ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

加古隆40thアニバーサリーコンサート

2013年05月27日 | 音楽
ここ数年、この時期 足を運ぶのが恒例となっている live image

昨年のステージを最後に、加古隆さんが、卒業してしまい、さびしいなぁ、と思っていたが、
今年はその1週間後に加古隆さんのコンサートが

いつもlive imageに一緒に行く友人夫妻と出かけて行く

会場は、サントリーホール。

第1部は、加古さんのピアノソロから始まる。
細見で長身、長髪に黒い帽子をかぶって颯爽と登場。
デビュー40周年ってことは、そこそこのご高齢でいらっしゃるはずなのに、
このかっこよさったらどうだろう

曲の合間に、ちょこっとトークがはいる。
静かな口調でとつとつとお話になるのだが、作り上げた曲への真摯な思いが伝わってきて、
なんだかじーんとしちゃう。

テレビ番組のテーマ曲やCMの曲が数多くあり、今回の演奏もそのほんの一部。

「ジブラルタルの風」
「チトン通り11番地」
「秋を告げる使者」

とソロが続き、続いてカルテット登場

昨年のlive imageのときに、カルテットの皆さんと登場し、
ずっとカルテットを作りたかった、とおっしゃっていたっけ。

新曲「テンペスト」から始まり、
NHKドラマ「キルトの家」のテーマ「キルトの家」
「それぞれの海」
そして名曲「パリは燃えているか」
NHKスペシャル「映像の世紀」のテーマ音楽だ。
今回はこの番組のために作曲した「ザ・サードワールド」と「睡蓮のアトリエ」
と言う曲を加えて組曲にする、という豪華ラインナップ

「パリは燃えているか」はナチスドイツがパリを破壊しようとした作戦に由来しているという。
live imageの時は、バックにモノクロの戦争の映像が流れ、
美しくてせつない音楽とマッチしすぎて、友人はいつもここで泣いてしまう。
彼女は実際のNHKの番組をみていて、その時の悲惨な映像を思い出すらしい・・・。
そう、加古さんの音楽は、情景が浮かんでくるのだ


第2部はオーケストラ登場

ここで、live imageでも加古さんの曲を演奏していたNAOTOさんがゲストとして登場。

青の地平(NHKドキュメント日本のテーマ)
をオーケストラと共に、演奏

金髪をタテガミのように立たせているルックスとはうらはらに、
演奏はとっても繊細なNAOTOさん。
す~っと最初の音に入るときの丁寧な感じがとっても好き

1曲だけで引っ込んでしまったのは残念

次に化粧品のCMテーマ曲、「Flola」

シネマメドレーへとつづく・・・

大河の一滴~阿弥陀堂だより~白い巨塔~博士の愛した数式~最後の忠臣蔵~大河の一滴

私は、「博士の愛した数式」と「最後の忠臣蔵」の音楽がとてもじ~んと来ちゃう。

友人は「阿弥陀堂だより」でまた泣いている・・・


「ポエジー」

「熊野古道(世界遺産登録の記念の曲)」

そして最後に「フェニックス」という曲。

NHKスペシャルプロジェクトJAPANのエンディングテーマ曲だという。

スタンディングオベーションに迎えられてアンコール

ここでもう一度NAOTOさんが登場

一昨年の東北地方の震災で命を落とした方たちに捧げるという
静かでせつない「鎮魂歌」から続けて、
live imageでもNAOTOさんが演奏した「黄昏のワルツ」

とっても素敵でした

live image の音楽監督、ピアニストの羽毛田丈史もドラマ「とんび」テーマ曲など
同じように美しい曲を作られているが、羽毛田さんの音楽はなんとなく明るくさわやかな感じ。

加古さんの音楽はぐ~っと胸を締め付けられるような切ない感じなのだけれど、とてもやさしい。

あくまで私の主観です

美しい音楽で心がリセットされたような・・・。

少し、子供たちにも優しくしよう

それにしても私ったら、加古さんがテーマ曲を作ったNHKの番組って全然見てない・・・

たまにはドキュメンタリーとか見てみよう、と思った午後でした
















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