ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

なつかしい再会

2014年09月14日 | 友達
ここ数年、懐かしい人たちに会う機会が劇的に増えている。

この日またまた懐かしい人に会う機会が

最初の勤務先を辞めて、次にお世話になった設計事務所で一緒にお仕事をした同僚の女性とは数か月に一度会っている。

元同僚であり、人生の先輩でもある彼女は、現在大阪在住だけれど、上京すると声をかけてくださり、
一緒に美味しいものを食べ、何時間もおしゃべりする。

この時の事務所に当時新卒で入社してきた後輩と連絡が取れるようになり、
私が彼女と会うときは声を掛ける約束をしたところ、思いのほか早くその機会がやってきた。

実は彼とは、その次に転職した事務所でも同じプロジェクトに参加して、一緒に仕事をすることが出来た。
その後、私は出産で退職し、彼は着々と人脈を広げ、今では会社を興し、がんばっている。

かつての仲間が前向きに頑張っている話を聞くのは本当にうれしい

この日、集まったのは、私のブログに時々登場する、次男の同級生のお母さまのお店

新橋にある九州料理のお店「酒菜」

http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13114950/

なにをいただいても美味しいので、おまかせでお料理を運んでいただく。

彼と会ったのは十数年ぶりだったので、話しがはずむのかちょっと心配だったけれど、はずむはずむ

昔から表現力が豊かで、話術が巧みな彼の話は本当に面白くて、笑った笑った

二人とも、とにかく前向きで、話しているうちにどんどん元気になってくる

当時の事務所の想い出話にも花が咲き、あのとき実はそんなことがなんて、
いまさらびっくりってことも次々と現れる。

7時に集合して、ふっと気が付くと終電がヤバい

卒業したてのほやほやだった彼が、高校生を筆頭に3人のお子さんのパパとなって目の前にいる。

なんだかとっても不思議で、でもなんだかほっこりとあたたかく幸せな気分

懐かしく楽しい時間を過ごさせていただいたお二人に感謝感謝

ぜひ、またお会いしましょう








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ちょっと遅めの夏休み

2014年09月13日 | 旅行
子供たちが大きくなると、なかなか予定が合わなくなる。

夏休みといっても、友達と旅行とか、合宿とか、
それぞれの予定が優先となるのは当たり前とはいえ、ちょっと寂しい。

子供が小さいころは、手が離れる日を待ちわびたものだが、
いざ離れていくと、まとわりついていたころが懐かしい・・・

例年、夫の家族総勢9人で夏の旅行に行くのだが、今年は息子たちの予定が合わず、我が家だけ辞退した。

9月に入りなんとなく予定があったので、急きょ家族4人で旅行することに。

私は、しまなみ海道を渡りたい

と言うわがままを通し、とりたてて行きたいところもない男性陣3人は黙ってついてくる。

まずは、岡山空港へ
空港でレンタカーを借り、岡山市内へ向かう。


岡山と言えばやっぱりここ、後楽園



とにかく広い

 



そして日影がないので暑い


そこだけ妙に近代的な吊り橋を渡って、岡山城へ

  

岡山城は焼失したものを復元しているので、なんだかテーマパークの博物館みたい。



エレベーターで上までのぼれちゃうし・・・。

地下の甘味処で、かき氷をいただく。



さすが岡山、たっぷりのももシロップ

この日は月曜日だったので、すぐそばにある竹久夢二の博物館はお休み・・・

この日の宿泊先である倉敷へ移動しようと、駐車場へ向かう途中、前方から夫と同じTシャツをきたオジサマが

夫が先に気が付いて思わず後ろを向く・・・。

ここまで来てかぶるとは、ユニクロ恐るべし


この日の宿はアイビースクエア。

 

美観地区に隣接し、しかもリーズナブル



8月中ならこの中庭がビアガーデンになってたらしい。

う~ん、残念その2

夕食を外でとろうかと、美観地区へ行ってみる。

 


夕暮れの倉敷の街並みは、とっても幻想的・・・。



この日は中秋の名月
お月様がとてもきれい。

そして、ここでも月曜日の弊害が

お店がほとんどお休み。
開いてるお店も閉店が早い

仕方がないのでホテルのレストランへ。

翌日は、午前中美観地区を散策し、午後からしまなみ海道を渡ろうということにして、チェックアウト後、ぶらぶら歩きだす。

 

同じ景色も、昼間と夜では全然違う顔・・・。
夜の方が情緒的かな。

マンホールのふたもこんなにかわいい



そして大原美術館



展示されている美術品もさることながら、庭園がすばらしい。



軽い気持ちで入ったら、広い広い

本館とか別館とか広い敷地にいくつもの建物が点在し、絵画や焼き物、織物などの工芸品など、所せましと展示されている。

 

なぜこれがここに?ってくらいの見たことがある有名な絵画の下に、その絵画のパズルが置いてあり、
見学に来ている地元の幼稚園生が、実物を見ながら一生懸命ピースを組み立てている。

こんな風な情操教育が受けられるなんてうらやましい。
美しいものを美しいと感じる目と心が自然と育まれていくんだろうな。

さて、倉敷に来たら私がぜひとも行ってみたかったのは、雑貨の雑誌によく登場する「倉敷意匠」のショップ。

 

