人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

11/24 東北旅行(1)青森 三内丸山遺跡

2016-12-02 05:00:00 | 旅行

今年の夏に、「ディスカバージャパン」よろしく、みちのく一人旅をした。

今回は「フルムーン旅行」である。といっても、「フルムーンパス」を利
用してではなく、夏と同様、大人の休日倶楽部パス(東日本)4日間
乗り放題によるものだ。

そもそも昭和57(1982)年、国鉄のコマーシャルに出演した上原謙
と高峰三枝子は、当時73歳と64歳であって、わが夫婦はまだそん
な歳ではない。

11月24日(木)、大人の休日倶楽部パスの初日。夜明け前、3時50
分に起床。心配した雪も降っていないことを確認。あざみ野5時20分
発の各停に乗る。

万一、田園都市線が普通の場合は、横浜市営地下鉄ルートだったが、
その心配はなかった。

カイロこそ持たなかったが、寒さ対策はバッチリ!



5:19 早朝のあざみ野駅


6:18 東京駅新幹線乗り換え口


6:20 21番線 8号車

6:32東京-はやぶさ1号-9:50新青森(予定)


6:21 「こまち号」との連結部分

なぜかカメラを構える人が多い。そういう私も・・・・・・。


6:29 8号車 「本日は(いま空席でも)満席です」


7:00 大宮付近 雪が降りしきる。

11月の積雪は東京都心では観測史上初、降雪も都心や横浜市、甲府市
では11月として1962年以来54年ぶり。(朝日新聞)


7:04 落ち着いたところで、コーヒーブレイク。


8:42 盛岡は青空 仙台も降雪なし。


9:28 八戸~七戸十和田間


9:46 まもなく新青森だ。雪が積もっている。


9:49


9:50 新青森着 1分と遅れなし、すばらしい。


9:51 「よぐきたねし青森へ」


9:53 新青森駅改札口を出たところ


9:53 いかにも青森 ねぶたはこれからよく見ることになる。


9:53 あおもり観光情報センターで「情報」を得る。

屋外では寒いかな~、と思いつつ、三内丸山遺跡へ行ってみる。

遺跡への行き方は、市営バス(片道310円)か、あおもりシャトルde
ルートバス(ねぶたん号)(1回200円)で。



9:53 東口 バス乗り場


10:00 東口バス乗り場より見た新青森駅


10:02 ちょうど「ねぶたん号」が来ていた。10時10分発。


10:02


10:05 女性の運転手さん


10:05


10:23 三内丸山遺跡着


10:23 三内丸山遺跡 

現在は、入場無料だ(--将来は分からないという意味)。


10:24


10:26 「10時半から見学説明(無料)がありますよ~」

黄色のコートを着た人はボランティアのガイドさん
--「三内丸山応援隊」と称するようだ。

私も近くなら、このようなボランティアをしてみたい。


10:26


10:27 「お客様からのお便り」


10:28 「平成25年度縄文の家づくり」


10:29 縄文シアター 映画でざっとした説明を受ける。


10:30 スタンバイ 映写時間は約17分


10:38 男性の平均身長は157cm、女性は147cm。


10:41


10:47


10:49
これからガイドさんとともに遺跡を回る。駆け足見学だ。

(家内もどこかに写っているかな?たしか・・・・・・)。

公式HPもご参照→こちら


10:50 全景の模型

三内丸山遺跡は、標高約20m、広さ約40ヘクタール。
現在の青森駅などは海だったらしい。


10:52


10:53 天候は曇り。


10:56 「環状配石墓と道路跡」

環状配石墓は、周りを大きな石で丸く囲われた墓(雪で覆われてい
る)。


10:56 縄文時代の「道路」を歩く。
--遺跡の「道」は、保護のために埋められている。


10:58 原稿も見ずに詳しい説明--おもしろい!古代史の謎に迫る?


11:00 

三内丸山遺跡は、縄文時代前期中頃から中期にかけて(約5500年
前~4000年前)、長期間継続した大規模な集落跡(HP)

1500年間とは驚きだ。飛鳥時代~現代が「1500年」である。

当初は野球場建設予定地だった。平成12(2000)年、国の特別史
跡に指定された。

*三内丸山遺跡は、「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界
 遺産申請中(→こちら)。可能性は高いのかな。


11:02 「竪穴住居跡」
これまでに、550棟以上見つかる。15棟を復元。


11:03


11:04 「南盛土(もりど)」
大量の土器や石器、土器やヒスイ製の玉などが土と一緒に捨てられ、
約1000年間で丘のようになったという。


11:04 「南盛土」


11:05


11:05


11:06


11:08 「大型竪穴住居跡」


11:08


11:09


11:09


11:11 「大人の墓」


11:12


11:12

当時の平均寿命は30歳。乳幼児が成人になるのは4人に1人だったと
いう。


11:13


11:14 「掘立柱建物」


11:15


11:16 「北の谷」


11:19


11:19


11:19


11:20 「北盛土」


11:21


11:22 「子どもの墓」 
子どもの遺体は土器に入れて埋葬。


11:23 「子どもの墓」


11:24 ここは平安時代のもの(住居跡という説明だったかな)


11:27 「大型掘立柱(復元)」

柱はクリの木だ。
こんな大きなクリの木があったとは、驚き、クリの木、サンショの木?

私が中学時代に教わったのは、「縄文時代は狩猟、漁労、採集」だっ
たが、現在の教科書は「クリ林の管理・増殖、ヤマイモなどの保護・
増殖、さらにマメ類・エゴマ・ヒョウタンなどの栽培もおこなわれたらし
い」と書き換えられている。(『詳説日本史』山川H27)


11:29 エジプトのピラミッドより古い??


11:29 「大型掘立柱建物」


11:30 「大型掘立柱建物跡」

柱穴は直径・深さとも約2m。穴の間隔はすべて4.2mだ。
6本柱の建物と考えられる。


11:31
穴からは直径1mのクリの柱が見つかった。


11:32 想像して復元したものだ。屋根を作るか?議論があった。

神殿?物見やぐら?


11:36 建設業者は大林組。

東京スカイツリー(H24竣工)も大林組だが、それよりも早い。


11:36 高さ14.7m

このクリの大木はコーカサスからの輸入品だという。


11:37


11:38 「大型竪穴住居跡」(復元)


11:38 
このスロープは車いす用に人工的に作ったもの(遺跡にあらず)


11:39


11:39

ガイドさんの説明は大変おもしろかった。行った甲斐があった。
三内丸山遺跡に行かれる場合は、ぜひともガイドさんの説明を!

説明終了後、バスが3、4分で出発というので、走れ走れ~。
夫婦でフウフウ--なんちゃって?


11:45 11時45分発青森駅行 なんとか間に合った。


11:48 


12:15 「アウガ前」バス停着


12:15 アウガ

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