李相哲『北朝鮮がつくった韓国大統領文在寅』

日本で自民党総裁選に話題が集中している間に、韓国がチョ法相
の後任、秋法相の息子などの問題で大騒ぎとなっている（「今は
もう秋？」）。

韓国は、司馬遼太郎風にいえば、日本以上に儒教の影響が強い。
与野党問わず、このような親族の問題が起きるのも無理からぬこ
となのかもしれない。

韓国は、以前書いたが、100年以上にわたって、親日と反日（親
中）が対立している。こういってはまことに言い過ぎかもしれな
いが、もっとも親日となった時代が日韓併合の時だった、とも言
えるかもしれない。


現在の文政権は、反日・親北・親中政権といっていいだろう。
韓国は、今も引き続き「内乱・内戦」状態なのかもしれない。

そこで、関西在住、テレビでも活躍の龍谷大学教授李相哲さんの
＜同時代レポート＞である『北朝鮮がつくった韓国大統領文在寅』
（2020/4発刊。3月購入）を読んだ。

目次を眺めただけでも、内容が想像されるかもしれない。

＜目次＞
序章　左派に占領されたメディア
第1章　南北会談の秘められた深意
第2章　文政権は北の崩壊を望まない
第3章　左派との内戦に敗れた朴槿恵
第4章　積弊に終着する歴代左派政権
第5章　保守派への恐怖政治

文政権は、安倍さんが退陣したからといって、日本・菅（すが）
首相の歩み寄りを期待しない方がいいだろう（逆もまた真なり
？）。

ちなみに文大統領の任期は、2017年から5年間、2022年までであ
る。



李相哲『北朝鮮がつくった韓国大統領文在寅』（産経NF文庫）