12月6日(金)、中央大学から錦糸町へ。新日本フィル定期の振替
え再び。錦糸町で夕食、牛たんを食べる。
この日は、デイヴィッド・ロバートソン(米、61)による「合奏協
奏曲の世界」だ。
合奏協奏曲といえば、昔、G.ボッセ/新日本フィルで聴いたブラン
デンブルク協奏曲はすばらしかった。
<プログラム>
1.ストラヴィンスキー
室内オーケストラのための協奏曲 変ホ長調
「ダンバートン・オークス」
2.ヘンデル 合奏協奏曲 ト長調
3.ヘンデル オルガン協奏曲 ト短調
--休憩--
4.コレッリ 合奏協奏曲 ト短調「クリスマス協奏曲」
5.ストラヴィンスキー 組曲「プルチネッラ」
指揮;デイヴィッド・ロバートソン
オルガン;水野均
コンサートマスター;西江辰郎
以下、つたないひと言コメントを・・・・・・
1.ストラヴィンスキー
室内オーケストラのための協奏曲 変ホ長調
「ダンバートン・オークス」
弦楽五部は、各パート2人の10人。プラス、ホルン2、フルート荒川
(今月末で退団予定)、クラリネット重松、ファゴット河村の各氏。
パッパッパッのイン・テンポで始まり、後半はジャズのセッション
のようだ。
2.ヘンデル 合奏協奏曲 ト長調
弦5部は8-8-6-6-4。オーボエ2、ファゴット、チェンバロ(森岡さん)。
ヘンデルらしい祝典的な音楽。温かい日差しの中、王様のお出ましだ。
木管が気持ちよさそうに揺れていた。
3.ヘンデル オルガン協奏曲 ト短調
上記2と同編成にオルガンが加わる。Mollの世界--晩秋~冬の音楽。
ストップ数66、パイプ総数4,735のパイプオルガンが響き渡る。
オルガンとオケの掛け合いがすばらしい。終わると、ロバートソンは
2階から降りてくる水野さんをステージ奥で迎えた。
--休憩--
赤ワイン(600円)。
4.コレッリ 合奏協奏曲 ト短調「クリスマス協奏曲」
弦楽五部(8型)+チェンバロ。
コレッリ(1653-1713)はヴィヴァルディ(1678-1741)の一世代
前の作曲家だ。基本的にはイン・テンポ。厳しさの音楽だ。
5.ストラヴィンスキー 組曲「プルチネッラ」
弦楽五部は、5-5-5-4-4。フルート2、オーボエ2、ファゴット2、ホル
ン2、トランペット、トロンボーン。
明るい出だし。これがストラヴィンスキー(1882-1971)?1920
(全曲)、1922(組曲)年の新古典主義時代のものだ。
ロバートソンは上体を揺らしながらの指揮。上品ながら、ヴィヴィッ
ドな演奏。
「合奏協奏曲の世界」に酔いしれた一夜であった。
左がD.ロバートソン
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