週明けの月曜日。
心配したお天気は、出かける頃には快晴。
四月の旅行の時も、奇跡的な天候の激変で、良いお天気に恵まれた私です。
再度の幸運に、心から感謝の日でした。
梅雨間ながら、湿度も高くなく、とても爽やかな気候。
正に行楽日和で、老いた身には、本当に助かりました。
お出かけ先は、ズーラシア動物園。
学校が振替休日の次女家の孫娘かれんちゃんが一緒です。
K君のママが、動物園までの利用交通機関と園内の順路まで紙に詳しく書いてくれました。
それを手に持って頼りながらの見学。
私の服装は、前日の次女宅での夕食時に、「今日の服装は、動物園にピッタリじゃあないですか」とお婿さんに言われた、水色の七分袖のオーバーブラウス。
柄が、象やキリンさん。
数年前に購入したものです。
迷っていた服装が、お婿さんの一言で、決定でした。(笑)
この日はかれんちゃんが、カメラマンになって撮影を引き受けてくれました。
そのため、私の写真もたくさんあります。
この画像も、かれんちゃんの撮影です。
オーバーブラウスの動物の柄、分りますか?
私の服装はともかく、かれんちゃんの服装の何とファッショナブルなこと。
ファッション雑誌の子供服さながらの装いで、会った時、思わず「可愛い!」と言いました。
小物まで色が統一されていて、ママのこだわりが見て取れます。
普段とは大違い。(笑)
無事、動物園に着き、いよいよ園内の見学スタートです。
当園は、私は三度目くらいかしら。
かれんちゃんの方が、この動物園の事は詳しいはず。
そう思った私は、パパに、明日は「かれんちゃんに案内してもらうわ」と言いました。
すると、「いやそれは、まだまだ無理でしょう」と。
私は、大人が子供に頼るのは、教育効果大だと、若い頃からの信念があります。
娘達には、「演技でいいからそうしなさい」と、時々言っているほど。
このお話はまたいつか。
ところが、かれんちゃんのパパの言う通りでした。
園内バスで目的地に着き、散策をはじめて間もなくの事。
15分足らずだったでしょうか。
頼るどころか、なんとも幼い子供らしい言葉が、かれんちゃんのお口から、飛び出しました。
「何だかパパとママに会いたくなっちゃった」と。
その理由は、すぐ察しがついた私です。
かれんちゃんは振替休日でしたが、登校日の月曜だったため、就学童らしき子はまるでいません。
そのためでしょう、動物園はとても空いていました。
私達が園内バスを降りて林の道を歩き始めたとき、人影はほとんどありません。
かれんちゃんは、その様子を見て、なんだか心細くなってしまったのでしょう。
それに、同伴者がばあばでは、頼りなかったのかもしれませんね。
私は、かれんちゃんを頼るどころではなくなってしまいました。
とてつもなく広い動物園。
広大な敷地に、森のような林。
その中に距離を置いて、動物の居場所の住処が点在しています。
すぐには動物には会えません。
このあたりの道で、「ママとパパに会いたくなっちゃった」でした。
ママとパパに会いたくなってしまったかれんちゃんの気持ちを引き立たせ、如何に今日のお出かけを愉しんでもらうか。
いよいよ頼りないバアバの奮闘記となります。
この続きは次回に。
ご訪問、温かな応援、本当に有難うございます。
花のように泉のように