朝日新聞の「朝日試聴室」欄は今でもあるのかしらん。クラシック
レコード・CDの月評で6人の方々が担当されていた。
もうかれこれ四半世紀前のこと。朝日新聞学芸部編『朝日試聴室』
(朝日文庫)を探していた。朝日新聞社に電話したところ、学芸部
に繋がったはいいが、用件を言うと「絶版です」という短い回答だ
った。
最近、あらためてamazonを検索したら、比較的きれいな中古本が
見つかり、送料込み300円足らずで購入した。
本書にはCDが本格化した昭和59~62年の3年間分、626点が収録さ
れている。
「まえがき」(志鳥栄八郎)より
どんなに偉い評論家でも、批評には、どうしてもその人の好みというものが
出てしまうものだ。そこで、ひとりの評論家による選定ではなく、何人かの
評論家が一堂に会して、会議によって推薦レコードを選定しよう、という趣
旨のもとに始まったのが、この「視聴室」なのである。
執筆者は次の各氏。
志鳥栄八郎(1926-2001)
高崎保男(1930-2017)
畑中良輔(1922-2012)
皆川達夫(1927-2020)
門馬直美(1924-2001)
若林駿介(1930-2008)
こうしてみると、この中で最年長は畑中良輔先生だった。
今年4月に皆川先生が亡くなられ、皆さん逝去されたことになる。
今頃は、皆さん天国でどれがいいか相談されていることだろう。
『朝日試聴室』(朝日文庫)
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8/29、<社説読み比べ>
1.(朝日)最長政権 突然の幕へ 「安倍政治」の弊害 清算の時
2.(毎日)安倍首相が辞任表明 行き詰った末の幕引き
3.(日経)コロナ禍に政治空白は許されない
最大の業績は、首相が1年ごとに交代する混迷に終止符を打ち、政治の安定を
もたらしたことである。
4.(読売)首相退陣表明 危機対処へ政治空白を避けよ
長期政権の最大の功績は、不安定だった政治を立て直したことである。民主党
政権は、党内でもめ事が絶えず、「決められない政治」と揶揄された。
5.(産経)首相の退陣表明 速やかに自民党総裁選を 「安倍政治」
を発射台にせよ
「政治空白は許されない」は、緊急時、党員選挙を行わないことの
「大義名分」となる方向で進むか。
私はもとより自民党員ではないので投票権は持たないが・・・・・・。
立憲民主党もじっくり党員投票をやったらいい。
8/29、TBSの「報道特集」では「安倍政治」のマイナス面ばかりを
ことさら大きく「報道」していた。
マイナス面は無論是正していく必要があるが、プラス面を正しく評
価できず、批判だけするマスコミを持っていることは、国民にとっ
てまことに不幸なこと・・・・・・かもしれない。
もっとも、国民の方が賢いかな・・・・・・(笑)。
なんだかんだ言っても、選挙6連勝は、それだけ国民多数の支持があ
ったからと言える?
〇立憲民主党石垣のりこ参院議員のツイッターが炎上。→こちら。
正しいとか正しくないとか以前に、人間としておかしい?
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