7月20日(木)、横浜市歴史博物館で開催されている「生誕百年
中田喜直展」を「取材」する。
--横浜市在住65歳以上は、常設展と合わせた入場料1200円が
200円になる。
中田先生には、ちょうど50年前(--中田先生50歳)に、第一ホ
テルで開催された「木下保先生古稀祝賀パーティー」に来賓とし
て出席いただいた。
その時、スピーチをしていただいたかどうか、記憶にないが、お
開き後、先生の上等な傘が傘立てからなくなり、
「怖いね~、怖いね~」
と言っておられたことは覚えている。
以前書いたが、私の独身サラリーマン時代、神奈川県立音楽堂だ
ったか、日本女声合唱団の演奏会を聴きに行った。
中田先生が司会で「日本女声合唱団は日本一です」とおっしゃっ
ておられた。指揮三宅洋一郎、ピアノ三浦洋一だった。
たしか、たしか「アダムとイブ」(谷川俊太郎作詩)も歌われた。
昭和18年当時の、東京音楽学校同期の「飲み会」や「寄せ書き」
も展示されている(ご参考→こちら)。
50年前、私の学生時代、中田先生と畑中良輔先生が東京音楽学校
の同期、同志、親友であるとはまったく知らなかった。--畑中
先生も、そういうことは我々にはおっしゃらなかった。
S19年、フィリピンから母へ手紙
飛行機がないので何もできず、「読書のみに一日を過ごしており
ます」とある。
(結局、終戦まで実戦は経験しなかった)。
S20/8/16 4通の遺書
S21/6/22 新声会第1回特別演奏会プログラム
「シューマンの歌とピアノ」
・井上愛子(ピアノ)
・畑中良輔(バリトン)(pf.中田喜直)
・柴田敏子(メゾソプラノ) 旧姓:戸田
(4人の皆さんは昭和18年9月卒業の同期)
・大島正泰(ピアノ/賛助出演)
S22/9/24 畑中良輔独唱会
・ヴォルフ
・石桁眞禮生
・中田喜直「海四章」(pf.中田喜直)
S24年、「夏の思い出」
尾瀬に行ったことがなかったが、すぐに曲想が浮かんで書き上げ
た。母から「お粗末では?」と言われ、大幅に手直しした。
S33年、旅先にて畑中先生から中田先生へ葉書き(図録にはない)
「六つの子供の歌」(注:NHKの「現代日本の歌曲ベスト20」)
第一位おめでとう。
僕も一緒にいます。毎日ウルサクギロンを吹きかけられて弱っています。
いしけたまれお
S52/11/11 第26回横浜文化賞贈呈式
H12/5/23 中田家・日本童謡協会 合同音楽葬
別れの歌 三繩みどり「歌をください」(pf.安藤友侯)
中田先生が亡くなられて23年になる。
10/1(日)まで開催中 原則月曜は休館
図録
p78以降「ゆかりの方々からのメッセージ」がおもしろい。
はいだしょうこさんの思い出
「作曲をする人は、ステキな詞に恵まれないと良い曲が書けないの。だから歌
手は、詞の意味を良く考えて理解して伝えてほしいの。その為には何回も感情
を込めて朗読するのも良いかもね」と。
中田喜直 第一随筆集『音楽と人生』(音楽之友社、1994/3/10)
発売と同時に買ったものだが、タバコの有害性について、繰り返
し訴えている。
(「あとがき」より)
今年こそ必ず出します、と宣言しながら、三、四年も過ぎて、沢山の人に嘘を
ついてしまった。・・・・・・
私は人の意見をよく聞く方だが、言いたいことは遠慮なく言う性格だから、か
なり強く書いた所もある。内容の責任は全部私だけにある。
私の家内は常々「実名をあげて人の悪口を書いてはいけない」ときびしく言っ
ている人だから、この本を読んだらひっくり返ってしまうかもしれない。
だから原稿は全く見せなかった。
私の取材メモ(の一部)
13:14
13:23 あざみ野駅
13:25
13:36 あちゃ~、センター南まで乗り越す。
13:39 センター北へ戻る。
13:42
13:43 雨が降ってきた。用意周到、傘持参でOK。
13:43
13:43
13:47
13:48 横浜市歴史博物館
13:48
13:49
13:49
13:50
13:53 「企画展示室」
「ブルーの入口から中は写真撮影禁止です」
1時間半にわたって「取材」する。
13:54 愛用の細幅鍵盤のグランドピアノ
13:54
15:23 ここは写真撮影&拡散OK!
15:23
15:23 陸軍飛行隊 カメラも趣味だった。
15:23 有名な「新声会」の写真(S28年頃)
15:24 畑中先生と中田先生
15:24
15:24 スキーは一級
15:25 野球も大好き!草野球チーム「ドンキーズ」
15:25 江間章子さんと
15:26
15:28
15:28
15:30 あざみ野中学校校歌の作曲者
15:30 常設展示室も
15:34
15:36
15:37
15:38
15:40
15:43
15:53
15:57
16:04
16:05
16:07
16:10
16:10
16:13
16:17 センター北
16:23 あざみ野に戻る。
16:24
ご高齢の男性が上りエスカレーターの上まで来たところで、杖を
ガランガランと下まで落としてしまった。それを一番下まで降り
ていた女子高生が拾い上げ、猛烈なダッシュでエスカレーターを
上り、高齢男性に手渡すと、すぐにまた下って行った。
加藤シズエや小松政夫ではないが、女子高生に「あんたはエライ
!」と「ピンクレター」をあげたくなった。
16:25
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