ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

夫の定年退職の日 長い間お疲れ様でした!

2020年12月21日 | 家族

7月に60歳になった夫は12月20日付けで37年間務めた会社を定年退職した。

とはいえ、雇用延長で月曜日もいつもと同じように仕事をするのだけれど・・・。

コロナ禍で春からずっとテレワークなので、

宅配便で感謝状が届き、デジタルカタログで記念品を選ぶ。

テレビドラマで見るように、花束をもらって、なんてことはなく、味気ない。

ちょうど日曜日なので、

家族で美味しいものでも食べに行こうかと、

プレミアムお食事券をゲットしておいたけれど

このご時世、外食も何となく憚られる。

ということで、家で手巻き寿司で労をねぎらう。

長男がふるさと納税でもらった伊勢海老を説明書をみながらなんとか捌く。

私がふるさと納税でもらったボタン海老も並べちゃう。

そこそこ豪華になりました。

健康診断でひっかかって、このところ晩酌は控えていたが、今日はビールを2缶。

M-1を見ながら、大笑いして、定年の日が終わる。

私がフリーランスという不安定な立場で仕事を続けていられるのも、夫の安定した収入があってのこと。

二人の息子も無事に大学に通い、次男がこの春、就職して社会人になった。

とりあえずは一安心。

短気で、変に正義感の強い夫は、就職した時、自分でも「どうせすぐやめる」と言っていた。

なのにまさか定年まで勤めるとは、と本人が一番驚いている。

きっと辞めたいときも何度もあったかもしれないが、家族のために思いとどまったのかもしれない。

年が明けてコロナがもう少し落ち着いたら、お食事券を使って、美味しいものを食べに行こう。

長い長い間、本当にお疲れ様でした。

そしてありがとうございました。

で、もうしばらく、また頑張って働いていただきます

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「全部はできない」 一言に救われたこと

2020年12月17日 | 家族

このところ、なんだか忙しい。

仕事や所用で外に出ることが増えて、夕方から夜にかけてがバタバタしている。

夫は3月からほとんどテレワーク。

以前に比べると家事をフォローしてくれることが増えたとはいえ、今までいなかった人が昼間家にいると家で仕事をしている私のペースが乱れがち。

息子二人は社会人になったけど
職場か近いので相変わらず家にいる。

帰ってくる時間がまちまちなので、夕食の後片付けがじわっとずれ込む。

今朝はとっても冷え込んだけれど、庭のアカシデに朝日が当たって黄色がひときわまぶしい。

ぼんやりとながめながら、数日前のことを思い出した。


珍しく夫が出かけたある日のこと。
打ち合わせを済ませて家に帰り、お風呂を洗ったり食事の支度を始めたり、とジタバタしていたところに長男が帰宅。

彼はすぐに着替えて近所の川沿いにランニングへ。
しばらくして戻ってきて、そのままお風呂へ。

今日はちょっと長湯だな~、なんて思いながら食事の支度が何となく終わったころ、長男がお風呂から出てきて、さらっと一言。

「お風呂のお湯いれておいたから」

と言われるまで、お風呂にお湯を入れてなかったことを完全に忘れていた。

お風呂を洗って、何かに気をとられ、そのままになっていたのだ。

「わ~、忘れた~ごめんね~
と、焦る私に彼の一言。

「大丈夫👍そんなに全部はできないよ

そう言って冷蔵庫からジュースを出して飲みながらテレビを見ている。

そうだね、そんなに一人で全部はできないね。

それをわかってくれてる人がいるってことがなんだかうれしい。

ほんの一言でこんなにも心が軽くなる。

大人になったなあ、とニマニマしながら夕食を並べる母でした。
 
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【観劇メモ】「23階の笑い」 久しぶりの世田谷パブリックシアター

2020年12月16日 | 演劇

【23階の笑い】

作 ニール・サイモン

演出・上演台本 三谷幸喜

世田谷パブリックシアターに行ったのは、3月以来かもしれない。

なかなか買えない三谷さんのチケットが、三谷さん作ではないとはいえゲットできたのでコロナ禍ではあったけど、友人と二人思い切って出かけてゆく。

1950年代のアメリカのテレビ業界のお話。

ストーリーテラーは新入りライター、ルーカス(瀬戸康史さん)

