この度のツアー催行決定後、私はとても期待したことがありました。
宿泊するホテルの客室のタイプです。
某百貨店の旅行社に、電話でわざわざ尋ねてみました。
すると、「新館です」とのお答え。
「新館」の言葉から私が抱くお部屋のイメージは、私が希望する部屋とはかけ離れていました。
その時は、当てが外れたようで、とてもがっかりした私です。
更新する前の今朝、過去の記事からポスターの画像を見つけました。
この写真から、私の記憶に間違いがあったことに気が付きました。
この部屋は、もっとクラシックなアルプス館の客室のようですね。
以前、長女家族と一緒にこのホテルに泊まった時、目に留まった大きなポスターがありました。
JR「大人の休日倶楽部」のポスターです。
読書する吉永小百合さんをモデルに、このホテルの一室が載っていました
素敵¡と思った私。
しばらくその写真に、目がくぎ付けになってしまいました。
ホテルの客室と言うより、格調高い個人住宅の落ち着いた一室のような雰囲気だったからです。
次回、軽井沢を訪れたときは、この部屋に是非泊まりたい、と私は強く願いました。
しかし、前述したように、旅行社の窓口の方の話によると、希望の部屋ではないようでした。
「新館」と言う言葉で、私が勝手に思い込み、誤解したに過ぎなかったのですが。
すっかり、私は諦めていました。
ところがチェックインを済ませ、ホテルマンに案内され、ドアを開け、中に入った途端、私は大感激。
まさに、そこは私が憧れていた部屋そのものだったからです。
ウスイ館の客室
アルプス館という建物の客室があり、そちらは、もっとクラシックな雰囲気のようです。
そのため、こちらは新館と言われているのでしょうか。
けれど、もっと今風のお部屋もあります。
期待にたがわず、本当にいいお部屋でした。
一週間くらい、ここで寛いでいたいな~、とありえない贅沢な思いにもなりました。
窓の外の林は、まだ芽吹きが始まる直前のような雰囲気でしたから、新緑は臨めませんでしたが。
若葉や青葉の頃は、もっと素敵でしょう。
夕食は六時半からで、その前に希望者だけに、由緒あるホテル館内の案内がありました。
むろん私も参加して、いろいろ説明を興味深く聞かせてもらいました。
ホテルの説明は、長くなるので省略させていただきますね。
本館のメインダイニングルーム
夫と一緒に腰かけた席まで覚えていました。
思い出が蘇えり、また胸が熱くなった一瞬です。
夕食は格調高いダイニングルームで。
多少ドレスアップして臨みましたが、やはりお昼のフルコースのイタリア料理が少し影響したようです。
お腹があまり空いていなくて、心から美味しくとはいきませんでした。
もったいない事。
夜は、落ち着いたその部屋でゆっくり寛ぎました
白タイルの清潔感溢れるバスルームはシャワーブースが別にある広々としたもの。
広いバスタブに浸かり、日ごろの心身の疲れが癒されていくようでした。
まさに私が望む非日常の空間と時を、このホテルで、期待通りに満喫することができました。
夜も熟睡。
そして翌日は早朝、目を覚ました私です。
六時前には身支度も荷物の整理も完了。
朝食は7時半からで、出発は9時半。
十分まだ時間があります。
さてこの後、私は思いがけない行動に出ました。
突然思いついた事だったのですが、それは大正解。
この度の旅行を一層充実させることができました。
このお話は、次回に回します。
過去の記事を今朝見たついでに懐かしい写真を二枚載せて終わりにします。
2012年7月の想い出写真
キャリーバッグを引けるほど、術後ながら、夫は元気だったのですね。
今より若い!
いつまでも、旅の話が続き、本当に申し訳ありません。
陳腐な言葉を連ね、自分でも恥ずかしく、少々嫌気がさしてきているところです。
後、二回で終わります。
お付き合いくださっている皆様には恐縮の至りです。
他人の旅行記なんて、読んでもあまり面白いものではありませんよね。
何か少しでも参考になれば、幸いですが。
では、この続きは明日にまた。
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