この路地に面した「林源十郎商店」というお店の中にある。

木などの自然素材を使ったシンプルなステーショナリーが好き

ショップの中にカフェがあり、ここで使われている食器を実際に使ってみて気に入ったら割引価格で買えるらしい。

 

ショップの中を見ていると、楽しくてきりがない。

もちろん、我が家の男性陣は全く興味がない
他のところを見てきていいよ、と言っても店の前でうろうろしてたりするので、
もう少し見ていたかったけれど、後ろ髪をひかれつつ、倉敷を後にする。

さて、ここからしまなみ海道へ向かって、車を走らせる。



広島県の尾道から瀬戸内海の島々結ぶ橋を渡って、愛媛県の今治まで、約60㎞。

倉敷で時間を取りすぎたので、一つ一つの島に降りる時間はないけれど、
車窓からみる景色は心が洗われる。

自転車で渡っている人たちもたくさんいて、もう少し若くて体力があれば・・・、と思ったりもする。



途中、伯方の塩でおなじみの伯方島でちょっと休憩。



「塩ソフト」を食べてみる。

ほのかにしょっぱいソフトクリームで、最初のうちは美味しいな、と思ったけど、
最後の方になるとさすがにしょっぱくて、水が飲みたくなる・・・

愛媛側から見るとこんな感じ。

 

雨が降らなくてホントに良かった

この日の宿は松山空港にほど近い、道後温泉。

泊まったのはここ。



建築家の故黒川紀章氏が設計したという和モダンな温泉旅館。

障子と照明器具がおそろいのデザインだったり、床の間もちょっとモダンな感じ。

  


お風呂へは、廊下の水の流れに沿って言ってください、と仲居さんがおっしゃる。



なんとも幻想的なアプローチ。

でも、このお風呂に入る前に、ぜひ行ってきてください、と教えられ、
タオル一式と入場券をいただいて出かけたのがここ。



道後温泉本館。

いわゆる銭湯だが、この温泉街で一番古く、かつては皇室の方たちも来られたとか。

昔ながらのお風呂で、地元の人たちもたくさんいらっしゃる。

私の方が早く出てしまったので、昔ながらの下駄箱の前で、コーヒー牛乳など飲みながら、
ぼんやりと外を行きかう人たちをながめてたりしてると、
お風呂のない部屋に住んでいた学生時代を思い出したりする。

「ハイカラ通り」と言われる商店街を通り、宿に戻ると、お食事の時間。
昔ながらの部屋食って何年ぶりだろう。

  
  
  
  

最終日は、旅館から車で10分の松山城へ。



松山城へはロープウェイかリフトで登る。
ロープウェイは時間が決まっているので、リフトにチャレンジ。

 

結構高い

お城まではとにかく坂とか階段とか・・・。
このときちょっと足を痛めていた私は、上り坂続きでかなりつらくて、どんどん置いて行かれる・・・

 

岡山城とはちがって、本物の迫力。

 

 

天守閣から見た松山市内。



お殿様はこんな風に城下をながめていたのだろうか・・・

それにしても、昔の人の技術ってすごい

 

岡山城のように城内にエレベーターがあるわけもなく、梯子のような階段を上り下りして、私の脚は限界に
それを理由に、城下の売店で愛媛のミカンのソースがかかったソフトクリームをいただき、一休み。
こうしている間にも、帰りの時間は迫ってくる。

あとひとつ、正岡子規の博物館を見て帰ろう。



公民館みたいな建物の一角にある博物館には、正岡子規の生い立ちを示す資料や、数々の作品が展示してあり、
節目節目の出来事を順路の途中で映像を交えて説明している。

ほとんどが撮影禁止だけれど、彼が子弟や夏目漱石などと交流した
愚陀仏庵と呼ばれる建物を再現したものは撮影してもいい。



結構じっくり見ていたら時間がせまり、ハイカラ通りでちょっとお土産を買い、空港へ急ぐ。

東京のお天気が悪く、雷雲が発生しているため、と飛行機が遅れている。

羽田への着陸態勢に入ったところで、今まで飛行機に乗った中で一番の大揺れ。

隣の長男はすっかり酔って、顔が青い。

ともあれ、2泊3日の駆け足の旅行はこれでおしまい

主婦のあこがれ、上げ膳据え膳の夢の時間も終わりを告げる。

さあ、またがんばって働きましょう






















































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【観劇メモ】ベルサイユのばら  ~フェルゼンとマリーアントワネット編~

2014年09月10日 | 演劇

 

ベルサイユのばらの地方公演を市川市文化会館で観た

この演目は昨年夏に一度、日比谷の宝塚劇場で観たけれど、
地方公演ってどんなのだろう、という好奇心からついつい・・・。

一緒に行ってくれた大学時代のの友人は宝塚が初めてとのこと。

いつもフラワーアレンジのレッスンでご一緒させていただいている方が
職場の関係でチケットを手配してくださった。

彼女はご家族と。
その他に時々ランチなどに誘ってくれるアレンジ仲間のお二人がお隣に座っている。

今までは、たまたまチケットをいただく機会があり、日比谷の宝塚劇場で観ることが出来た。
オーケストラピットがあり、ナマのオーケストラの演奏に合わせて繰り広げられるショーは抜群のクォリティ
花道もあり、会場全体がきらびやかなので、
宮中のパーティのシーンなど、「豪華絢爛」っていうのはこのことかってくらいの華やかさ。

