今年5月の新刊、小泉純一郎『音楽遍歴』(日経プレミアシリーズ)を読んだ。
パガニーニ、モーツァルト、エルガー、ヴェルディ、マリオ・デル・モナコ、エル
ヴィス・プレスリー、エンリオ・モリコーネなどを熱い想いで語っている。
小泉純一郎は首相在任中の回顧録[出版]を一切断っており、音楽の話ならという
ことで本書の出版となったそうである。
エピソード満載。バイロイト音楽祭に行った話も出ている。
これは別のもので読んだのだが、[西]ドイツの首相は戦後ずっとバイロイト音楽
祭には行けなかったようである。なぜか?ヒトラーが熱中したからである。シュレ
ーダー首相が戦後初めてバイロイト音楽祭に行ったのだが、それを誘ったのが小泉
首相(当時)である。
音楽と政治は<本来>別物であるが、イスラエルでは今でもワーグナーがタブーであ
る。
それはともかく、「好きな曲は、言葉で言えないがなぜかひきつけられる」という
小泉純一郎の言葉にはうなずけるものがある。音楽はリクツから入るものではな
い。あくまで感動が先である。それを上手に言葉に表せる人が真の評論家たりえる
のである。
私もプレスリーとモリコーネを聴いてみたくなった。
パガニーニ、モーツァルト、エルガー、ヴェルディ、マリオ・デル・モナコ、エル
ヴィス・プレスリー、エンリオ・モリコーネなどを熱い想いで語っている。
小泉純一郎は首相在任中の回顧録[出版]を一切断っており、音楽の話ならという
ことで本書の出版となったそうである。
エピソード満載。バイロイト音楽祭に行った話も出ている。
これは別のもので読んだのだが、[西]ドイツの首相は戦後ずっとバイロイト音楽
祭には行けなかったようである。なぜか?ヒトラーが熱中したからである。シュレ
ーダー首相が戦後初めてバイロイト音楽祭に行ったのだが、それを誘ったのが小泉
首相(当時)である。
音楽と政治は<本来>別物であるが、イスラエルでは今でもワーグナーがタブーであ
る。
それはともかく、「好きな曲は、言葉で言えないがなぜかひきつけられる」という
小泉純一郎の言葉にはうなずけるものがある。音楽はリクツから入るものではな
い。あくまで感動が先である。それを上手に言葉に表せる人が真の評論家たりえる
のである。
私もプレスリーとモリコーネを聴いてみたくなった。
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