今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

病は気から

2011-09-15 07:32:07 | 病気

夫の入院で、最近は、私の病の頸椎症について触れることは、余りありませんでしたが・・・・・・
実は、相変わらずなんです。
心配で、ちょっと悲しい。

夫の二度の入院で、ここ約50日間、気力で病院通いを続け、自分の体をいたわる暇もありませんでした。
けれど、不思議な事に、外出すると、私の症状は必ず緩和され、多少良くなります。

経過を振り返りますと、私の病に1番良くない姿勢は、前かがみになること。
この姿勢を長く続けると、首の後ろが張り始め、次第に喉を締め付けられるような感覚に見舞われます。
そして呼吸が苦しくなってきます。

張りとか痛みだけでしたら、さほどストレスも感じないで耐える精神力を自分は持ち合わせていると思うのですが・・・・・・
呼吸が苦しいのは、何とも情けなく、その辛さは、言葉で言い表し難いです。

この症状は、夫が退院してから、またひどくなってきました。当然です。
外出がなくなり、毎日俯き加減の姿勢で、料理をしたり、お掃除をしたりと、終始家事に追われていますから。
その上、デスクワークも好きな私です。

このまま、お薬を服用し続けていても、治りそうになく、異なる治療を検討する段階にきているのかもしれません。
担当医も、この治療でしばらく経過を見て、改善されないようなら、また新たな治療方針でいきます、と言われました。

実は昨日は、私が夫と同じ病院の整形外科で再診を受ける、予約日でした。
夫のことが気になりましたが、夜はゆっくり休め、食欲もあり、変わりない様子でしたので、一人で出かけてきました。

昨日の炎天下、電車とバスを乗り継ぎ、1時間半かけて病院にたどり着きましたのに、診察時間は、わずか5分足らず。
待ち時間は、1時間以上。

大病院では、緊急の手術もありますから、予約しても、待つことは覚悟の上で参ります。
夫の場合も、時に数時間待たされたこともありました。

でも先生の人柄と態度から受ける印象により、患者側の気持ちも随分変わりますね~
夫の担当医の先生は、すべてが申し分ない、理想的なお医者様ですが・・・・・・

整形外科の先生は、あまりに無愛想。
患者の不安な気持ちをくみ取ろうとする優しさなど全くなく、ぶっきらぼうな態度で受け応えされるだけ。

いつでしたか、無愛想な先生だけれど、お話は単純明快で分かりやすい、との印象を、このブログに書いた事がありますが、今日はさすがに、そのように好意的な受け止め方はできませんでした。

私が先生に、「症状は相変わらずです。ほかに良い治療法がないでしょうか」と申し上げたところ、「これで治らなければ、手術しかかありませんよ。」と、ぶっきらぼうな冷淡な一言で終わり。

これ以上、この先生とお話ししても無駄、と感じましたから、丁寧にご挨拶だけして、診察室を出ました。
さすがに気持ちが沈み、帰る足取りが重くなり、考え込みがちに・・・・・・
私は、必ず治ると、あるいは治してみせると、健気な気持ちで取り組んでいるのに、患者側の前向きな心情を落ち込ませる先生の態度には、疑問を感ぜずにはおられません。

今後、この先生による治療を継続すべきかどうか、思案のしどころで、迷います。
患者側にも、先生を選ぶ権利はあるでしょう。
担当医を変えていただくのも一法かもしれません。

夫の担当医の先生は、不安でいっぱいな時、温かな励ましの言葉で、いつも元気付けて下さいます。
余りの違いに、先生も様々、と・・・・・・

長女の婿は、孫のR君を医者になってほしいと、願っているようです。

私は、子供の将来を、親の気持ちで勝手に決めてはいけないけれど、もし医者にしたいのなら、子供の時からそのモチベーションを高めるような話題を提供する気配りをしてもいいのではないかしら、とよく言います。

私は、両親が、入退院を繰り返している頃、病院に妹と交代で日々通い詰めました。
毎日、数時間病室で過ごし、看護婦さんに、今日は半夜勤ですか、とよくからかわれたものです。

その時、いろんなお医者様との出会いがありました。
そして必ずしも、私は、医師に対して良い印象を受けませんでした。
麻生氏が首相の時、医師批判をし、その失言で、批判された時期がありましたね~
医師は、社会常識に欠けた人が多い、と言った内容でしたが。

私は、それを聞き、内心うなずくところがありましたが、その医師像が一転したのが、夫の担当医に出会ってからです。
孫が、医師をめざすのであれば、T先生のようなお医者さんになってほしいと願い、祖母の夢がみるみる勝手に膨らみました。(笑)

でも気の弱い孫は、外科の先生は絶対無理ですね~小児科ではないかしら。(笑)

外科の先生の、労働の厳しさは、想像を超えるものがあるようです。
人の命がかかった手術に、早朝から日が暮れるまで臨み、その後患者家族にも会い、説明をし、患者の様子も気にかけなければなりません。
私が見る限り、土曜日も出勤、日曜日にもお目にかかることがよくあります。
使命感に燃えて頑張れる、やりがいのある仕事とはいえ、まさに、体力勝負。
世の中見回しても、これほど過酷なお仕事は、他にはないでしょう。

一時、医師不足が問題になった時期がありましたが、今は多少解消されたのでしょうか。

とにもかくにも、夫の先生には、海より深く山より高しの溢れるような感謝の気持ちでいっぱいでいます。

私の先生の事は、もうしばらく様子を見て、対応を考える事といたしましょう。

一昨日辺りから、タイマーを15分に設定し、音が鳴ると、数分ラジオ体操のまねごとを必ずするように心がけています。
するといつになく、体調も良いようなので。

くよくよしても仕方ありません。
私の大好きな言葉に、病も気からがあります。
根が楽観的性分の私は、前向きに明るく暮していれば、私の病は自然によくなるのでは、との希望的観測を抱いています。

日々、姿勢をただし、歩行も、体を揺らさず、スチュアデスのように美しく優雅に、そして適度の運動を心がけましょう。
そしてお医者さまにも言われた通り、首のコルセットの装着を怠らないこと。

これが一番苦手な私でしたが・・・・涼しくなれば、もう少し頑張れそうです。

厳しい暑さのさなか、我が家は悩ましいことが、次から次へと襲いました。
一時はどうなることかしら、と不安でおののくような気分でしたが、今は、元の日常に戻りつつあります。
この調子で、今後も明るく頑張らなければ、と自らに言い聞かせているところです

私達は、努力次第で、元気な体を取り戻す希望がありますが、如何に努力しても、失ったものは返ってきません。
今その悲しみから何とか立ち直ろうと、被災地の皆様は、日々弛まぬ努力を続けておられます。

そう思いますと、私の苦労など、取るに足らないこと。
こんなことで弱音を吐き愚痴を言っては申し訳ない、と言った気持になります。

昨夜、就寝前に窓を閉めようとした時、何とも心地よい冷気を感じ、秋の気配が忍び寄っているのを実感しました。
今日も、日中の気温は、32度近くまで上昇するとの予報でしたが、今は柔らかな陽光が降り注ぎ、さわやかな朝を迎えています。

さぁ~、二度と巡ってこない今日という掛替えのない日を、悔いが残らないよう素敵に過ごしましょう。

皆様も、良き日をお迎えになられますように♪

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今日も、お立ち寄り頂き、ありがとうございました。


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