千葉県佐倉市にあるDIC川村美術館。
ここで催されていた「カラーフィールド~色の海を泳ぐ」という展示を見に夫と出かけて行く。
実は前日まで体調を崩していたのだが、この日が最終日。
一人で行くつもりだったけど、病み上がりなので運転に自信が無い。
こういうことには興味のない夫だが
思いのほか快諾してくれてついてきてくれた。
基本、単独行動なので
二人で車で遠出ってどれくらいぶりだろう。
DICの色見本には大学生の時ずいぶんお世話になったものだ。
でも美術館に来たのは今回が初めて。
入場券を買って中に入ると、広い庭園。
ちょっと弱った身体が喜ぶ。
日曜日だし、最終日なのでそこそこ人がいる。
入口の前にはこんなモニュメント
中に入ると天井がなんかすごい!
真ん中のホールが素敵
展示されている作品はもちろん撮影できません
赤とかグレーとか黄色とか
色ごとに分かれた作品たちが並んでいた。
感覚的な作品が多かったけど
とにかく色使いが美しい。
もしポストカードになっていたら欲しいものだらけだったけど
売っていたのはほんの一部でそれもそんなに好きじゃないものだったので残念。
「何を描くかではなくどう描くか」っていうようなことを言っている作家さんのメッセージが心に残る。
(なのに名前を忘れる)
それって、絵画に限らず、色んな事に通ずるのではないだろうか。
ゆっくりゆっくりと味わいながら会場を回る。
お母さんに抱っこされた幼稚園にも入ってないくらいの小さな男の子が絵を指さしては
「あの中に○○が見える!」
と嬉しそうに叫んでいる。
言われてみればたしかにそう見えるかも、ってものがあって、
子供の感性ってすごいな~なんて思いながらついていく。
こんな小さなころから芸術に触れていたら
感度が高い大人になりそう。
うちの子たちもつれてくればよかった、と思ったところで後の祭り・・・
既に社会人になってしまった・・・
ひとしきりうろうろして、庭園のほうに歩いてみる。
途中レストランに寄ってみたら3時間待ちとのことなので、ここでの昼食はあきらめる。
病み上がりだし、股関節も痛いので、遊歩道を途中まで歩く。
緑がいっぱいで癒される。
木々の間を抜けたら、広々とした広場。
美術館に入らなければ入場は無料なので、
家族連れがシートを敷いてお弁当を食べたり、
子供と走り回ったり、穏やかな休日を過ごしている。
見ているだけでなごむな~
帰りがけに顔料を展示している展示室に入ってみる。
圧巻の顔料たち
こんなにたくさんの色があるのね、と改めて感動する。
小さな美術館なので外をぶらぶらしても滞在時間は2時間強。
近所にご飯を食べるところもなさそうなので、
車で40分ほどの自宅近くまで戻って、軽くお食事を済ませる。
しばらくごろごろしていた生活が続いていたので、
ちょうどいいリハビリになった。
色彩の魅力に改めてハマりそうです
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