フリッツ・ライナーは1888年ハンガリーのブタペスト出身の名指揮者である。今度
調べて分かったが、ユダヤ系のために米国に渡ったようだ。F.ライナーは、R.シュ
トラウスの教えを受けたこともあって、右手主体の簡潔な指揮だった。(--簡潔
な指揮はK.ベーム、G.セルなどと同様である。)
F.ライナーは、オーケストラ・ビルダーといわれる、オーケストラを徹底的に鍛え
る指揮者だった。1953年にはシカゴ交響楽団の音楽監督に就任、シカゴ交響楽団の
ひとつの黄金期を築いた。ライナー/シカゴの演奏は1950年代、RCAにステレオ
録音されているが、ベートーヴェン交響曲第5番「運命」(*)、ハイドン交響曲
第101番「時計」(この演奏団体は単に「交響楽団」としか記されていないが、メ
トロポリタン、シカゴなどの録音用選抜メンバーである。)などテンポは速く、切
れ味が鋭い名盤である。
(*)この「運命」はとくに超快速!現代的な演奏であり、一聴の価値がある。
本CDは、先日聴いたワグネル・オケの演奏会「記念」に購入したものである。
1955年のステレオ初期に録音されたものだが、いまだに名盤の地位を確保している
演奏である。
なお、ハンガリー出身には名指揮者が多い。ライナーとはじめとして、セル、オー
マンディ、ドラティ、ショルティ、ケルテス等々。古くはニキシュもハンガリー系
である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/d0/98d925ee218791c7f0749683c4a7758c.jpg)
F.ライナー バルトーク「管弦楽のための協奏曲」、「弦楽器、打楽器とチェレス
タのための音楽」他のCD
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/a9/8eee0ff21c145d9b3556f2ea13bb9d59.jpg)
F.ライナー「運命」のLP
調べて分かったが、ユダヤ系のために米国に渡ったようだ。F.ライナーは、R.シュ
トラウスの教えを受けたこともあって、右手主体の簡潔な指揮だった。(--簡潔
な指揮はK.ベーム、G.セルなどと同様である。)
F.ライナーは、オーケストラ・ビルダーといわれる、オーケストラを徹底的に鍛え
る指揮者だった。1953年にはシカゴ交響楽団の音楽監督に就任、シカゴ交響楽団の
ひとつの黄金期を築いた。ライナー/シカゴの演奏は1950年代、RCAにステレオ
録音されているが、ベートーヴェン交響曲第5番「運命」(*)、ハイドン交響曲
第101番「時計」(この演奏団体は単に「交響楽団」としか記されていないが、メ
トロポリタン、シカゴなどの録音用選抜メンバーである。)などテンポは速く、切
れ味が鋭い名盤である。
(*)この「運命」はとくに超快速!現代的な演奏であり、一聴の価値がある。
本CDは、先日聴いたワグネル・オケの演奏会「記念」に購入したものである。
1955年のステレオ初期に録音されたものだが、いまだに名盤の地位を確保している
演奏である。
なお、ハンガリー出身には名指揮者が多い。ライナーとはじめとして、セル、オー
マンディ、ドラティ、ショルティ、ケルテス等々。古くはニキシュもハンガリー系
である。
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F.ライナー バルトーク「管弦楽のための協奏曲」、「弦楽器、打楽器とチェレス
タのための音楽」他のCD
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F.ライナー「運命」のLP
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