ひょんなことから、お茶会に参加できることになった。
会場は、横浜・関内駅近くのビルの5階にある「文彩庵」
庵主である松永壮亮氏は「SHUHSLLY」という主に茶の湯を通して日本文化を広めよう、
みたいな活動をなさっている。
奥様の松永有加さんは従来のしきたりにこだわらない生け花教室を主宰されていて、
今回はこの教室の発表会も同時開催。
あ、私はもちろん出展などしていません。
エレベーターで5階に上がっていくと、普通の廊下に受付が。
一歩入ると別世界
これは「春の泪」という作品
こちらでお待ちください、と通された待合には
「春の雨」「愛と幸福」
ガラスの欄間がかわいい
最初に広間で濃茶をいただく
ここは大作が展示されている
「夢想―現実」「energetic spring」
器もちょっと変わってる。
お菓子はこの日のためのオリジナル
炉の周りに貼ってあるのは、ミニ四駆のシールだとか・・・
ここで、松永氏の説明を受けながらお茶を飲み終り、障子がひらかれると、目の前に庭園が広がる。
ビルのルーフバルコニーとは思えない
ここで野点。
お菓子は柚子味の金平糖
ここでも変わった湯呑みと貝殻みたいな風炉
庭のあちこちに置かれているオブジェもちょっと不思議。
岡本太郎記念館を思い出す。
つくばいも風情があるなあ。
利休梅がかわいい
お庭を抜けて
躙り口からはいってみると
なんともメタリックな空間
畳の中にはLEDが内蔵されているらしい。
床に飾られているのは、竹内翠凰さんとおっしゃる書家の掛軸と「脳内の春」と題されたお花の作品。
ここの炉は螺鈿が貼られて、きらきら
底がピンクの器に注がれたお茶は、グラデーションがきれい。
ここで使われた器も一風変わっている。
とげとげの器は妹が使ったのだけれど、手のひらにささると言っていた。
茶杓はなんとスワロフスキーの蝶々
お菓子は「春のたより」と題されたオリジナル
きっちりとした美しいお作法から点てられたお茶を、カジュアルな気分でいただける、ってなんて贅沢なんだろう。
生け花とか茶の湯とか、日本舞踊とか、日本の習い事はお金がかかって、しきたりが大変そうで、敷居が高いイメージだけれど、
このご夫婦が提唱されている自由に参加できる日本文化の継承みたいなものは、ちょっと手を延ばせば届くところにある。
本来、文化って言うのはお金のある一部の人たちだけではなく、こうやって伝わっていければいいのに。
建築の仕事をしている私達だが、お茶室に入れることはめったにないので、
色んなところをみたり、写真をとらせていただいたり・・・。
都度、松永氏はにこにこしながら、そのこだわりやデザインコンセプトなど、丁寧にご説明くださる。
本当に貴重な体験をさせていただいた。
異次元空間にも似た、不思議なお茶の世界を後にした私たちは、このあと、色彩あふれる中華街に立ち寄り、
お昼ご飯をいただき、ごまだんごとか、中華の調味料とか、日本文化のかけらもないお土産を買って帰ったのでした
会場は、横浜・関内駅近くのビルの5階にある「文彩庵」
庵主である松永壮亮氏は「SHUHSLLY」という主に茶の湯を通して日本文化を広めよう、
みたいな活動をなさっている。
奥様の松永有加さんは従来のしきたりにこだわらない生け花教室を主宰されていて、
今回はこの教室の発表会も同時開催。
あ、私はもちろん出展などしていません。
エレベーターで5階に上がっていくと、普通の廊下に受付が。
一歩入ると別世界
これは「春の泪」という作品
こちらでお待ちください、と通された待合には
「春の雨」「愛と幸福」
ガラスの欄間がかわいい
最初に広間で濃茶をいただく
ここは大作が展示されている
「夢想―現実」「energetic spring」
器もちょっと変わってる。
お菓子はこの日のためのオリジナル
炉の周りに貼ってあるのは、ミニ四駆のシールだとか・・・
ここで、松永氏の説明を受けながらお茶を飲み終り、障子がひらかれると、目の前に庭園が広がる。
ビルのルーフバルコニーとは思えない
ここで野点。
お菓子は柚子味の金平糖
ここでも変わった湯呑みと貝殻みたいな風炉
庭のあちこちに置かれているオブジェもちょっと不思議。
岡本太郎記念館を思い出す。
つくばいも風情があるなあ。
利休梅がかわいい
お庭を抜けて
躙り口からはいってみると
なんともメタリックな空間
畳の中にはLEDが内蔵されているらしい。
床に飾られているのは、竹内翠凰さんとおっしゃる書家の掛軸と「脳内の春」と題されたお花の作品。
ここの炉は螺鈿が貼られて、きらきら
底がピンクの器に注がれたお茶は、グラデーションがきれい。
ここで使われた器も一風変わっている。
とげとげの器は妹が使ったのだけれど、手のひらにささると言っていた。
茶杓はなんとスワロフスキーの蝶々
お菓子は「春のたより」と題されたオリジナル
きっちりとした美しいお作法から点てられたお茶を、カジュアルな気分でいただける、ってなんて贅沢なんだろう。
生け花とか茶の湯とか、日本舞踊とか、日本の習い事はお金がかかって、しきたりが大変そうで、敷居が高いイメージだけれど、
このご夫婦が提唱されている自由に参加できる日本文化の継承みたいなものは、ちょっと手を延ばせば届くところにある。
本来、文化って言うのはお金のある一部の人たちだけではなく、こうやって伝わっていければいいのに。
建築の仕事をしている私達だが、お茶室に入れることはめったにないので、
色んなところをみたり、写真をとらせていただいたり・・・。
都度、松永氏はにこにこしながら、そのこだわりやデザインコンセプトなど、丁寧にご説明くださる。
本当に貴重な体験をさせていただいた。
異次元空間にも似た、不思議なお茶の世界を後にした私たちは、このあと、色彩あふれる中華街に立ち寄り、
お昼ご飯をいただき、ごまだんごとか、中華の調味料とか、日本文化のかけらもないお土産を買って帰ったのでした
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