これを、ごく普通のホールで再現するのはさぞかし大変だろう。

確かに比べてしまうと残念な部分は多々ある。
おそらくはこの会場のステージの床板がよくないのか、幕の前できらびやかな世界が演じている後ろで、
セットを変えている音が「ドタバタドタバタ」と聞こえてしまうのがとっても残念。

ステージをちょっと外れると普通の壁なので豪華絢爛さがちょっと足りない。

とりわけ、ラストは宝塚劇場では20段はあろうかという大階段から、出演者がガ~っとおりてきて
物凄い迫力だけれど、さすがにこちらは5段くらいでちょっと寂しい。

が、それをもってしても余りある、アントワネットやフェルゼン、
今回はちょっと脇にいるオスカルやアンドレたちのオーラったら

2階席で、オペラグラスも持って行かなかったので、はっきり見えないとはいえ、
他の舞台にはない何とも言えない華やかさが、演じる人たちから伝わってくる。

地方公演ならではの「ご当地出身者の紹介」なんていうのも楽しい。
このときは松戸市出身の方が紹介されていた。

前回観たときもそうだったが、2幕目からの緊迫感がハンパない。

特に、パリの市民が立ち上がり革命に向かっていくシーンは、今回も鳥肌がたった。

フェルゼンを演じる朝夏まなとさんの歌声の凛々しいこと

1幕目では、美しいだけの世間知らずの王女だったアントワネットが、
2幕目になって徐々に気品高い本物の王女になって、誇り高く気高く処刑されていくときの美しさといったら

個人的には、やはり宝塚よりも普通の舞台の方が好きだけれど、
宝塚にはまってしまう気持ちもちょっとわかる。

とにかく夢のような世界なのだから・・・。



少しばかりドロドロしている現実の世界を、ほんのひととき完全に忘れさせてくれる、とでも言おうか。

時々は、こういうただひたすらに美しいものをみて、心の澱みをリセットするのも大切な気がする。

貴重な時間を過ごすチャンスをくださった、アレンジ仲間とお付き合いしてくれた友人に感謝

みなさん、ぜひまた、ご一緒させてくださいね
 









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笑福亭鶴瓶落語会

2014年09月10日 | ライブ
ここ数年、毎年出かけている鶴瓶噺。

毎回オープニングで鶴瓶さんが
「今日は落語はやりませんよ」
とおっしゃる。

で、落語も聞いて見たくなり、今回はちゃんとした落語会へ。

会場は赤坂ACTシアター。
ちょっと落語って感じではないけれど・・・。

オープニング、鶴瓶さんは普通の洋服。
着物じゃないんだ・・・と思っていたら、鶴瓶噺のようにトークがはじまる。

鶴瓶噺の時も聞いたなあっていう話もあったけれど、
とにかく笑って、会場も温まってきたところで、退場して、いよいよ落語が始まる。

「宮戸川」
「三年目」
「立ち切れ」

どれも古典落語とのことだけれど、日ごろ落語をちゃんと聞くことがほとんどない私は
他の落語家の方たちとの比較はできない。

けれど、なのか、だから、なのかわからないけど、とにかく面白かった

どのお話にも、ぞれぞれに「女」が登場する。

「宮戸川」では堅物で逃げ腰な男に、ふり払われても、うとまれても、ついていく困った女。

「三年目」では夫を愛し続けて、夫が再婚する日に化けて出る、と約束したのに、
納棺のときに剃られた髪が伸びずに恥ずかしくて髪が伸びる三年後まで化けて出られなかった可愛い女。

「たち切れ」では放蕩息子の若旦那が、罰として蔵に閉じ込められている間に、捨てられたと思って死んでしまった芸妓が
後にそうとは知らず訪ねてきた若旦が立てた線香が燃え尽きるまでの間だけ、三味線をひく。
芸妓の世界ではお金を払ったら線香をたて、それが燃え尽きるまで、お相手をする、という決まりがあるが、
それを死んでもなお守るという、けなげなんだか、したたかなんだかわからない女。

最後の「たち切れ」は笑うというより、なんだかしんみりしてしまった気がするが・・・

落語の初めにもちょっとしたトークをしつつ、自然に落語にスライドしていく鶴瓶さん。

とにかく、面白くて人のいい鶴瓶さんの底力を見た気がした。

何人もの人が、それぞれの役やその世界を演じる演劇が面白いのはもちろんだけれど、
一人で何人も演じ分け、かつ情景が浮かんでくる落語も奥が深い

たまには日ごろ観ないものを観てみるのも新しい発見と刺激があって、なんだかとっても得した気分

なるべく食わず嫌いはしないようにしないと、美味しいものを知らずに過ごしてしまう、ってことを
心にとめて、これからもきょろきょろして行こう





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