今、私が一番身近に感じている孫は、小学校六年生のK君です。
週に、2~3度必ず会っていますから。
初孫のR君も、誕生から小学校生の低学年あたりまでは、あまりの可愛さで、私は献身的に世話を焼きました。
一週間くらい預かることも度々。
旅行にも、夫とR君の三人でよく出かけたものです。
ですから、特別な思いがR君には、今もあります。
K君も同様かもしれません。
パパが一時期、単身赴任したため、K君とは同居したことがありますから。
それはそれは可愛くて。
私は家族が増え、家事が忙しくなり、その片手間のお相手でしたが、夫は体をすべて解放し、孫と相対する人でした。
ですから、K君に限らず、孫たちはみんな大変なおじいちゃま子になりました。
そのおじいちゃまが亡くなった時、一番泣いたのが、K君です。
火葬場に向かうバスの中でも泣き続けるK君の姿に、妹が、とても心を打たれたとその後、私に話してくれました。
K君は、おそらく孫の中で、性格が一番穏やかで優しいのでは、と思っています。
何せ、同居していた数年の間も、泣いたりぐずったりして私を困らせたことが、一度もありませんでしたから。
素直で明るくて、元気いっぱい。
全く手がかからない子でした。
パパ方のおばあちゃまが、良い子過ぎるのでは、と心配なさるほど。
でも無理してそのような態度を取っているのではなく、K君の場合、天性の性格のようです。
そのK君が、もう小学校六年生に。
今も穏やかな性格には変わりありません
R君は、高校三年生。
K君は、学校の成績はとても優秀。
昨年は運動会の閉会式の司会をするほどリーダーシップもあります。
今も実行委員長を率先して自分から引き受け、頑張っているようです。
父兄の個人面談でも、担任の先生から、過剰と思えるほどのお褒めの言葉をいただけるとか。
でも塾の成績は今一つ。
大手の有名塾の最寄り校に通い始めて半年くらいになるでしょうか。
今のところ、六クラス中の中間の位置にいるようです。
五月の連休明けまで、地域の少年野球の一員で、週末の土日は野球漬けの日々。
勉強どころではありませんでした
親も受験に対しては、割とおおらかに構えている様に、私には見受けられます。
高校三年生のR君も、現役突破は何だか無理そう。
娘達があまりに優秀でしたから、孫たちの成績の伸び悩みに意外感が私は少しありますけれど。
次女がしきりに話すのは、「人間にとって大切なのは、成績や卒業した大学の良し悪しではなく、人間力よ」と。
「今の世の中は特にそう」と。
長女夫婦も、そういえば似たような事をよく言っています。
若夫婦達は在学したことのある最高学府の、マイナス面も知っているのでしょう。
ですから、かえってそのあたりの心の構え方は、おおらかでいられるのかもしれません。
二人の受験生孫を抱えた私の今年の年末年始は、ちょっぴり緊張しそう。
できれば、志望校に無事合格させてあげたいけれど、こればかりは試験に臨んでみないと分かりませんね。
R君の中学受験の時のように、実力より上の難関中学に思いがけず合格なんてこともありますから。
でも、それも良し悪しだなあ~、と。
少々自信を失っているR君を見るにつけ、祖母の私は複雑な心境です。
私が、娘達が中学受験に臨んでいる時、口癖によく言っていたことがあります。
「結果ではなく、一生懸命努力するその過程が大切である」ということ。
結果は、神さまがあなたに一番向いた学校を選んでくださるから。
気にしても仕方ないわ、と。
だから今を大切にして、悔いのないように頑張りなさいね、と。
孫たちにも、同様のことを言ってあげたい気分だけれど、バアバは、この際余り口出しはしないようにしましょう。
とは言っても、二人の娘たちの受験の頃のことを思い出して、つい親にも意見したくなることもあるのですけれどね。
妹と(ブログ名 世界で一つだけの姥花日記)、よく言いあうことは、
「孫の事まで心配するのはよしましょうよ。
私達の子供ではないのだから。
親に任せればいい事」
今日は本当はこんな話題を持ち出すつもりではありませんでした。
タイトルは、「K君の愛しい修学旅行のお土産~一枚の絵葉書」だったのです。
ところが、お話が途中から全く違う方向に。
書き出しの雰囲気が、記事の結論とかけ離れていて、なんだか恥ずかしい文章になりました。
シニアーブログにもまた参加させていただくことに致しました
更新は、ますます不規則になると思いますが、宜しくお願い致します
花のように泉のように