。
今日も、午後から病院に出かけてきます。

外は爽やかなよいお天気。
すっかり秋の気配ですが、まだ多少蒸し暑さも残り、夏の残照をもうひと超えといった感じでしょうか。

私も頸椎症に悩んだ、この夏。
でも寝込むこともなく、精一杯元気に過ごせたと言っていいでしょう。
もし私が倒れたら、我が家は大変。

これからも、夫の全快を祈りつつ、ほどほどに頑張り、一方、日本の美しい秋を、心行くまで満喫したいものです。

さわやかな秋空のもと、皆様も、素敵な日々をお過ごしになられますように。

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