正月休み明けの小児科外来は例年、比較的空いている。
インフルエンザさんが少々来院するくらいで、あとは定期診察のお子さん程度。
昨日も午前は20人くらいの患者さんで、午後は健診とワクチンだった。
でも、保育園児の熱はふつうとはいえ、新型コロナじゃないとは言い切れない。
熱がなくて咳があるだけの子も、新型コロナじゃないとは言い切れない。
だから、不織布マスクの上にフェイスガード(あるいはアイガード)をつけて診察している。
そして、SpO2モニターを使うことも増えた。
新型コロナの影響で医業収入が減っているトップは小児科。
12月15日から、6歳未満の乳幼児の小児科外来診療報酬が100点アップした。
うちでは6歳未満は包括にしているが、その診療料にプラスされるからありがたい。
健康な子どもは新型コロナに罹患しても、軽症かまったく症状がないこともある。
けれど他の人に感染させることはあるわけで、それを本人も周囲も理解しなければならない。
でも、子どもにとって学校や園での集団生活はご飯と同じくらい大切なこと。
だから、関東圏の緊急事態宣言で休校や全国テスト中止の判断をしなかったのは評価したい。
とはいえ、学校でのクラスターも増えているし…
西浦博教授が「首相が予想している対策では感染者は減らない」とシミュレーションしている。
飲食業のみ時短にしても無理ということ。
政府が非公開にしているデータを公開したということは、危機感の現れ。
これは政府も動かざるを得ないだろうな。
結局「自分が感染しているかもしれないと思って常に行動する」ことしかないのかな。
重症化しやすいおじいちゃんおばあちゃんにはお互いマスクをつけて会うか、
リモートで会うか、しかないのかな。
各国で新型コロナのワクチンが始まっている。
イスラエルでは3日夜までに総人口の13%に接種されたとのこと。
総人口の60%くらいが接種すれば、ワクチンの効果が目に見えるものになってくるはず。
そこで効いているか効いていないかもわかるはず。
可能な限りの感染対策をして、この冬を乗り切りたい。
(でも今の緊急事態宣言だけではまだまだ感染拡大するだろうな)
朝読んで書いて、仕事して。
こんな時期に読むのも書くのも仕事も楽しいって、まわりのみんなに感謝。
横手市の積雪量が昨夜で169㎝、除雪事故も増えて、自衛隊災害派遣が要請された。
夫氏の角館も同様で「秋田は大丈夫か」と電話があったが、秋田市はまだ少ない。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)