7月9日(土)、新日本フィル第642回定期演奏会を聴く(於すみ
だトリフォニーホール)。
今回は、久々に(9年ぶり?)元(第3代)音楽監督C.アルミンク
の登場だ。
「スターツグループ」の特別協賛もあってか、かなりの入場率。
私の2列前には幼稚園か小学1年の女の子が一人で座っていた。
余談:私が新日本フィルの定期会員に「復帰」したのは、アルミ
ンクが音楽監督になったシーズンだった。
<プログラム>
1.バルトーク
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 BB114
--休憩--
2.オルフ カルミナ・ブラーナ
指揮:C.アルミンク
Sop.:今井実希
Ten.:清水徹太郎
Bari.:晴 雅彦
合唱:二期会合唱団(合唱指揮:冨平恭平)
児童合唱:柏少年合唱団・流山少年少女合唱団
(合唱指揮:加藤洋朗)
コンサートマスター:崔文洙
以下、いつもながらつたないコメントを
1.バルトーク
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 BB114
1936年作曲~1937年初演。
この曲を生で聴くのは初めてかしらん。コントラバスが左右に分
かれた「対抗配置」だ。中央には、ピアノ、チェレスタ、ハープ。
その後ろにティンパニ、ドラムス、大太鼓が配されている。
「緩・急・緩・急」の4楽章制。聴く方もなかなか難しい。
(1)緩。アルミンクは指揮棒を持たない指揮ぶり(第2ステージも
同様だった)。ブキミな出だしから徐々にクレッシェンド。
(2)急。リズムの楽章。アルミンクは楽譜を見つつ、要所要所でオ
ケに指示を出す。
(3)緩。少人数アンサンブルが登場。チェレスタの細かい音が走る。
(4)急。ティンパニの強打。チェレスタの奏者がピアノに移り、ピ
アノは連弾に。その後、再びチェレスタに。
--休憩--
喫茶コーナーも満員だ。
2.オルフ カルミナ・ブラーナ
作曲・初演とも1936年。第1ステージのバルトークとほぼ同じだ。
「運命の女神フォルトゥナ、世界の女帝よ」
アルミンクの指揮はかなり大きな指揮ぶり。以前より表情が大き
くなった?
第1部「はじめての春」
二期会合唱団は、女性(声)22人、男性(声)18人。譜面持ち。
マスクなし。
合唱団の「声」はさすが立派だ。女声もさることながら、とくに
男声合唱がすばらしい。
ソプラノと児童合唱(約20人)が入場。
ソプラノ今井さんはやや小柄ながら、目を開いての発声。すばら
しい。児童合唱も頑張っている。
第2部「酒場にて」
第11曲:バリトン晴さんの活躍どころでもあり、キツイ所だ。
第12曲:テノール清水さんによる白鳥の歌。上に抜ける立派な声
だ。
第3部「愛の宮廷」
ここでも今井さんがすばらしい。とくに第23曲ではすばらしい高
音を響かせた。
「運命の女神フォルトゥナ、世界の女帝よ」
最初に戻って、集中力ある合唱でfineとなった。
お隣の高齢婦人がおもむろにバッグから出したのはブラボータオ
ル。一生懸命頭上に掲げていた。
今まで聴いたカルミナ・ブラーナのliveでは「満足度」がかなり
高かったかしらん。
ソリストもさることながら合唱がキーポイントだ。
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