私は日記ブログ以外に、料理ブログも持ています。
日記ブログよりかなり遅くスタートしましたが。
綴り始めて6年程になります
日記ブログほど熱心に臨んできたわけではありませんでしたが。
両ブログのかけもちは、年を重ねるとともに、次第に重荷になっていきました。
けれど、日記ブログが、暮らしの励みになっているのと同様に、料理ブログも、マンネリ化しがちな毎日の食事作りを励ましてくれるものでした。
私のブログは、日々の料理日記ではなく、料理ノート作成が目的でしたから、献立にはとても気を遣いました。
料理に手がかかるけれど、和食が一番好きな私です。
料理ブログに限らず、若い時から、献立を考えるのにとても時間がかかった私です。
何となく適当にではなくて、味のメリハリや、彩りなどとても気にしてしまう性格でしたから。
和食なら、すべて和食、中華ならすべて中華といった具合に、統一しないと気が済まなくて。
家庭料理ですもの、美味しければ、多国籍料理で構わないのに。
何故でしょうね~。
大袈裟ない言い方で恥ずかしいですが、私の美意識が影響しているのかしら?
或は、わたしの母の料理へ臨み方がそうだったのかもしれません。
私にとっては当たり前のことになっていました。
ですから若い時から、献立を立てるために、楽しいというより、相当な苦労をしてきました。
過去に書き留めた自分の料理ノートやスクラップ、幾冊かの料理本をテーブルの上に並べ、長い時間をかけて数日間の献立を考えます。
私が愛読してきた料理本の一部。まだまだ山のようにあります。
この際、断捨離を心掛けましょう。
その苦労から解放されたくて、それが目的で、料理ブログを開設したつもりでしたのに。
画像付きの料理ブログを見れば、献立が一目で分り、すぐ日々の料理が決められる、と思ったのです。
ところが、途中から、もっと大きな夢を自分の料理ブログに描くようになりました。
娘達はむろんですが、孫たちが結婚して日々の食事作りに励むようになった時、私のブログを時に参考にし役立ててくれるかもしれない、と。
それは、とてもとても楽しくて幸せな想像でした。
私がこの世からいなくなっても、祖母の遺品となって、孫たちの暮らしに役立つのであれば。
一人分ではありません。半分は、次女宅へ
でもです。
もう十分、色々な献立を料理ブログに掲載してきました。
自分の料理ブログを見れば、一目で献立も決められます。
料理ブログ開設当初の目的は、もう十分果たせていると思ってもいいのかもしれません。
それなのになぜ、私は相変らず、料理本や雑誌や新聞の切り抜きを見て、日々の献立を考える苦労を続けているのかしら?
そのストレスが、料理ブログを開設当初より、もっと大きくなっているなんて、本末転倒。
目新しい料理より、食べ慣れたもの。
日本の伝統的な味付けのお料理に、一番惹かれる私です。
肉じゃがだったり、五目ずしだったㇼり、お煮しめだったり、といった具合。
昨日は、数日分の献立を考える日と決めていたのですが、それを思うだけで、心が重くなってしまって。
心配した通りで、テーブルにつき献立を考え始め、料理本を見ても、、良い献立が浮かばなくて。
時間ばかり無駄に流れていきました。
ふと立ちどまるかのような心境になり、考えました。
この苦労をするのがいやで、料理ブログを開設したのではなかったのかしら、と。
その目的で努力した甲斐もあり、レシピ付き献立のカテゴリーは、私が一番自信が持てるページになっているじゃあないの。
これ以上、献立を考える苦労はもうやめてもいいのかもしれない、と。
昨日の朝、有り合わせの物で作った肉じゃが。しらたきも絹さやもなしです。
それをもって午後から次女宅に行きました。孫のK君は、塾のクラス分けテストの日。
ハイタッチで励まして送り出しました。
今後は、ブログの献立から探して、毎日、自分が本当に食べたいと思うものだけこしらえよう。
食べたければひと月に、同じものを幾度食べたってかまわないのでは。
私の今の喜びの一つに、孫たちに自分のこしらえた料理を食べさせることがあります。
ですから、今後は自分のためだけでなく、孫の口に合うものを多く作りたい。
料理ブログを意識しないで、自由な発想で、自分流の料理作りをもっともっと愉しんでみよう。
創作料理にも、どんどん挑戦してみたい。
といった具合です。(笑)
料理は大好き!
でも献立を立てる苦労は、ストレスだった私。
私がお気に入りの今右衛門と源右衛門の和食器です。
昨日、妹に料理ブログ綴りを止める報告をした時、言いました。
「物の断捨離も年とると大切なことだけれど、もっと大切なことは、心のストレスになっていることを断捨離することだと思わない。
私にとって、料理ブログのために、新しい献立を考えるのは結構なストレスになっていたの。
だからこのストレスは、思い切って断捨離することにしたわ」と。
妹は、私が愉しんで熱心に取り組んでいると思っていたようです。
ですから、意外に感じ、ちょっと驚いている様子でした。
「心のストレスの断捨離」と言う点では、大いに共感してくれましたけれどね。
これからは心をどんどん軽くして、呑気に楽しく余生を暮らすことを心がけましょうね、と言い合いました。
日記ブログも、作文の宿題をあてがわれているようなストレスは大いにありますが.
心の整理ができ、認知症の予防には最適。と思うと、まだ当分やめられそうにありません
ストレスはできる限り軽減し、心からブログ綴りが楽しめるように、もっともっといろいろ工夫をしたいものです。
シニアーブログにもまた参加させていただくことに致しました
更新は、ますます不規則になると思いますが、宜しくお願い致します
花のように泉のように