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私の心に残る一冊

2009年07月03日 05時04分37秒 | 健康ワクワク倶楽部

おはようございます。漢方 治療 漢方相談は専門薬局 東京 町田 河合薬局です。

毎月お送りしている、お便りの7月号から。神奈川県の津久井町青野原、高城商店の奥さん高城桂子さんは、もう一つ、地元でコミュニティ図書館「あおぞら文庫」を開設し運営活動を行なっています。先日、NHK「私の1冊」を観た高城さんからメールが届きました。

「実はあおぞら文庫の10周年記念誌・季刊誌発行の案が出ました。その中に文庫や高城商店と関わりのある方に、思い出やお薦めの本紹介を載せてみたい、なんて話したのを、TVを観ながら思い出していました。河合さんにもメールでお願いしてよろしいでしょうか?」という内容です。

そこで私は高城さんに返事を出しました。「NHKテレビ私の一冊は、我が家では家内が大好きです。私は「だんだん」を見てチャンネルを変えてしまいますが。子供達には「本を読め~」とうるさく言いますが、恥ずかしながら自分自身は読書家ではありません。お勧めの本紹介、よいアイデアだと思います。

私の想い出の本はというと・・・ホントに恥ずかしいのですが、子供の頃、伯母に買って貰った「明るい話、正しい人」という子供向けの本です。シリーズで出ているようですが私の想い出はシリーズ1です。

小野道風(おののとうふう)の逸話「柳に飛びつく蛙」では、根気よく諦めないことを学び、ペスタロッチの「ガラスのかけらを拾って」から優しい心を教わりました。林羅山の教え「ざる頭」は、勉強を欠かさない大切さを説いています。

子供向けに短編の逸話が紹介されている、とても心に残っている想い出の一冊です。何度も何度も繰り返し読んだ記憶があり、40年以上経った今も内容を覚えているのです。

ささやかな読書体験ですが、私の人格形成に少なからず影響を与えた1冊です。ぜひ青空文庫の子供達にも読んで欲しいなあと思います。

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