人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

タリス・スコラーズ「ジョスカン・デ・プレのミサ曲」

2009-06-29 05:17:47 | 音楽
今年もタリス・スコラーズが日本にやってきた。聴きに行かれた方の感想は、はた
してすばらしかったとのことである。タリス・スコラーズはもう25年前に合唱の盛
んなイギリスに誕生している。

私が現役時代のワグネルでは、ステージによってそれぞれだが、60~100人で合唱
してきた。もう何年前になるのだろうか、「少人数合唱」を聴いた時の「驚き」は
忘れられない。それまで20~30人の合唱でみごとに歌う少人数合唱というものの世
界を知らなかった。今や時代は少人数合唱のそれといっても過言ではない。タリ
ス・スコラーズは混声(混性にあらず!)であるが、たった10~11人の合唱であ
る。マスとしての迫力より、「人間の声」を実感できる。

皆川達夫先生の推薦盤であり、1988年度のレコード・アカデミー賞の受賞盤ともな
った本CDは録音もよく、ア・カペラ少人数合唱によるジョスカン・デ・プレを
「楽しむ」ことができる。私の愛聴盤である。



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