舞台はニューヨーク、ミッドタウンにある高層ビルの23階。

人気コメディアン、マックス・プリンス(小手伸也さん)の冠番組「ザ・マックス・プリンスショー」のオフィス。

ルーカスを含む7人の才能あふれるライター軍団がマックスのためにコントを書き、採用されようとしのぎを削っている。

かつては神童と呼ばれたベテランのケニーは浅野一之さん。

さすがの安定感。

このチームのリーダー的存在でロシア移民のヴァルは山崎一さん。

片言の英語を表すためにか、片言の日本語で話すのだけれど、顔が日本人なので中国人にしか見えない。

ハリウッド進出を夢見るブライアンが鈴木浩介さん。

小さい声で、絶妙な間でぶつぶつ言うのがなんとも面白いけれど、今回は今一つ存在感が薄かったかも。

派手で目立ちたがり屋のミルトは吉原光夫さん。

劇団四季はほとんど観ないので、ジャン・バルジャンだったとは知らなかったけれど、

つい最近まで放送されていた朝ドラで、渋い職人さんを演じてらした。

最終回の出演者によるコンサートで、「イヨマンテの夜」をものすごい迫力で歌い上げて度肝を抜かれたものだ。

毎朝遅刻してきては、自分が何かしらの病気だと騒ぎ立てる病気脅迫症のアイラは梶原善さん。

よくわからない遅刻の理由をもっともらしく並べ立て、有無を言わせない感じがホントに上手い

さすがの存在感です。

紅一点のキャロルは松岡茉優さん。

男社会の中で何とか認められたいと張り詰めた感じが伝わってくる。

後半、誰かを辞めさせなければいけなくなった時に「女性だから残す」と言うマックスに「女だからではなく、いい作家だから、と言う理由で残りたい」と詰め寄る姿が印象的。

みんなから「大将」と呼ばれるコメディアン、マックスプリンスは小手伸也さん。

少し前に放送されていた「スーツ」という織田裕二さん主演のドラマの時も思ったけど、身のこなしが外人っぽい。

ハリウッド映画の中にいそうな動きかただ。

ちょくちょく顔を出して、みんなの無理難題をかる~くクリアする秘書が青木さやかさん。

自分も作家になりたいと思っているけれど、ユーモアのセンスがゼロ、という雰囲気を醸し出している。

最近舞台でお見かけすることが多くなったなあ。

絶頂期のスターのなんでもあり、から徐々に新しい形にとって変わられ、視聴率が下がり予算が削られ、人が減り、やがて番組が終わって・・・

その盛衰は、遠い昔のドリフターズの人気番組「8時だよ全員集合」を思い出す。

大逆転のハッピーエンドにはならなかったけれど、きっとこれが今も昔も変わらない現実なんだろうな。

さらっと張り巡らされた伏線、そのあとの笑い、

気を抜いているとするっと通り過ぎるくらいセリフや動きのあちこちに散りばめられているたくさんの小さな笑い。

お笑い作家たちの上質でスマートなジョークの応酬に大爆笑ではないけれどくすくすと何度も笑って、最後はちょっと切ない。

演じてる皆さんは、こてこての日本人なのに、だんだん外国人に見えてくる。

いつものことだけれど、私は翻訳劇に弱い。

社会科を真面目に勉強しなかったので、地理も歴史も今一つ。

この時代の社会情勢などが今一つわからない。

共産主義者を糾弾するようなセリフがちょこちょこ出てくるが、今一つピント来ない。

だいたいはパンフレットをよ~く読んでそうだったのか、と後でわかる。

もっと色んなことを知っていたら、今以上に楽しめるはず。

ちょっと残念です

昨年の今頃から、三谷さんの舞台をことごとく見逃してきた。

チケットがなかなかとれないのはもちろんだけど、とれていたのに、ってことが続いたのだ。

作年末の「日本の歴史」は、夫の親戚一同餅つき大会とぶつかってしまった。

会場が我が家だったので、でかけるわけにはいかない。

この日だけはやめて、って言ったのに、と夫を恨んだものだ。

今年の夏の「大地」は、義母が骨折し、交替でのプチ介護となり、コロナ感染のリスクを考慮して払い戻し、配信を観た。

そして今回、ニール・サイモン作とはいえ、三谷さんの演出と三谷さんの作品の常連の役者さんたちの舞台をやっと観ることができた💕

朝日新聞夕刊のコラムでご本人がこんなことを書いている。

「僕が演劇を志そうと真剣に思ったのは「おかしな二人」(ニール・サイモン)を観たからだ」

ニール・サイモンの作品は、故高橋昌也さん演出の黒柳徹子さんの海外コメディシリーズでも何度か観た。

ウイットの効いたおしゃれな大人の喜劇。

三谷さんのコラムを読んで、三谷さんの舞台やドラマを思いだし、なるほどなー、と思った。

さてさて気になる劇場のコロナ対策は・・・。

検温、消毒、チケットは自分で切る、はどこもすっかり定着した。

このところ、両隣と前後の席が空いてる、という贅沢な気分を味わえたけど、この劇場は各席の肘掛けに全部ついたてを立てて満席状態。

前後左右がいないゆったりとした観劇に慣れてきてたので、ちょっと窮屈な感じ。

椅子に全部仕切りを付けるのも大変だっただろうな~💦

東京周辺は、日に日に感染者が増えている。

せっかく少しずつ動き始めたエンタメ業界なのに、またもや不穏な空気が流れだした。

何も考えずに、観たいお芝居のチケットを買って、わくわくしながら出かけて行った日々がずいぶん遠く感じる。

早く「普通に」舞台を観ることができる日が来ますように

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クリスマスツリーを作りました! 癒しのナチュラルツリー

2020年12月09日 | フラワーアレンジメント

私の通うフラワーアレンジのスクールでは、11月と12月はクリスマス関係のレッスンになる。

11月はアーティシャルフラワーやドライになる花材を使ったアレンジやリース。

12月は生花を使ったアレンジやリース。

花材とか、リースにするかアレンジにするかはそれぞれが選ぶことができる。

ちなみに私の11月は、というとアーティシャルを使ったアレンジにした。

クリスマスアレンジ 今年はちょっと大人クリスマス

さて、12月は・・・

数年ぶりにツリーを作ってみることにした

花器はそれぞれ持参、してもいい。

今回はこれにする

そういえば昔、花器にオーナメントを貼り付けてアレンジしたことがあった。

この花器はクリスマスにしか使えないし、剥がすと汚くなりそう。

と言うことで再利用。

ここからスタートです。

吸水スポンジ1本をこんな風に削る。

花材はこれ

ヒバやヒムロスギ、コニファーでツリーの形を作り、

バラやバーゼリアなどをオーナメントのように挿していく。

もちろん、オーナメントもあります。

ヒバなどをぱちぱち切って、それっぽい形に挿していく。

工作系が苦手な私は、時間がかかる・・・

途中、仕事で抜けて、また戻って・・・

わがまま放題を温かく見守ってくださる先生に感謝

ほとんど一日がかりでやっと完成

森の香りのするナチュラルツリーができあがりました

クリスマスまで、玄関に飾って視覚と嗅覚から癒されようと思います

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