日本児童文学者協会の機関誌「日本児童文学」。
創作特集は「ディスタンス」。
冒頭の詩に加えて、今号から俳句と短歌が掲載されている。
俳句のトップバッターはおおぎやなぎちかさま。
俳号の北柳あぶみではなく「児童文学作家おおぎやなぎちか」として書かれたのかも。
私にも、すっと理解できる、子どもの学校場面を詠まれたやさしい7句「おはよう」。
「教室もノートも四角外は雪」
これ、窓の四角もみんなに見えてますよね。すごい。7句みんな。
濱野京子さまの「壁」は、ふしぎな味わい。
読んでからはっとした。これって、現在の入国制限そのものかも。
連載は佐藤まどかさまの「仮想家族」。
あいかわらずすごい読み物で、どう展開してゆくのか楽しみ。
(昨年の紅白のGReeeeNの映像が思い出され)
TVで新型コロナのコメンテーターをされている岡田晴恵教授の掌編「浜辺の糸電話」も掲載。
「人のぬくもり」の温かさが伝わってくるようだった。
高橋秀雄さまが編集長をされていたとき、私は掌編を書かせていただいたが、
今回はじめて、エッセイ担当になった。
タイトルは「子どもが感じる距離」。
テーマは「ディスタンス」だなと、小児科医の日常を書いて送付すると、
奧山編集長からダメ出しが。
でもこれが最高のダメだしで、じっくりと「小児科医として伝えられること」を書いてみた。
論文を引用させていただいた国立成育医療研究センター小枝達也先生の著書たち。
発達障害を診る場面で活躍中。
エッセイ、書かせていただき、ありがとうございました!
編集後記にもご紹介いただき、感謝です。
自分にできることを、これからも書いてゆきますね。
昨日の予防接種外来はインフルエンザワクチン以外のワクチンばかりだった。
インフルエンザって、コロナの感染対策で予防できるんだな。
健診やワクチン、緊急事態宣言下でもみんなしっかり受けてくれますように。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)