人生ブンダバー

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高関健/札幌交響楽団 「カルミナ・ブラーナ」

2010-05-04 05:04:59 | 音楽
5月1日、新国立劇場で「カルミナ・ブラーナ」鑑賞の帰路、その記念に渋谷のタワ
ーレコードで高関健の新録音「カルミナ・ブラーナ」を購入した。『レコード芸術』
でも評判のよかったものである。

指揮;高関健
管弦楽;札幌交響楽団

ソプラノ;針生美智子
テノール;高橋淳
バリトン;堀内康雄

札響合唱団
札幌アカデミー合唱団
HBC少年少女合唱団
合唱指揮;長内勲
平成21(2009)年6月13日 札幌コンサートホールKitara ライヴ


まず合唱のすばらしさ!に驚かされる。札幌には、宍戸悟郎さん指揮する札幌大谷
短大輪声会が活躍していたが、その伝統であろうか、札幌大谷大学音楽科の方たち
が母体となっているのであろうか、札幌アカデミー合唱団の生に接する機会がない
が、見事な発声である。(アンサンブルは発声の上に築かれるべきであろう。)
何回合わせたのだろう、アゴーギクある高関さんの指揮にもよく付いている。

バリトンの堀内さんはしばしばこの曲を歌っている。暗めの発声に感じるが、いま
や堂々たるものである。一気にA?まで持っていっている。

高橋さんは、思い入れたっぷり、「カルミナ」のスペシャリストである。これほど
自分のものにしているのは古今東西でも少ないのではないだろうか。

針生さんは、札幌大谷短大音楽科の出身の二期会会員である。モーツァルト、フォ
ーレの「レクイエム」を得意としているようである。この曲にはその道のソプラノが
よく似合う。

HBC少年少女合唱団は小学5年から中学2年まで40名弱。のびのびと、かつキッチリ
歌っている印象である。少年少女合唱団も各地に優秀な団体が存在するものである。

3合唱団の参加者氏名が掲載されているのも丁寧な仕事でうれしい。


ライヴ、その場にいたら間違いなくブラボーを叫んでいただろう。




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2 コメント

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札幌アカデミー合唱団 (A.H.)
2010-05-05 08:51:40
札幌アカデミー合唱団は創立25周年になります。私も一時在籍しておりました。永井先生率いる札幌アカデミー合唱団は、当時音大卒業生かパートリーダー経験者が入団条件でした。ベルカントの圧倒的な声量がトレードマークです。
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Unknown (katsura1125)
2010-05-06 06:02:44
AHさん、有難うございます。優秀な合唱団って、全国にはあるものですね~。「札幌アカデミー合唱団」のHPには歴史が載っていますが、AHさんもお歌いになったんですね~。
返信する

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