がん治療 手術 放射線 どちらを選ぶ？

おはようございます
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読売新聞記事の抜粋です

日本で昨年作られた治療方針では、「放射線治療も可能」としている
ものの、手術を優先する内容になっているそうです

しかも、米国では手術の対象を１期から２a期までに限ったのに対し、日本
の方針はさらに進行した２b期でも手術を推奨しているのだとか

２b期は、がんが子宮の外側に広がった状態で、再発を防ぐ狙いから
手術後に放射線もかける必要があります
ところが、手術後に放射線をかけると、副作用が増幅されて３倍程度に
なるとされています

東大放射線科の医師の山下英臣三先生は「手術後に放射線をかけた
場合と、手術せず放射線だけの場合では、どちらが効果が高いか
データはない。副作用を考えると２b期なら手術せず、放射線治療を行う
とした米国の治療方針は合理的」とおっしゃっています

手術を勧める日本の方針は、いたずらに副作用を増やす恐れがあると

１，２期とも、手術でリンパ節に転移が見つかった場合にも、放射線照射を
追加する。千葉大放射線科教授の伊東久夫先生は「放射線治療だけの
場合より、治療成績が良いかどうか分からない。

後で放射線をかけるくらいなら、最初から手術ではなく放射線治療をした方
が良い」とおっしゃっています

子宮頸がんでセカンドオピニオンを受けた結果、放射線治療を選んだ女性は
「最初の病院では、放射線治療の説明がなかった。これでは納得して治療を
選べない」と話しています

医療界に、手術への過信があるのではないか・・・
と記事では提言していました

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