旅行の形態では、一人旅に一番憧れている私ですが、何事も経験と思い、久しぶりにツアーの小旅行を愉しむことに。
のんびりゆったりの観光で、優雅なホテルライフも楽しみたい。
飛び切り美味しい実のあるお料理を頂きたい。
そんな私の願いを叶えてくれそう企画を立ててくれる旅行社が一つだけあることに、私は去年の夏ごろに気が付きました。
けれど、とても割高。
恐らく一流のホテルに泊まり、一流のお料理がいただけるからでしょうか。
他にもう一つ、利用するバスの、ラグジュアリー性によるのでしょう。
旅行先のバスターミナルでは、この旅行社のバスが、一段と輝いて豪華に見えます。
旅行慣れした妹が、去年一緒に日帰りツアーを愉しんだ時、このバスの乗り心地を絶賛していました。
妹は、とても割高だし、観光のペースがゆったりしすぎてて物足りないとのこと。
もうすこし年を取って体力が落ちたら利用したいとのことでした。
けれど、二歳年上で体力がない私には、実に適した企画で、私の旅の目的にも叶っているように感じています。
姿勢が悪い!写真を見て反省(笑)
その会社のツアーを利用して、今回は二度目のお出かけでした。
日帰りではなく、一泊旅行。
旅の名称は、<桜名所100選小諸城址「懐古園」の桜 「妙義山の桜の里」と老舗の万平ホテル>
私は、長い人生、お花見というものをあまり経験してきませんでした。
今も忘れない、次女夫婦の車の中での夫との会話が思い出されます。
長女宅で過ごした帰りのこと。
桜の満開が目前でした。
「ねえ~あなた。家族みんなでどこかにお花見に行かない?」
と私が言いました。
すると夫が素っ気なく言い返したのです。
「お花見は、桜の木の下でお酒を飲んで騒ぐことだよ」
表現はかなり違ったようにも思いますが、幾分小ばかにしたような雰囲気のいい方でした。
次女夫婦たちも、それに同調しているかのように感じられ、私はそれ以上話すことが出来ず、お花見の話はそれで終わり。
何だかなあ~、と幾分私は納得いかない心持でした。
確かに日本のお花見には、その傾向が無きにしも非ずですが、一概にそうとも言えないですよね。
昨年と一昨年、ご近所の方達と三人で出かけたお花見は、もっと落ち着いたしっとりしたものでしたもの。
目黒川沿いの桜を心行くまで愛でて、河岸の傍に立つ素敵なレストランでお食事をしました。
身も心も桜色に染まったかのようで、とても優雅なひと時を過ごすことができました。
でも過去を振り返ると、私は経験したお花見らしきことは、おそらくその時を入れて、数回位しかありません。
私の実家にも、お花見に出かけるといった慣習はありませんでしたから。
ところが、数年前あたりから、正確にいうと70代の年齢に突入した頃からでしょうか。
桜の花に、特別な感慨を抱くようになってきました。
あと何年、この桜を、元気な姿で愛でることが、私はできるかしら、と。
毎年、日本を代表する桜花を心に刻み付けて暮らすことの意義を、思わないでいられなくなってきたのです。
そんな思いに駆られてのこの度の旅行だったかもしれません。
心ゆくまで一度お花見を経験したい、と。
その思いは期待以上に満たされた、意義深い素敵な旅を経験することができました。
劇的な天候の変化もあり、ドラマティクな旅の体験でもありました。
明日からの記事は、一月以上前の思い出をつづったものです。
記憶も次第にあいまいになってしまって、書き辛いものがありましたが、何とか言葉を紡ぐことができました。
大まかなことしか書けませんが、せめて嘘だけは書かないように努めたつもりです。
間違っていたら、ごめんなさい。
ブログの更新の仕方がこのままで良いのか、今とても悩んでいます。
文章力に自信のない私は、書く時期が遅れると、ますます書き辛くなってしまいます。
やはり思い出が新鮮で、感動が覚めないうちに書く方が、多少は生き生きとした文になるのかもしれません。
旅行以外にも、孫のイベントなどがいくつか特記すべきことあったのですが、記憶が次第に遠のいてしまって。
書く意欲が薄れていきます。
間をかなり開けてでも、完成した記事から一つ一つ投稿しようかしらと、考え中です。
毎日連続投稿される方の努力と気力には、本当に頭が下がります。
私もそれが願うところなのですが、体力面でも気力の面でもそれはもう無理のようです。
最近は、今の更新の仕方が、気分的に一番楽でよいと思ってきたのですが・・・・・・。
思い出と書くタイミングの大きなずれが気になり始めました。
今頃お花見の話なんて、読む方も興ざめではないでしょうか。
最後は余談でした。
聞き流してくださいね。
載せた画像は、旅行中に撮ったものです
明日からは、4月の中頃に参加したお花見ツアーの思い出を詳述します。
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花のように泉のように