満州事変は関東軍によるワシントン体制への挑戦といってもいいのかしらん。
では、満州事変によってできた「満洲国」とは何だったのか。それを多面的に考察したのが山室信一『キメラ--満洲国の肖像』(中公新書)だ。新書版としては428ページと分厚い。
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「満洲事変」をウロウロしていたと思ったら、本を整理している間に服部龍二先生の本に移行してしまった(笑)。
『大平正芳』に続き、『高坂正尭--戦後日本と現実主義』(中公新書)を読む。
京大法学部教授高坂正尭先生は、平成8(1996)年に . . . 本文を読む
今年は、大平正芳の生誕110年、没後40年だ。服部龍二『大平正芳 理念と外交 増補版』(文春学藝ライブラリー、R1[2019])を読む。
服部先生は、昭和43(1968)年生まれ。京都大学法学部卒業。中央大学総合政策学部教授。 . . . 本文を読む
戦前の「昭和史」研究は、専門化が進み、日進月歩状態といっていいのかしらん。
昭和の軍人の研究最先端をまとめた筒井清忠編『昭和史講義【軍人篇】』(ちくま新書、2018/7刊)を読む。
中では「石川信吾」が . . . 本文を読む
3月11日(水)、最高気温20℃。4月のような暖かさ。絶好のウォーキング日和。
午後、家内と驚(おどろき)神社までを、途中銀行などに立ち寄りしながら、ゆっくりと往復する。
以前書いたかもしれないが、驚神社は奈良時代の創建と伝えられ . . . 本文を読む
日本史の教科書として定評のある『詳説 日本史』(山川出版社、2019)のp296に、
日本政府は憲兵隊を常駐させるなどの準備のうえに立って、1910(明治43)年に韓国併合条約を強要して韓国を植民地化し(韓国併合)、・・・・・・(略)。 . . . 本文を読む
3月9日(月)午前、ポスティング連絡のため、団地を歩く。
あざみ野第一小学校で子供たちの声が聞こえる。よく分からないが、もしかしたら保護者付きで開放しているのかしらん。
午後、リュックに不要になった本17冊を詰めて、ブックオフへ。店員は、 . . . 本文を読む
昨年は古関裕而生誕110年だった。3月30日(月)から古関裕而夫妻をモデルにした朝ドラ『エール』(→こちら)も始まる。
昨年12月、古関裕而の自伝『鐘よ鳴り響け』が集英社文庫から発売になった。
古関は平成元(1989)年に80歳で亡くなったが、本書には、氏の誕生から . . . 本文を読む
3月5日(木)、OB練習は新コロナ騒ぎで休み。
昼頃、自由が丘の叔母さんへ電話--留守電になる。「もしも~し、今日も練習がないので、早めにお邪魔して早めに失礼します」(その後、叔母さんより返信なし。いささか心配になる)。
ともかく、いつもより1時間ほど早く叔母さん宅を . . . 本文を読む
3月4日(水)、まだ明るい午後5時から、あざみ野クラブの先輩と計4人で、地元のガストにて飲み会。
新型コロナウイルスにやや脅えつつ、「注意してやりましょう」ということに(笑)。
前回は昨年9月だったが、私も含め、誰も覚えていなかった。
ガストは、今どきガラガラかと思いきや、 . . . 本文を読む
3月3日(火)、家にこもっていても健康によろしくないと、何年かぶりに鶴見川沿いを歩く(約5km)。
鶴見川は、東京都町田市から横浜市鶴見区まで約42.5kmを流れる一級河川だ。
青葉区市ヶ尾あたりでは、 . . . 本文を読む
久しぶりに野島博之『謎とき 日本近現代史』(講談社現代新書、H10[1988]/8刊)を読む。買った(読んだ)のはもう20年以上前(!)だ。野島博之先生は、本書のプロフィールによれば、「1959年、三重県生まれ。東大文学部卒業。専攻は . . . 本文を読む
3月1日(日)、東京マラソンを視聴後、天気もよかったので、家内と都筑区の東山田駅からセンター南駅まで約5km(7,500歩)をのんび~りと散歩する。
このコースは初めてだったが、ほとんどがステキな遊歩道(「せきれいのみち」)と . . . 本文を読む
3月1日(日)、東京オリンピック男子代表の残り1枠を争う東京マラソンを視聴。9時10分に東京都庁前をスタート、東京駅前ゴールの42.195kmで行われた。日本人トップは、28歳の大迫傑が2時間5分29秒の日本新記録をマークして . . . 本文を読む
加藤陽子さんといえば、平成21(2009)年に『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(朝日出版社)を発刊している(→こちら)。
本書は、それ以前の平成14(2002)年に新書(講談社現代)として発刊したもので、本書があって後の『それでも、~』があると言えるかしらん。
本書の時点で、既に加藤先生らしい「問い」は . . . 本文を読む