欧米では、日本のようにむやみにレコードやCDを買い求めたりしないという話を
読んだことがある。演奏会に行くことが日常化しており、演奏会チケット自体も安
いことが一因なのだろう。
宇宿允人さんは、CDは音楽の缶詰なんですよと笑っていたが
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一気に読んだ。時の人野村克也の監督論である。第2章「私が見た『名監督』た
ち」がおもしろい。「名監督」として取り上げられているのは、星野、西本、上
田、古葉、広岡、森、王、鶴岡、三原、水原、川上(ページ順)である。長嶋、落
合は
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以前書いたようにスウィトナーのモーツァルトが絶賛されたのは1970年代だった。
N響の定期会員として彼のモーツァルトを聴いたこともあった。
スウィトナーはしばらくしてシュターツカペレ・ベルリンを指揮してベートーヴェ
ンの交響曲全集を録音した。第6番「田園」などはいまだに現役盤である。
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ショパンは1810年にポーランドで生まれ、1849年にパリで亡くなった。まさしく19
世紀前半の人である。前期ロマン派ショパンは多くのピアノ曲--キャラクター・
ピースといわれる小品[集」を作曲したピアニストであった。
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[昨日NHKで放送、ホグウッドの「スコットランド」はクレンペラーもびっくりの速さ、
激しいメンデルスゾーンだった。NHKhiメトの「トリスタンとイゾルデ」では歌手
の体
格のよさにこれまたびっくり。]
10月11日(日)、毎月のように行くすみだトリフォニーホールへワグネルのオケを
聴きに行ってきた。すみだトリフォニーホール大ホールは約1800席 . . . 本文を読む
[昨10月10日(土)の第76回NHK全国学校音楽コンクール(小学校の部)を視聴
していたら、桑原妙子先生が審査員の一人として紹介されていた。今日はご自身の
指揮する合唱団が全日本合唱コンクール関東支部大会(於宇都宮)へ出場されるは
ずだが・・・・・・。]
O.スウィトナーは旧東独の指揮者。N響の名誉指揮者として有名だった。1970年代
は大活躍だった。私も昭和52(1977)年、
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[10月10日は昔でいえば体育の日である。45年前のこの日(今年と同様土曜日)は
東京オリンピックの開会式だった。今年生誕100年になる古関裕而作曲のオリンピ
ック・マーチに合わせて入場する日本の大選手団をテレビで観たことを昨日のこと
のように覚えている。(年齢が分かる?)]
書店で、どうした風の吹き回しか、小説それも有吉佐和子を購入した。有吉佐和子
は30年近くにわたって活躍したが、 . . . 本文を読む
先月9月29日(火)、二期会の創設者の一人、中山悌一さんがなくなった。89歳だ
った。中山さんは木下保先生の教え子だった。上野の師範科を受験しようと木下先
生に声楽を習いに行ったところ、「君、声楽科を受けてみないか」と勧められた話
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歌劇「夕鶴」は、木下順二の戯曲『夕鶴』を台本とした團伊玖磨作曲の傑作であ
る。「原作を一言一句変えてはならない」という木下順二の条件の下に作曲され
た。
昭和27年の初演では、「つう」を原信子(58歳)、大谷洌子(きよこ)(33)
(*)、「与ひょう」を木下保(48)、柴田睦陸(38)のダブル・キャスト、 . . . 本文を読む
用賀の優文堂書店に「飛び込ん」だら、「三島由紀夫」という文字に目が止まり、
本書を購入した。著者は昭和17(1942)年生まれ、早稲田大学卒業。雑誌の編集畑
で働いてきた人である。帯には「まだ誰も知らない、本当のミシマ。最後の三島担
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ネット検索で見つけたワセオケ秋季演奏会に行ってきた。(9月28日(月)、新宿
文化センター)
午後6時半の開場より10分ほど前に会場に着いたら、ロビーは大変な熱気と長蛇の
列。私は指定席で聴いたが、当日は自由席券もあったので、「最後尾はこちら」の
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9月27日(日)午後、文京シビックホール大ホールで東京都合唱コンクール[一般 A・B]を聴いた。文京シビックホール大ホールは座席数1802席、平成12(2000)年 にオープンしているが、ここで聴くのは初めてだった。最寄り駅は後楽園で東京の . . . 本文を読む
ピアニスト内田光子は、私の2歳年長である。昭和57(1982)年ロンドンでモーツ
ァルトのピアノ・ソナタ全曲演奏会を開催し、大絶賛された。すぐにフィリップス
で録音の話がまとまり、モーツァルトの全曲録音となった。
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松竹新喜劇を生で初めて観たのは、昭和42(1967)年8月、名古屋御園(みその)
座午前11時開演の舞台だった。劇団結成20周年記念。「リモコン浮気」、「綱の上
の人生」、「はなの六兵衛」の3本立てだった。渋谷天外も口上にだけ立った。(*)
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