吉田秀和さん(→こちら)の著書に『この一枚』というものがあるが、
私のお気に入りのCDを10枚挙げよと言われたら困るだろう。おそら
く50枚以上になるのではないかしらん。
*その昔、私がほとんど新入社員時代、クラシックレコードマニア
のY部長代理(大阪のご出身)に、「何が一番いいですか」と質問
したら、「一枚言うたかて、あれもええし、これもええというモン
ちゃいますか~」と言われたことがあった。
一度、ジャンル別に整理するとおもしろいのかもしれない。その中か
ら、比較的最近に繰り返し聴いたCDを選んでみた。
タリス・スコラーズの「ALLEGRI MISERERE」はすばらしい。
戦前、関学秘蔵の「ウ・ボイ」ではないが、これはシスティーナ礼拝
堂で門外不出の曲だったが、天才モーツァルトが採譜した逸話が残っ
ている(→こちら)。
この演奏こそ何回聴いても飽きないものと言えるかもしれない。
W.サヴァリッシュ R.シューマン交響曲全集
これまたすばらしい!シューマンの「感情」を余すところなく「再現」
した演奏と言っても過言ではないだろう。W.サヴァリッシュの代表作
でもある。演奏は当時東独のドレスデン国立管弦楽団(1972年録音)。
ドヴォルザークの交響曲第8番、第9番「新世界より」
スタジオ録音であるが、珍しく大いに燃えるサヴァリッシュがおもし
ろく聴ける。サヴァリッシュがこれほど自分をさらけ出すのは珍しい。
演奏はフィラデルフィア管弦楽団(録音は1989/88)。
ちなみにサヴァリッシュは、和暦で言えば大正12年生まれだった。
最新の画像[もっと見る]
- 12/8 東響第98回川崎定期 J.ノット 6時間前
- 12/8 東響第98回川崎定期 J.ノット 6時間前
- 12/8 東響第98回川崎定期 J.ノット 6時間前
- 12/8 東響第98回川崎定期 J.ノット 6時間前
- 12/8 東響第98回川崎定期 J.ノット 6時間前
- 12/8 東響第98回川崎定期 J.ノット 6時間前
- 12/8 東響第98回川崎定期 J.ノット 6時間前
- 12/8 東響第98回川崎定期 J.ノット 6時間前
- 12/8 東響第98回川崎定期 J.ノット 6時間前
- 12/8 東響第98回川崎定期 J.ノット 6時間前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます