11月8日(土)、錦糸町のすみだトリフォニーで新日本フィル第533回定
期演奏会を聴く。
この日は、D.ハーディング指揮、ブルックナー第5番のみ。
ブルックナー 交響曲第5番 変ロ長調 (ノーヴァク版)
1.Adagio-Allegro
2.Adagio. Sehr langsam
3.Scherzo. Molto vivace-Trio im gleichen Tempo
4.Finale. Adagio-Allegro moderato
指揮;ダニエル・ハーディング
コンサートマスター;崔文洙
ブルックナーは、1824年生まれ、1896年に亡くなっている。文字どおり、
19世紀の人だ。
第5番の作曲は、1875年から着手し、1878年に完了。初演は1894年
4月だった。
レオポルト・ノーヴァクによる原典版は1951年に全集として発行されて
いる。
ハーディングは、平成21(2009)年に定期公演に初登場、来季も延長が
決定している。弱冠39歳、大物の一人である。
外国人(英国人)にしてはやや小柄である。170cm前後かしらん。この
日は、割とピッチリした黒の上下を着ていた。
新日本フィル定期では、今までにマーラー、R.シュトラウス、シベリウス
などを聴いたが、どれもよかった。
トリフォニー定期での私の席は、お気に入りの端の席である。お隣は会員
席ではないのかどうか分からないが、この日は空席になっており、一人ゆ
っくりと聴くとができた。
第5番は男性的な曲だ。ブルックナーは、いったいチャイコフスキー(1840
-1893)のようにアゴーギクを要しない。
休止を挟んでテンポが変わるが、基本的にはザッハリッヒに演奏すれば
いい。いや、した方がいい、というべきか。それだけにかえって難しさが
あるのかもしれない。
演奏時間は、77、8分。やや速めのテンポだったカナ。冒頭から鳴らすべ
きところを鳴らしたいい演奏だった。ホルンの吉永さんはさすが!
演奏終了直後、コンマスの崔さんがハーディングに抱き着き、会場大拍
手となった。
ハーディングは、2、3秒の最敬礼。ステージマナーも一流ですばらしい。
この日のプログラム冊子
開演前に錦糸町のドトールで一服
店員さんが「360円です」
というので、560円出した。
「はい、ありがとうございます」
という返事はいいが、おつりをくれない。
「今、いくらといいました?」(訊かなくても分かっていたが)
「360円です。あっ、失礼しました」
気がつかなければ、そのままで済んでいたかも。
霞んでいる東京スカイツリー
開演前
ハーディングの対向配置--下手にコントラバス、上手にホルン
終演後、CDを購入し、サインを求める人々が階段に並ぶ
ハーディングのファンサービス!
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