今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

医師の意外な言葉

2011-09-27 07:57:47 | 健康

またまた大げさなタイトルで申し訳ありません。
でも私には、この表現以外思い浮かばないほど、医師の言葉はショックで、頭をガンと殴られたような気持ちでした。

日記でもお知らせした通り、昨日は、植木屋さんがミモザの除去のため作業中でしたが・・・・・・
私は、午後のお茶の用意を済ませ、後のことはお願いし、最寄り駅近くの病院へ主人に同伴してまいりました。

予約は1時半でしたが、特診扱いで、先生のご要望で急遽受け入れられた患者のようでした。(夫の話)
N病院の血液検査の数値の表も持参したのですが、直近の結果をご覧になりたかったのでしょう。
再度検査があり、その結果待ちで2時間以上待たされました。

やっと呼ばれ、診察室に入り、先生のお話を伺ったのですが・・・・・・
血液検査を見て、先生の第一声は、「肝機能が非常にいいですね~

これ以上嬉しい言葉は、ありません。
N病院でも、同じ感想をT先生が述べられました。

その時、よく食事は取れていますか?食事がとりづらかったら、分食してでも採るようにして下さい。
たんぱく質を特に多く摂取するように、と。

いつもは、私の食事をとてもほめて下さる先生が、幾分いつもとニュアンスが異なる表現。
私は、退院後ずっと心に引っかかっていた言葉でした。

夫は、その時、「先生がおっしゃる通り、肝臓が胃を圧迫しているせいか、食事が多くとれません」と話していましたが・・・・・・
何故そのように感じるのか、私にはとても納得がいかず、怪訝な心境でした。

だって夫は三度の食事を入院前と変わらず、とてもしっかり食べているからです。

そして昨日お会いしたI先生の表現は、もっと直截的で、何と手厳しかったことか。

栄養状態が、非常に悪いね~
これでは、インターフェロンを開始できない。
もう少し、栄養状態がよくなってから、いつ始めるか検討しましょう。
とにかく、肉でも豆腐でも、何でもいいからどんどん食べなさい」
と。

ここでも、また夫は、間違った報告をしています。
食事が多くとれません、と。

私はその度に、横から多少遠慮気味に、
「そんなことはありません。夫の食欲は術後とは思えないほど旺盛です。」と小さな声で囁きます。

でも恐らく先生は、夫の話を信じておられることでしょう。
栄養状態が悪いのは、夫が食べられないから、とのご判断。

それは、夫の間違った報告による診断です。
良く食べているのに、栄養が吸収されない。
これが、私が知る事実。

食べられないために栄養不良に陥っているのなら、その解決策は、いとも簡単。
たくさん食べるようにすれば良いだけですから。

私は、病院前で夫と別れ、電車に乗り、隣の駅までお出かけ。
長女からもらったコーヒー豆を二袋、スターバックスでお茶を一服がてら挽いてもらい、スーパーで食材のお買い物をしました。

その間、先生の手厳しい言葉が、頭の中で反響し続け、何故?何故?の気持ちでいっぱい。

食事には、十分気を配ってきたつもりでしたから。
担当医には、いつも食事管理をほめられ、自信もありました。

ところが1転、栄養状態が非常に悪い。

私は全責任が自分にあるような気持ちになり、落ち込むこと、底知れず…少々オーバー(笑)
でもかなりこれに近い心理状態で、足取りも重く、すぐには精神を立て直せませんでした。

但し、先生の最後の言葉に救いを求めようと努めた私です。

その言葉とは・・・・・・

「術後だから仕方ありません。」と。

「焦らず行きましょう」と。

ここからは私の勝手な解釈ですが、肝機能は良好とは言え、まだ術後間もない夫の体。
摂取した栄養が十分吸収できない状態にあるのかもしれない、と、思うようにしました。

我家の食生活の反省点は、

体の負担にならないものをと思うあまり、和食中心になりすぎたこと。
今後は、バランスのみ考慮し、以前と同じようにのびのびと料理を楽しみ、深く考えすぎないように心がけようと。

帰宅後、娘に電話をかけ悩みを打ち明けたところ、
「ママの食事が悪いなんてありえない。十分すぎるくらいよ。我が家には育ち盛りの子供がいるけれど、ママのようなご馳走は作らないわよ」と言って、慰めてくれました。
たとえお世辞でも、励まされ、多少自信を回復することができた私です。

更に困ったことに、首に一番悪い作業は、俯き加減でこなさなければならない料理。
長くこれに集中すると、てきめんに首が痛くなり、息苦しさの一歩手前になります。

料理も、朝から取り掛かり、時間を分散し、一つのことに長く集中しない事。
そうすることにより、多少私の体への悪い影響を回避できそうです。
でも以前に比べると、明らかに快方に向かっていて、ずいぶん楽になってきました。

味覚の秋、おいしいものをたくさん食べて、よい季節を満喫しなくては、と思いながらも、また現実に戻って、家計簿とにらめっこ。(笑)

昨日のミモザの処分費の請求書が、ポストに入っていました。

たか~い!太い根を抜くのに二人がかりで苦労されていたし、要した時間もお昼を挟み、恐らく4~5時間はかかったでしょう。
仕方がない額かもしれませんね~

修復可能か、トレリスの状態も見ていただきましたが、いたるところ腐っていて、もう寿命の限界状況のようでした。
塗装前に、新しいのに取り替えることも検討した時期があっただけに、再塗装の判断をしてしまったことが何とも悔やまれて仕方ありません。

その時の請求書が、アプローチの新品分も含め、172000円。
このうちの半分の額は、再塗装費(取り外しや運搬料、人件費などももちろん含まれます)で、もし取り替えると、全く無駄な支出となります。
もし今後、庭のトレリスも新品に取り換えるとなると、とんでもない臨時出費に!

長女の家でも玄関脇に立つオリーブの木が、今回の風で倒れたようです。
我家のミモザとは比べ物にならないほどの低木です。私の背丈より多少高い位。
一応、支柱を立て直し、元の状態に戻したようですが、根付けは無理かもしれない、と言われたとのこと。

今回の台風で儲かったのは植木屋さんくらいでしょうか。
世の中の巡り合わせでは、同じことでも、泣く人もいれば、笑う人もいる。
世間とはそういうものですが、がぜん辛い思いをした人の方が多い、今年の度重なる災害。

来年のことを今頃願っては、鬼が爆笑しそうですが、来年こそは、よい年になりますように、と今からひたすら祈りましょう。

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いつもたくさんの温かな励まし応援、本当に感謝です。
今後とも宜しくお願い致します。

 

 


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