人生ブンダバー

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ソフィア・ヴォイス・アンサンブル第21回定期演奏会

2010-04-19 05:03:30 | 音楽
からっと晴れた4月18日(日)、ソフィア・ヴォイス・アンサンブル(SVE)の
第21回定期演奏会を聴いた。(紀尾井ホール、2時開演)

(プログラム)
Ⅰ 男声合唱組曲「草野心平の詩から」(指揮;篠崎新一)
Ⅱ シューベルティアーデ~ゲーテの詩による作品から
  (指揮;太田務、ピアノ;久邇之宜(ゆきのぶ))
 1.昔を今に
 2.水上の精霊の歌
Ⅲ A Cappella A La Carte
 1.夏
 2.ならず者たる者
 3.郷愁
 4.イパネマの娘
 5.カルテット・コーナー
  a.沖縄民謡「タンチャメー
  b.太陽は燃えている
  c.Dear WOMAN
  d.なごり雪
6.Dance To Thy Daddy 父ちゃんに踊りを
7.TSUNAMI


Ⅰ 男声合唱組曲「草野心平の詩から」(指揮;篠崎新一)
 太田さんも加わって14人の演奏。この曲は私が今よりさらに未熟な大学1年の時に
 歌ったことがある。多田さんが力を注いだ難曲である。

 果たして14人でどれほどの演奏ができるのだろうかと思いながら聴いた。腹筋は
 むろん使っていようが、力みのない演奏、すばらしい響き(--会場がSVEの
 響きを育てる。)で想像以上によかった。

 ポーズを大きく取った篠崎さんの指揮もいつもより大変よかった。第4曲のソロも
 満足することは少ないのだが、よかった。

Ⅱ シューベルティアーデ~ゲーテの詩による作品から
  (指揮;太田務、ピアノ;久邇之宜(ゆきのぶ))
 1.昔を今に
 2.水上の精霊の歌
 少人数のシューベルト--まさしくシューベルティアーデの世界。母音の発声
 がおやっと思うところはあったが、太田さんは自然な流れの指揮でよかった。

 1はややゆっくりめのテンポにひきつけられた。この曲は暗譜でないと「受け
 渡し」が難しいが、その点もよかった。
 2曲目は生で初めて聴いた。剛と柔の変化ある難しい曲。これも無謀な選曲かと
 思ったが、よく歌い切った。

--休憩--

Ⅲ A Cappella A La Carte
 1.夏
 2.ならず者たる者
 3.郷愁
 4.イパネマの娘
 5.カルテット・コーナー
  a.沖縄民謡「タンチャメー
  b.太陽は燃えている
  c.Dear WOMAN
  d.なごり雪
6.Dance To Thy Daddy 父ちゃんに踊りを
7.TSUNAMI

休憩後は、カルテット・コーナーも含み、変った曲あり、スタンダードあり、沖縄
民謡あり、楽しい編曲で、肩のこらないアットホームなステージだった。お客さま
もシーンとなって聴いており、温かい拍手が続いた。私自身は「イパネマの娘」が
ポルトガル語だったとはうかつにも知らなかった。

アンコールに歌った英語の歌が、さすが上智を母体とした合唱団、うまかった!

終演後はいつも出演者がロビーに出てくる。私は白子さん、藤森さんと握手をして
家路に着いた。

それにしても聴く方は気楽だが、12、3人で演奏するのは大変なこと、尊敬である。
なお、毎年思うことだが、プログラムの解説は資料的意味合いもあり、大変キッチ
リしている。(私には細かい字だが・・・・・・。)





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